ふと思ったのですが、開幕投手って重視され過ぎてきたんじゃないかと。
ペナントレースはフルシーズンの勝率を競うものです。開幕試合の勝利数が何倍にもなるなら、勝てる確率が最も高い投手を送る以外あり得ませんし、栗山監督は道内全体からブーイングを受けても仕方がないでしょう。
ですが、実際にはご存じの通り、開幕試合は全144試合中の1試合なだけ、勝ったところで1勝、負けたところで、所詮は1敗になるだけなんです。
実際、2009年にファイターズは開幕戦を落としながら、また2007年は目前で勝ちを逃しながら、どちらもリーグ優勝を果たしているのです。
だとすれば、開幕戦で目先の勝敗よりもシーズン全体の成績、さらには中長期的な育成を優先する選択はあり得ます。
それに、目先の話をするとしても、1試合のみならず、カード全体で考える必要があります。つまり、開幕試合を捨てても、あとの2試合が取れればカード勝ち越し、開幕試合だけ勝つよりマシなのは明らかでしょう。
そう考えてみると、開幕試合で斎藤佑を切ってしまうのも、高度な戦略として考えられる話です。
対戦相手のライオンズは、開幕試合にかなりの確率で涌井を起用するはずですから、ここで武田勝やケッペルを使って試合を落とすと後が苦しい。
それなら、イニング数を喰ってくれて中継ぎ抑えに負担をかけず、どれだけ打たれようが次の試合も平気で投げられる投手を切り札にすればいい。となると、斎藤佑がむしろ適任とも考えられます。
報知の記事によれば、栗山監督は「イニング数を投げてくれる投手だから。どうやったら、チームに勝ちが多くなるのか考えた結果」と説明しています。
その本心は分かりませんが、監督が開幕試合だけではなく、カードなりシーズンなりをトータルで考えていることは伺えます。
栗山監督は「魔術師」と呼ばれた名将三原脩氏を尊敬し、氏のスワローズ監督時代にちなんで背番号を80にしたことが知られています。
だとすれば、このぐらいの奇策は弄するでしょう。普通に考えれば勝さんが開幕投手になりそうなものですが、だからこそ斎藤佑を起用したとも言えます。
思い出してみれば、過去には1996年の園川(千葉ロッテ)、2000年の西村(福岡ダイエー)、2004年の川崎(中日)など、物議をかもした開幕投手起用はあります。
ただ、園川と川崎は勝ち星こそつかなかったもののチームは勝利。西村と川崎が投げた年にはチームがリーグ優勝しています。開幕投手の格や能力と、チームの成績とは必ずしも連動しないのです。
はっきり言いますが、私は開幕試合に何の幻想も抱いていません。抱く根拠がありません。もしファイターズが勝つことがあれば、むしろライオンズの不振か罠か、いずれかを疑うべきだと思います。
ただ、要は最後に笑えばいいのです。打線が爆発すると翌日の試合は一転して打てなくなるとも言いますし、それなら開幕試合を焦土戦にする価値もあろうかというものです。
……ってなことを考えていたのですが、あらためて公式の発表を見ると、まさかの誤植。
で、もう直ってるかも知れないので画面のコピー(魚拓がメンテナンス中で使えないので)を貼りますけど、
中田「……」
ペナントレースはフルシーズンの勝率を競うものです。開幕試合の勝利数が何倍にもなるなら、勝てる確率が最も高い投手を送る以外あり得ませんし、栗山監督は道内全体からブーイングを受けても仕方がないでしょう。
ですが、実際にはご存じの通り、開幕試合は全144試合中の1試合なだけ、勝ったところで1勝、負けたところで、所詮は1敗になるだけなんです。
実際、2009年にファイターズは開幕戦を落としながら、また2007年は目前で勝ちを逃しながら、どちらもリーグ優勝を果たしているのです。
だとすれば、開幕戦で目先の勝敗よりもシーズン全体の成績、さらには中長期的な育成を優先する選択はあり得ます。
それに、目先の話をするとしても、1試合のみならず、カード全体で考える必要があります。つまり、開幕試合を捨てても、あとの2試合が取れればカード勝ち越し、開幕試合だけ勝つよりマシなのは明らかでしょう。
そう考えてみると、開幕試合で斎藤佑を切ってしまうのも、高度な戦略として考えられる話です。
対戦相手のライオンズは、開幕試合にかなりの確率で涌井を起用するはずですから、ここで武田勝やケッペルを使って試合を落とすと後が苦しい。
それなら、イニング数を喰ってくれて中継ぎ抑えに負担をかけず、どれだけ打たれようが次の試合も平気で投げられる投手を切り札にすればいい。となると、斎藤佑がむしろ適任とも考えられます。
報知の記事によれば、栗山監督は「イニング数を投げてくれる投手だから。どうやったら、チームに勝ちが多くなるのか考えた結果」と説明しています。
