【写真:早慶戦の様子@東京ポートボウル 2014年01月11日11時12分撮影】
1月11日に芝浦の東京ポートボウルにて競技ボウリングの早慶戦
が行われ、両校の現役生とOBが一堂に集まり覇を競いました。
慶應義塾大学ボウリングクラブ三田会は、昨年創部60周年を迎えま
した。早稲田大学ボウリングクラブ稲門会は、本年創部60周年を迎え
ます。この分野でも両校がお互いに切磋琢磨し成長し続けています。
創部○○周年といえば、必然的に記念式典のイベントの企画と実行
の流れになります。このようなイベントを企画し準備する度に、話題
になるテーマがあります。それは現役とOB間のリレーションのあり
かたです。兎角OBの目線で現役との接し方を考えてしまいます。
例えば…
1.大会の参加費を出し現役のOB係を通して渡してあげよう
2.歴史と伝統の重みを共有しよう
3.就職活動のサポートをしよう
などです。
これらの取組案は、何かのイベントなどがきっかけとして行われる
ものがほとんどです。しかし、OBは現役の目線に立ち「現役が普段
からどのようなことをOBに期待しているのか」あるいは「OBとの
関係についてどのような認識をもっているのか」など、十分な対話で
理解しておくことが必要だと思います。つまり「リアルタイムな対話」
です。
記念式典のようなイベントはもちろん大変重要なことです。しかし
OB組織の活動はそれだけではないはずです。「何かのイベント時」
だけではなく、もっと日頃から、現役の目線で現役との自然な接点を
見出し、行動を起こすことが必要だと思うのです。私は現在OBの身
ですが、「どのOBも必ず現役を経験している」ので、その時の感性
を呼び起こし考えてみるのです。
私が現役の頃はどのように考えていたのでしょうか。「OBが今日
合同練習に来る」というと緊張しました。また、早慶戦などでOBに
電話で出席依頼の連絡をするときも、電話の向こうで緊張したことを
覚えています。つまり、必要以上に距離を置いて接していたような気
がします。
当時はメールもインターネットも、そして携帯電話もまったく無い
時代でした。コミュニケーション手段は限られていましたが、麻雀の
卓を囲んだり、歌舞伎町で飲んだり、OBの引っ越しを手伝ったり、
OBからの働きかけで行動を共にした時間が多く、OBとの距離の差
を「埋めていただいた」と自分なりに振返っています。
メールやWeb を通してのコミュニケーションも確かに有効ですが、
それだけでは「真のリレーションの確立」は困難でしょう。とはいえ
現役の活動の時間帯すべてをOBがリアルタイムに接することにも、
限界があり、またそこまでする必要もありません。「現役だけの世界」
もあるからです。
では、どうするか。月並みですが、各OBができることから始める
のがよいのではないでしょうか。例えば「レギュラーリーグの応援に
行く」「合同練習に顔を出し助言する、いっしょに投げる」「合宿で
勝負に挑む」「OBの活動に勧誘する」など。アイデアは、たくさん
あると思います。
あまり考えすぎず、自然に…。今年私もできることから実践します。
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