ヒルマン監督が選曲、監修したアルバム"Trey Hillman Selection"が今月の4日に発売されました。私は以前から予約していて、発売の翌日に早くも入手することができました。
このアルバムはヒルマン監督が特にお気に入りの曲を集めたものなんですが、テキサス出身なだけに、収録された曲はすべてカントリー・ミュージック。それだけに、いわゆるロックやポップといった「洋楽」を期待した人は、CDをかけたとたんに面食らってしまうかも知れません。
そんなこともあって、15曲あるうち私が以前から知っていたのはほとんどありませんでした。ただ一応何回かは聴いてみたので、それぞれの曲について、ライナーノーツを見ながら簡単にご紹介しようと思います。
曲目はタイトル(邦題があるものはカッコ内)/演奏者という形で示してあります。
1. ゲームズ・ピープル・プレイ(孤独の影)/フェレディ・ウェラー
いきなりスティール・ギターが前奏で出てくる、正統派っぽいカントリー。多分こういう曲に慣れてない人はびっくりするんじゃないかと(笑)
ただ、そういう曲を最初に持ってきた辺りに、ヒルマン監督のこだわりを感じたりもしますね。
2. ハウス・アット・プー・コーナー(プー横丁の家)/ロギンス&メッシーナ
「プー」というのはあの「くまのプーさん」のプーです。クリストファー・ロビンとプーさんがいた頃―少年時代への郷愁を歌う穏やかなナンバー。
3. オールウェイズ・オン・マイ・マインド/ウィリー・ネルソン
エルビス・プレスリーのヒット曲(だそうです)をテキサス・カントリーの代名詞(らしいです)がカヴァーしたバラード。
4. エル・パソ/マーティー・ロビンス
メキシコ風のギター伴奏に乗せて歌われる、ある男の物語。エル・パソで酒場のメキシコ娘に恋をした男は、彼女をめぐって争った相手のカウボーイを撃ち殺してしまい……
5. イエスタデイ/マール・ハガード&ウィリー・ネルソン
ご存知ビートルズの超有名なあの曲を、カントリー界の大物2人がカヴァー。なんですが、どうもスナックのカラオケっぽく聞こえる(^^;;)
6. スタンド・バイ・ユア・マン(タミー・ウィネット)
このCDではこの曲だけが女性歌手によるもの。男に冷たくされても結局は許してしまう女心を歌った曲。
7. ザ・デビル・ウェント・ダウン・トゥ・ジョージア(悪魔はジョージアへ)/チャーリー・ダニエルズ
ジョージアに向かった悪魔とフィドル弾きジョニーのフィドル対決の歌。それだけに、冒頭から終わりまでフィドルが大活躍します。
8. ザ・モスト・ビューティフル・ガール(朝やけの少女)/チャーリー・リッチ
歌詞を読むかぎり、「一番きれいな女の子」というのは自分を見捨てた女のことですが、こういう表現を言ってのけるところが、いかにもアメリカ人というかなんというか(笑)
9. ユー・ドント・ノウ・ミー/ミッキー・ギリー
恋焦がれる気持ちを相手に伝えられないもどかしさを歌った、落ち着いたバラード。
10. ハートブローク/リッキー・スキャッグス
このCDの中では最も「カントリーっぽい」曲の1つ。って言ってしまえるほど、カントリーはよく分からんのですが( ̄▽ ̄;;)
11. ゴーストライダー・イン・ザ・スカイ/ジョニー・キャッシュ
映画『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』で日本でも改めて知られるようになった大御所、ジョニー・キャッシュが歌うスタンダード曲。歌詞とともにどこか不気味な感じがします。
12. シルバー・ウイングス(しろがねの翼)/マール・ハガード
自分を置き去りにした女を乗せて、銀の翼が飛び立ってしまった……という内容の曲。クレジットは出ていませんが、ボーカルでウィリー・ネルソンも参加しているように聞こえます。
13. フォー・ザ・グッド・デイズ(心の想い出)/レイ・プライス
