八犬伝 追記

さっき読み返しててはじめて気付いた。
信乃が莉芳を食べちゃった後、上着掛けてあげてるだけじゃないの！頭！太腿の上に乗ってる！
なんなん？！その気遣い！
上のものを下にもしかねんようなキャラじゃないの？！
傍若無人で、ひたすら我が道のみを行く人なんじゃないの？！

ふへへへ。


さて、ついでなので、もうちょっと八犬伝について。

驕ってるわけじゃないよね。
そうでもしんと、そう考えんと、やってられへんのやんな？
先のことは分からんけど、でも、たぶん、一人でずーっと生きていかあかん可能性が高いんやろ？じゃあ、その代償として手に入れたもの、使えるだけ使ったろうと思うよ。そら。そうじゃなかったら、やってられへんって。
きっと、嫌になったからって、自ら命を絶つこともできひんのやろうし。
ちょっと、「雷神」思い出しちゃったな。
あれでは、小説の方のラストあたりでやっと、振り切れて「超常力者でよかったな」みたいなこと言えてたけどね。
信乃は、まだそこまで到達できてないよね。
だから、強がってあんなこと言って（あんな言いかたして）荘介に怒られてたんやけどね。でも、荘介、もうちょっと、考えてあげて。
ストーリーの展開としては綺麗な運びになってるけど、うーん。そうじゃなくてさ、荘介は、そうじゃないでしょ。と、わたくしは思っちゃったわけですよ。
まあ、でも、どちらからも「ごめんなさい」を言わずに、普段どおりに戻ってるところは理想的です♪

さ、これでもう、全部書けたかな。