エドモンの感想、なんかいろいろ思い出してきたので続きを書くことにしました。感想っていうか、備忘録。
公演終ってるし、ネタバレします。
平祐奈ちゃんがすごーく良かったです。本人も舞台のお仕事楽しんでるみたいやし、これからどんどん増えるといいなー。
ジャンヌの可愛さがとっても魅力的に出てたなー。
初めて舞台に立って台詞を言うシーンの最初の一言、(確か)「まずは」の声が小さすぎて、エドモンとレオが「ちっちゃい」って(「小さい」やったかな?)嘆くように突っ込んで、もう一回いうけど、まだ小さくてもう一回突っ込む。っていうあの流れ、めっちゃ好きです。Twitterで他の公演も観た人が、「あれは初めてやった」みたいなこと上げてたから、見られてラッキーでした。エドモンとレオの息の合った感じも良かったなー。きっとほんとに、二人、仲良くなったんでしょうね。
結構初っ端から「舞台のこの部分は板が腐ってるから絶対に踏まないで」的なことを舞台監督が何回も言ってて、何かあるんやろうなーと言われるたびに思ってたのに、本番直前でロクサーヌ役のアリアが落ちる時にはすっかり忘れてて「わ!」って思って、「ここできたかぁ!」って嬉しくなった。
で、この所為で上記の通り、ジャンヌが急遽舞台に立つことになり、その登場を間に合わせるための「延ばして、延ばして」がまた面白かった。つまり、ジャンの演技が下手すぎ設定の活かし方が最高でした! ってこと。マジで声出して笑ったな。あのシーン。まさかあの変な言い回しを歌舞伎風になるように周りが合わせるってっていう、ね。ほんと面白かった。
順番ばらばらに書くけど、エドモンがレオの代わりにジャンヌに即興で詩を捧げるシーン。まんま、「シラノ」にあるシーン。あの時のエドモンの陶酔っぷりよかったなぁ。ああいうの、舞台ならではの演技よねー。やってて楽しいやろうし気持ちいやろうな。
エドモンとジャンヌの関係を疑ってるローズに言い訳する時、「説明させてくれ」「そうね。わたしが子どもたちを連れて実家に帰らなきゃならない理由をね」みたいな会話。フランスとか英国っぽいよなー。
で、その後のエドモンの言葉もね。
「若くないわたしからはもうインスピレーションを得られないってことね」的なことを言ったローズにまさかの
「そうだ」
マジか?! ってなった(笑) もうそこから何をどう説明しても無理やと思うんやけど、なんだかんだ頑張ってたね。
最終的に「こんな素晴らしい舞台見せられたら、何も言えないわ」的に許してもらえるんやけど、この感覚、理解できひん人には絶対無理な感覚なんやろうな。わたしは、うーん。理解してしまいそうな気もする。元々才能込みで好きになってるからなー、これがこの人! で、最終的に戻ってくるのはわたしの元! って自信があれば、許しちゃう気がするな。
まあ、史実では二人、離婚してるそうですけどね。おそらく、史実では、やっちゃってるやろうしなぁ。ジャンヌとエドモン。
しげはラジオで、あくまでミューズであって、インスピレーションを与えてくれる存在でしかない。だからエドモンの気持ちわかる。みたいなこと言ってたけど、うーん。どうかしら? エドモンはそうでもなかったと思うよ?
劇中でも、ジャンヌに迫られて逃げて、でも、最後キスされそうになってた時、あれ、ローズがたまたまあのタイミングで入ってこんかったら、絶対しちゃってるよね? って感じやったし、ジャンヌが舞台出る間際に「キスして!」って叫んだのに対して、レオと二人で「どっちが?!」って仲良く返してるし。する気満々やん。
あー、やっぱまた観たいな。頼むから再演して。
そして今日、この、観劇熱がちょっと上がって来てるところに、オリックス劇場から「ウェスト・サイド・ストーリー」の先行受付のDMが来た。
怖い。どこかで誰かから監視でもされてるのかしら?
観にいっっちゃうかもなー。
でも今はまだエドモンの余韻に浸ってたい。
どうしよう。。。。
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