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日本生まれの小児はりが世界に出た

2015-01-18 11:38:12 | ブログ
日本の小児はりは、300年前の文献から記載を確認することが出来
ます。大阪の河内地域で発生したと考えられます。
ただ成り立ちは一子相伝で流れているためにほとんど分かっていませ
ん。

一子相伝とはその跡継ぎの子供にしか伝えないということです。
そのために幾つもの流派が消えてしまいその経験やデータが失われた
のは残念なことです。

現在小児はりが鍼灸師の間で認識されて活発になってきました。
現在の医療制度は東京都の場合(地域によって違うと思いますが)中
学生まで無料になっています。

小児はりが発達した理由の一つが高い乳幼児の死亡率。
明治大正時代は富国強兵の流れで殖産興業などが乳幼児の死亡率に影
響していたのではいかと思います。(女子の働く現場が過酷の環境)

そのために特に子供の予防医学としての小児はりが着目されたのでは
ないかと推測します。

疳の虫といえば夜泣きや癇癪ばかり目がいきますが、疳は元々は、
症状のパターン分けした一つです。
5つに分類されたものがいつの間にか夜泣き、癇癪がメインになって
しまいました。

子供の医療費が無料の日本にどのように予防医学としても優れている
技術を残していくのが課題になっています。

小児はりは皮膚を特殊な鍼でもって刺激します。
流派によって色々な作法があります。
柔らかい刺激からハードな刺激まであります。

受けている子供の適例年齢はおよそ10才前後です。
ただ症状が長いと大人のように刺入して治療する場合もあります。
6歳辺り(小学校前)までは刺入することはほとんどありません。

私達グループは、ベトナムに技術を移植しました。
定着するかどうかが気にかかるところです。

日本では小児はりの会も活発になり、ドイツアメリカの鍼灸師に認知
され技術が伝わっています。
指圧の様に海外で技術が伝わり残る可能性が高いと思いました。


テラフィあけぼの橋

◆営業時間:10:00~21:00
◆定休日:不定期
◆場所:新宿区住吉町8-6 野村ビル1F

都営新宿線「曙橋」駅A3出口徒歩0.5分
東京メトロ「四谷三丁目」駅消防署出口徒歩7分

電話 03-3341-1846
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