昨日はまとまった雨が降った。今朝は気持ちがいい青空です。
ここ最近の関心事といえば・・・
大きな被害を受けたインドネシア・アチェ州などで、孤児となった子どもたちが「保護」名目で連れ出され、行方不明になっていると報じています。
ユニセフ(国連児童基金)によると、400人にも上っています。
アチェ州では、親を亡くした子どもたちが推定3万5千人、スリランカ北部でも3千人以上とされています。
インドネシアでは、以前から貧しさのため、人身売買が行われていて、子どもたちは船でシンガポールやクアラルンプールに運ばれていて、迎えの船に引き渡されているのだとか。
そして、こうした子どもたちは、子どものいない白人家庭に売られたり、7~8歳の少女は売春組織に、また臓器売買の対象にもなるという。
ユニセフによると、世界中で人身売買の犠牲になっているのは、年間70万人から400万人。
そのうち、18歳未満の子どもたちは120万人と推定さされています。
国連のアナン事務総長の「緊急な援助を!」がなければ、子どもたちの安全は守られないのです。
臓器売買では臓器が売れる市場があるとことであろうが、その場所はどこであろうか?
一度調べてみたい。
ユニセフのホームページより
スマトラ島沖地震
子ども400人が「保護」と称され連れ去られる
ユニセフ、捜索と対策に奔走
インドネシアでは、身元や保護者の有無の確認が行われないまま、被災地アチェから、数多くの子どもが「保護」の名のもとに連れ出されはじめています。同国社会福祉省などによると、これまでに400人近くがアチェからジャカルタに連れてこられ、「里親」を申し出た人々や「親戚」を名乗る人々などに「引き取られ」たりモスクなどで保護されていると報告されていますが、殆どの子どもの所在がわからず、実質的に「行方不明」状態にあります。また、現地では、子どもが人身売買目的で連れ出されているとの報道もされています。
ユニセフは、孤児の養子縁組については、子どもの世話をする意思と能力がある保護者や親戚、あるいはコミュニティ・メンバーが誰一人としていないことが確定した場合に限るという活動原則を持ち、紛争や今回の場合のような緊急事態においても、同様の原則を堅持し、少なくとも2年間という期間を家族の追跡調査のために費やしています。これまでの膨大な経験から、緊急事態の中で家族と離れ離れになったとしても、そうした子どもたちは必ずしも孤児ではないということが明らかになっているからです。また紛争や自然災害などの緊急事態のさなかにいる子どもたちは、暴利をむさぼる悪辣な犯罪者による搾取の被害に遭いやすい、ということも経験上明らかになっています。そうした破廉恥な犯罪者は、往々にして養子縁組の斡旋業者を装っています。
インドネシアを始め被災各国で、ユニセフは、現地政府やNGOなどと共同して、被災地で保護者から離れ離れになっている子どもの発見・登録やサポートセンターの開設を始めています。