扶養内で働く際に注意したいこと

介護職と家庭の両立を目指すために

介護職が扶養内で働く際の注意点

2024-06-28 10:10:55 | 負担

「扶養内で働く」とは、配偶者や親などの扶養者の所得税や社会保険料の控除対象となることを意味します。扶養内で働く場合、一定の収入や勤務時間の上限があります。2023年度の場合、年収103万円以下、月収85,000円以下、週20時間以下が目安です。

扶養内で働く場合、給与や賞与などの所得に対して所得税や住民税がかかりません。また社会保険料も扶養者が負担するため、自分で支払う必要はありませんが、将来的に自立したい場合や世帯収入を増やしたい場合は、自分で社会保険に加入することを検討してもよいでしょう。

介護職は以前に比べて、シフト制やパートタイムなどの柔軟な働き方が可能となり、限られた時間を扶養内で働く人も増えました。しかし、介護職は職場にもよりますが、急な対応が求められることもあります。扶養内で働く場合は、自分の収入や勤務時間を常に把握し、上限を超えないように注意する必要があります。

また介護職の場合、給与の他に介護処遇改善手当など、特別な手当が支給されたため上限を超えてしまうケースもあります。面接や面談の際に、勤務時間や各種手当の有無についての確認をしっかり行いましょう。

介護職は、高齢者や障がい者などの人々の生活を支えるやりがいのある仕事ですが、同時に精神的や肉体的な負担も大きい仕事です。自分の現在の状況や体調などと相談しながら、扶養内の範囲で働くことも大切です。自分らしく働き続けることで、将来的にキャリアアップも可能となります。ほかにも注意しておきたい点がありますので、参考サイトからも情報を取得してみてくださいね。


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