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シン・ケニーのひとりごと通信

グラミー賞2025 クィンシージョーンズトリビュートとロスアンゼルス山火事支援
















今年のグラミー賞を風邪でベッドで寝ている中、薬でやや朦朧としている中WOWOWオンデマンドで見ました。

先月のロスアンゼルスの山火事の影響で開催も危ぶまれた中、ロスアンゼルスのために音楽業界としてなんとか支援したいという気持ちが溢れた授賞式になりましたね。司会は、5年連続で南アフリカ出身のコメディアン トレバー・ノア。オープニングからLA頑張れが詰まっていましたね。
さて、マイベスト5はこれ。

1位.昨年亡くなったクィンシー・ジョーンズに捧げるコーナーがウィル・スミスが司会でハービーハンコックのピアノ伴奏でシンシア・エリヴォが、フランク・シナトラのためにジョーンズがアレンジしたことで有名になった「Fly Me to the Moon」を歌い、その後、ステージにはビッグバンドが登場にワクワク。レイニー・ウィルソンとジェイコブ・コリアーが「Let the Good Times Roll」をプレイ。そしてスティービーワンダーとハービー・ハンコックが1台のピアノとハーモニカでジャズのスタンダードナンバー「Bluesette」を演奏。その後、クインシーがプロデュースした「We Are the World」今もなお輝き続ける名曲。そしてトリビュートラストは、まるでマイケルジャクソンの格好をしたジャネール・モネイがマイケル・ジャクソンの「Don’t Stop Till You Get Enough」をカヴァ-して会場がディスコになっていました。

2位は、昨年リリースしたコラボ作「Die With a Smile」が大ヒットしたレディー・ガガとブルーノ・マーズ。2人がステージでパフォーマンスを披露することが決まったときはこのナンバーを披露するのではないかと言われていたが、急遽変更。山火事で被害を受けたロサンゼルスへの愛を込めて、1960年代に人気を集めたフォークグループ、ママス&パパスの名曲「夢のカリフォルニア」ロスアンゼルスやカリフォルニアといえば、僕は「夢のカリフォルニア」「ヴェンチュラハイウェイ」「ホテルカリフォルニア」なもんで、ウルウルが止まりませんでした。

3位は、最優秀年間アルバム賞のプレゼンターとして登場したのはロサンゼルス郡の消防士たち。山火事を消し止め、住民を救出するために命を賭けて闘った消防士たちをセレブたちがスタンディングオベーションで称えた。その消防局のチーフとキャプテンが授章式のフィナーレを飾る年間最優秀アルバム賞を受賞したのはビヨンセ。これまで4回ノミネートされていたが、これが初の受賞。となる。あまりにも逃してきたことから、ジェイ・Zも含めたファン&サポーターから「ビヨンセには小さな賞しか与えない」「人種差別だ」という声も上がるほど。消防士からトロフィーを受け取ったビヨンセは「私たちの安全を守ってくれる消防士たちに感謝し、謝意を表し、賞賛したいと思います」と語り涙が止まりませんでした。

4位は、最優秀新人賞は、申し訳ないけど誰一人知りませんでした。キュートなサブリナ・カーペンター、エキセントリックなドーチー、バク転までするベンソン・ブーン、全米15週1位も知らないシャブージーといったメンバーを差し置いて新人賞を受賞したのは、中西部の田舎から出てきた見た目びっくり、歌は最高なチャペル・ローン。マイクの前でノートを広げると「もし私がグラミー賞を受賞し、音楽界で最もパワフルな人々の前に立つことができたら、こう言おうと自分に言い聞かせていました」と語り始めた。「レーベルやアーティストから何百万ドルもの利益を獲得している業界に対し、特に発展途上のアーティストに生活できるだけの賃金と健康保険を提供するよう要求しようと。特にコロナ禍の時は先行きが見えなかった。私たちをあなた方の従業員として扱ってください。」というメッセージにウルウル。

5位は、最優秀ラップアルバム賞を受賞したドーチー。プレゼンターのカーディ・Bからトロフィーを受け取ると「この賞は1989年に始まりました。3人の女性が受賞しています。ローリン・ヒルとカーディ・B、そしてドーチーです」と自分が受賞した意味の大きさについて話すドーチーについて全く知りませんでしたが、パフォーマンスも素晴らしかったです。

次点は、最優秀ラテンポップアルバムを受賞したのは、この日が48歳の誕生日だったシャキーラ。プレゼンターのジェニファー・ロペスから祝福されたシャキーラは「この賞をこの国にいる移民のブラザー&シスターたちに捧げたい。みなさんは愛されています。みなさんはそれに値します。私はみなさんたちと闘っていきます」とコメント。トランプ大統領の不法移民取り締まり政策で揺れる、主にラテンアメリカからの移民のコミュニティにメッセージを送った。「そして家族のために毎日一生懸命働いている女性たちにも。みなさんは真の意味で貪欲な女性(She Wolves)です。ですからこの賞はみなさんのためのものでもあります」と語ったシャキーラ、2007年シドニー駐在中にマイブレイクしたシャキーラもセクシーだけでなく、強さを持って久しぶりに再会。懐かしかったです。


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