にわか日ハムファンのブログ記念館

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〔風雪秋田行〕(4)羽後本荘から「日本海」乗車

2012-03-19 06:47:22 | さすらいブロガー旅情編
 羽後本荘に戻った。「日本海」が到着するのは定時で23時8分。6時間近くある。こんなことなら矢島でもう1本後の列車に乗ればよかったとも思うが、今更仕方ない。とりあえず、駅の中を歩いてみる。



 駅改札には大きな鞠が飾られている。



由利本荘市は御殿鞠の生産で昔から知られていて、三方に房が下がる御殿鞠は、全国各地にある産地の中でも本荘だけのものらしい(由利本荘市観光協会公式サイトの解説ページ)。



 待合室には本格的な雛飾り。



 こう寒いと実感がわかないが、あと半月で雛祭りなのだ。
 さて、日も暮れてきたことで、そろそろ夕食の時間である。ところが、羽後本荘駅は市の中心から離れているせいか、駅前に店がほとんどないので、付近を探してみることにする。
 こんなところまできてチェーンの居酒屋に行く気もしなかったり、せっかく見つけたと思ったら満席だったりと一苦労はあったが、何とか見つけた店で、郷土料理を見繕ってもらうことができた。
 どんなものだったかというと……食べるのに夢中で写真を1枚も撮っていなかった。こればかりは、想像していただくよりほかない。



 たらふく食べた後、由利本荘駅で解散。ここからは1人で「日本海」を待つ。しばらくすると下りの電車も終わってしまい、あとは寝台列車1本を残すのみ。



 「日本海」は案の定大雪に祟られ、15分ほど遅れて到着した。



 ともあれ、大阪を出た時はどうなることか分からなかった旅である。飛行機は無事秋田に着陸、酒蔵も見学できた、由利高原鉄道にも乗れた、そして「日本海」にも乗れた、素晴らしいではないか。



 ここからは大阪まで、寝台で揺られればよい。廃止まで1ヶ月を切ったというのに、しかも土曜初の列車で寝台の空きが結構あることを訝しく思いながらも、とりあえず早々に就寝。


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2 コメント

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Unknown (M・K)
2012-03-20 00:59:59
>矢島でもう1本後の列車に乗れば…
来年は…ということになりますね。(笑)

>何とか見つけた店で、郷土料理を見繕ってもらうことができた。
最後の最後で大当たりを引いた、と言ったところでしょうか。
あそこが駄目だったら、或いは秋田駅まで出直しだったかもしれませんね。(苦笑)
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M・Kさん (ルパート・ジョーンズ)
2012-03-20 07:23:20
新車も入ることですし、来年も楽しみにしておきましょう。

それにしても、飛行機から夕食から「日本海」から、
この日は何かと悪運が強かったような(笑)
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