
…これはウサギか?」
「水色のウサギなんて聞いたことないぞ。この小さいのは兎も角」
「図らずも上に"兎"の活字が」
「それはどーでもよく」

「お待ちなさい。
私達もいます。」
「え」

「なんだ何だナニゴトだ」

「見たところ同じ種族のようですな」
「えー、7羽いる中の どれが、柱時計に隠れて狼に食われずに済んだかと言う話でしょ?
それはね」
「だからアタマに目印のリボンつけてんじゃんっ だから私じゃんっ」
「その目印が柱時計に隠れて助かった1羽だという目印なのかどうか」

「待ちな
その話、今気がついたがウサギじゃなくてヤギだろう。
しれっと7羽1羽なんて単位つけるなって。
7匹の子ヤギの話しだろ。(割り込み解説
ウサギの頭数の数え方は1羽2羽3羽である。よく跳ぶし、ウサギは本当は鳥だったのかもしれないね。では また)

そもそもそういう話してないし。全くもー」

「それもちょっと待て。
だいだいウサギじゃないだろ、あんたら。」
「そうだそうだ、フクロウだろ?」
「え。じゃこの白い小さい7つご、フクロウのひな?」
「白い小さいのはウサギにしか見えんが…」

なお、よくマグロの大トロ中トロ小トロトロ(?)を連想されるがネギトロはあまり連想されない。
では また

「ではこれは?」
「ウサギだろ それより主役は誰なのかという話を」
「いやウサギじゃない」
「またか」

生物学的に、だと思われる。では また
「…ウサギにしか見えん…」