どん底から

残念ながら5月はどん底になってしまいました。
創作活動に悩みはつきものですが、今回はちょっとひどいですね。
しかし、不思議なもので、将棋ミステリーに限らず、今の創作活動は昔と違って
このことで生計を立てているわけではないし、クライアントに頼まれたわけでもなく、
自分が勝手にやっていることにすぎないのですが…それでも難しくなりますね。
もっと気楽にやれるはずなのですが、良く言えば、真剣に取り組んでいると言えるでしょうが
肩に力が入っていると、うまくは行きませんね。

野球の桑田投手の本を読んでいたのですが、一時期、フォームが全く分からなくなり、
得意のカーブでさえ、自分がどう投げていたのか分からず、悩んだという話がありました。
野球の投手も打者も、ストライクを投げたい、打ちたい、と思いすぎることで力が入り、
逆に良いボールが投げられない、力んで打てないということがあります。
シナリオ創作も似たところがありますね。

とはいえ、私の場合はそんなに高いレベルではやっていないし、元からフォームなどは
確立されていないので、どんどん投げ込んでいくべきだとは思うのですが、
うーむ、なかなか自分の中のアクセルが入らないですね。
原因は20個くらいはありそうです。これは冗談ではなくて、創作の技術的な問題から始まり、
肉体的精神的な問題、具体的にはパソコン作業の環境とか、モチベーションの高め方など、
各分野ごとに様々な問題があるでしょう。それらを抜き出して、一つずつ解決していく
作業が必要になりそうです。
ま、これを書いているということは、ちょっとはマシになったかもしれませんね。