正直な娘

今読み終わりました。
作者プロフィール読んではじめて知りました。この人、「フレンチドレッシング」のマリーやってた人なのね。
どうりで顔知ってるはずやわ。
確か、何年か前、ネイチャーメイドのＣＭにも出てた。


では、感想。

いい勉強になりました。これからもどんどん修行を続けて生きたいと思います。――って、これは感想にはならんか・・・。

えっと、ふわふわしてた。
わたしの高校時代、中学時代はそんなに大変じゃなかったけど、確かに、こういう子たち、いた。
５人くらいのグループで、途中でいざこざがおきて仲たがいして、分裂したり、別の子と一緒になるようになったり。仲のよかった友だちの彼氏取っちゃったり（しかも３,４年前に結婚までしちゃった）、すごく忙しそうな子たちで構成されているグループ。確かにあったな。
わたしは、まったくそういうのの勢力が及ばないところにいたから、この話を読んでも、懐かしがったり、現実味を感じることはなかった。だから、ふわふわしてた。

物語の中に引き込む力はすごいあった。万人にそうとは限らんやろうけど、少なくともわたしは、引き込まれた。どんどん読めた。

現実味を感じてない傍らで、主人公の言わんとすること、考えてること、やりたいこと。すごく共感できて、理解もできた。

なかなか波乱万丈な日々を送っている主人公とその周りに、「そーんなにいいひんで、こんな人ら」と思いつつも、違和感を感じることはなかったな。一瞬、こっちに帰ってくるときはあったけど。

繊細な描写ってのは、こういうことを言うのか？　と、何度も思った。
身につけるためには、書くよりも読んで吸収する方を優先すべきなのかな？
となると、次は何を読めばいいんだ？
でも読んでばっかりでは１０月に間に合わん。
でも今のまま書いても、あかんのか？
ちょっとしたジレンマです。

とりあえず、がんばるしかないです。