その本心は分かりませんが、監督が開幕試合だけではなく、カードなりシーズンなりをトータルで考えていることは伺えます。
栗山監督は「魔術師」と呼ばれた名将三原脩氏を尊敬し、氏のスワローズ監督時代にちなんで背番号を80にしたことが知られています。
だとすれば、このぐらいの奇策は弄するでしょう。普通に考えれば勝さんが開幕投手になりそうなものですが、だからこそ斎藤佑を起用したとも言えます。
思い出してみれば、過去には1996年の園川(千葉ロッテ)、2000年の西村(福岡ダイエー)、2004年の川崎(中日)など、物議をかもした開幕投手起用はあります。
ただ、園川と川崎は勝ち星こそつかなかったもののチームは勝利。西村と川崎が投げた年にはチームがリーグ優勝しています。開幕投手の格や能力と、チームの成績とは必ずしも連動しないのです。
はっきり言いますが、私は開幕試合に何の幻想も抱いていません。抱く根拠がありません。もしファイターズが勝つことがあれば、むしろライオンズの不振か罠か、いずれかを疑うべきだと思います。
ただ、要は最後に笑えばいいのです。打線が爆発すると翌日の試合は一転して打てなくなるとも言いますし、それなら開幕試合を焦土戦にする価値もあろうかというものです。
……ってなことを考えていたのですが、あらためて公式の発表を見ると、まさかの誤植。
で、もう直ってるかも知れないので画面のコピー(魚拓がメンテナンス中で使えないので)を貼りますけど、
中田「……」
個人的には、斎藤佑のような投手は、自分のブログでも何回か書きましたが、エリートコースを歩んで来たからこそ、一回下に落とすことでぐっと伸びるのではと思っているんですが、難しいところですね。
開幕戦はまだ砂川で見ますが、中継で岩ちゃんがイライラしてる光景が目に浮かびます^^;
現実問題として先発の頭数が足りないのが痛いところですよね。
こうなると、一軍でイニングと試合数を稼いでもらわないと困るわけで……
こういう環境で伸びるか、スポイルされるかは本人次第ですが。
そんなわけで、斎藤佑は2006年の一場と同等以上の仕事ができれば次第点かなと。
達川「ミンチー、菊地原、レイノソ」
「もうちょっと、この辺をこうすれば・・・」というのが何となくわかりやすいので、鎌ヶ谷でみっちり弱点を修正して欲しかったです。
八木や吉川、糸数がもっと頼りになったら、こういう事態にはならなかったと思います。
話は少し変わりますが、誤植で思い出した事があります。去年、公式ホームページで、「今浪」に関する記事があり、「今浪選手 選手名鑑」か名前をクリックすると「今成」のページにリンクされているということがありました。
それでも涌井が投げる試合を落とすとは思えませんが、例えば勝利投手がまつな(ry
つまるところはこの連中なんですよね。
さらに加えるなら中村勝でしょうか。まだ若いんで酷かもしれませんが。
一方、糸数に至っては今年名前すら聞かないんで、さすがに厳しいかも知れません……
しかし、一夜経ったのにまだ修正が入ってないとか……
斎藤はイマイチの常連の人たちと違って、四球で自滅するタイプではなく、甘いところに入って痛打されるので、修正しやすいと思われて開幕投手になったのかもしれません。
開幕戦で、見違えるような投球をして勝ち投手になってくれるのがベストだと思いますが、
去年の楽天戦のように、打線が先制点を取ってくれて、5回を押さえれば勝ち投手という場面で、打ち込まれ1アウト満塁のピンチで石井が登場してゲッツーに打ち取り、またまた1球勝利という展開になれば面白いな、という願望があります(苦笑)
>開幕戦
実際にありそうで怖い[;;0J0]
本当は6回か7回までは投げてほしいんですけどね。
今シーズンは中継ぎ抑えへの負担がかなりかかりそうですし。
ケッペル、ウルフはどんなに本人達がチームに馴染んでくれていても、「外国人助っ人」である以上この先ずっといてくれると考えることはできない。
「選手が足りなきゃ今すぐ買ってこい」のできる球団ではない。
と考えると「次のエース候補育成」は待ったなしですし、今いる顔ぶれの中からそれを選ぶとなると、佑ちゃん一択になるのはしょうがないところじゃないかと思っています。
しかも本人は、オフィシャルガイドブックでの勝さんとの対談などを見る限り、放っておいたら「自分はまだ若輩者ですから……」の位置に下がりたそうですし、ここは無理やり「おまえが前に出ろ!」は有りではないかと。
やはり斎藤佑に大役を担ってもらわないと困るということですね。
本来は、吉川や八木や中村勝や糸数辺りとの争いにならないといけないんですが、
この辺が頼りにならないのが困るんですよね……