らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

1135.北海道の地名

2008-12-14 | 01.Journey
 毎年、北海道へ旅をしている。今回はそんな愛すべき北海道の地名
について考えてみた。

 北海道の都市の名前にはアイヌ語を起源とするものが多い。だが、
その反対にまったくアイヌ語と関係のない地名もある。例えば以下の
通りである。

 岩見沢:浴沢(ゆあみざわ)から転訛
 北広島:広島から植民した
 北見 :探検家の松浦武四郎氏が命名した旧国名
 伊達 :伊達藩の伊達邦成主従が最初に植民した
 千歳 :元来「シコツ」とい呼ばれていたが、「シコツ」は「死骨」
     につながり縁起が悪いからと千歳となった
 函館 :和人の築いた館が箱に似ていた
 三笠 :市内にある丘の景観が奈良の三笠山に似ていた

 アイヌ語の地名については、いろいろと語られているのでここでは
割愛するが、その特徴は川や沢、そして渓流に関する命名が多いこと
である。北海道を代表する「札幌」は、「サッ」(乾く)+「ポロ」
(大きい)+「ペッ」(川=現在の豊平川)が語源であるとのこと。

 アイヌ語の地名は、その土地の特徴をそのまま命名しているため、
地名から往年の姿を想像できることもできる。アイヌ語の意味を予備
知識として蓄えたうえで北海道の各地を訪れれば、旅の楽しさが倍増
するのかもしれない。



↑If this article is quite good, will you please click?
 

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1134.柿 | TOP | 1136.続・小倉だ~! »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 01.Journey