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好きなことをできる喜び かみしめ日記

夢を叶えるためには、もっと死にもの狂いにならなきゃね。
と自分に言い聞かせている LEEの徒然日記

「孤島の鬼」読了

2017-09-12 14:11:15 | Weblog
結構前から読み始めていた江戸川乱歩の「孤島の鬼」やっと読み終わりました。


以下若干ネタバレありです。


江戸川乱歩の作品を読んだことがある人には言うまでもなくですが、所謂「推理小説」とはちょっと違いますよね。
この作品は、江戸川乱歩作品の中でも特にそうなんじゃないかな?
巻末の解説にも書いてますが、殺人犯は結構早い段階で分かっちゃいます。
それも、推理を重ねて、ってわけでもなくね。
あー、まあ、一応、語り部である主人公以外の人二人はそれなりに考えて導き出したりしてんのか? 
やーでもなー、まさに今、殺そうとしてます。っていうのを唐突に主人公が目撃して、「やっぱそうか!」やったしな。

ま、とにかく、この作品は、推理を楽しむものではないですからね。
それでいいんです。
じゃあ、何を楽しむのかって、って聞かれると、答えるの、難しいですね。
わたしがこの話に興味を持ったのは、「二青年図」を読んだからなんやけど、かといって、簑浦と諸戸のやり取りを楽しむために読んでたわけではない。
丈五郎の残忍さ、醜さを楽しめるような人でもない。
うーん。なんやろうなぁ。
そもそも、江戸川乱歩読む人って、何目的で読んでるんやろう?
今までに何作品か読んでるんですけどね。一個読み終わって、「よし次」ってなってた気がするんやけど、何がそうさせていたのか、全然わかんないな。
高校の時に結構読んだんですよね。
学校の図書館にぼっろぼろの全集が何冊かあってね。そろってなかったから、全何巻か覚えてないし、何冊読んだかも覚えてない。なんなら、内容もそんなに覚えてない。
でも、読みたくなってたのよね。
不思議なもんです。
文章が好きなのかな?
決して読みやすい文章じゃないけどね。
読みごたえはあるな。

えーっと、感想らしい感想にならないね。相変わらず。

万人にはお勧めしません。
絶対受け入れられへん人いるやろうし。
内容が内容だけに。
でもね、わたしが買ったの、1987.6.26初版で2016.6.3 34版ですからね。一体どれだけの人がこの作品を読んだんでしょうね。
それだけ惹きつける力があることは間違いないです。

今後再版を重ねることがあっても、絶対に、一言一句文章は変えずに再版されることを切に願ってます。
今のご時世で同じものは絶対に書けないからね。


さて、全然違う話。

昨日、クリミナルマインド見てたら、犯人役の声優さんがヴァンパイア・ダイアリーズのデイモンと同じ人やって、声聞いた瞬間にときめいてしまった。
で、見終わってから、その声優さん(桐本拓哉さん)ウィキってみた。そしたら、ERのマルッチもやってはったのね。
でも、ERの時はまったくときめいていなかったから、やっぱりわたしはデイモンが好きなんやな。と再認識しました。
もしかしたら、今マルッチの声聞いたらときめくかもなぁ~。
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