カントリーばかりが集められたこのCDの中で、一番都会的なのがこの曲。といっても古い曲ではありますし、カントリーはカントリーですけどね。
14. ビハインド・クローズド・ドアーズ(愛の扉)
彼女は人前では大人しい淑女、でもみんなが灯りを消す頃、ドアを閉めて中に入ると……という感じの曲。ってどういう感じなんだか(^^;;)
15. ファイア・アンド・レイン(ジェイムズ・テイラー)
唯一のライブ録音。割に直截的な歌が多い中で、締めくくりのこの曲はどこか比喩的で、なおかつ心理的なバラードです。
さきほどからなんべんも書いているように、このCDは言ってしまえばカントリーのコンピレーションアルバムです。
それだけに、一般(特に若者)受けのする「洋楽」のCDとはちょっと違います。日本でのポピュラリティよりも、あくまでもヒルマン監督が自分が聴いて気に入っている曲にこだわった選曲ということでしょう。
とはいうものの、似たり寄ったりの曲が集まっているというわけではなく、ひとくちにカントリーと言ってもこれほどバラエティ豊かだったのかと思うような、個性に富んだ15曲が集まっています。
カントリーという軸はハッキリしている一方で、そこは譲らない。でも、その中ではそれぞれ個性豊かな曲が揃っている。なにやら、ヒルマン監督の野球と相通じるものを感じてしまう私です。
ちなみに話がそれますが、私の親父がこういう曲が大好きなんです。父方の伯父も、昔はウエスタンバンドを組んでいたそうですし。
なので、一度聴いてもらったら気に入るんじゃないかなぁとは思うんですが、どっちもカンペキに阪神ファンなんですよね(^^;;)
うーむ、どうしたものか……
ちなみに、このCDは、下記リンク先からamazonでのご注文ができます。
もしよろしければ、下のリンク先からご購入いただけると、取材費を捻出する上で非常に助かるので、なにとぞお願いします(^^;;)
このアルバムはヒルマン監督が特にお気に入りの曲を集めたものなんですが、テキサス出身なだけに、収録された曲はすべてカントリー・ミュージック。それだけに、いわゆるロックやポップといった「洋楽」を期待した人は、CDをかけたとたんに面食らってしまうかも知れません。
そんなこともあって、15曲あるうち私が以前から知っていたのはほとんどありませんでした。ただ一応何回かは聴いてみたので、それぞれの曲について、ライナーノーツを見ながら簡単にご紹介しようと思います。
曲目はタイトル(邦題があるものはカッコ内)/演奏者という形で示してあります。
1. ゲームズ・ピープル・プレイ(孤独の影)/フェレディ・ウェラー
いきなりスティール・ギターが前奏で出てくる、正統派っぽいカントリー。多分こういう曲に慣れてない人はびっくりするんじゃないかと(笑)
ただ、そういう曲を最初に持ってきた辺りに、ヒルマン監督のこだわりを感じたりもしますね。
2. ハウス・アット・プー・コーナー(プー横丁の家)/ロギンス&メッシーナ
「プー」というのはあの「くまのプーさん」のプーです。クリストファー・ロビンとプーさんがいた頃―少年時代への郷愁を歌う穏やかなナンバー。
3. オールウェイズ・オン・マイ・マインド/ウィリー・ネルソン
エルビス・プレスリーのヒット曲(だそうです)をテキサス・カントリーの代名詞(らしいです)がカヴァーしたバラード。
4. エル・パソ/マーティー・ロビンス
メキシコ風のギター伴奏に乗せて歌われる、ある男の物語。エル・パソで酒場のメキシコ娘に恋をした男は、彼女をめぐって争った相手のカウボーイを撃ち殺してしまい……
5. イエスタデイ/マール・ハガード&ウィリー・ネルソン
ご存知ビートルズの超有名なあの曲を、カントリー界の大物2人がカヴァー。なんですが、どうもスナックのカラオケっぽく聞こえる(^^;;)
6. スタンド・バイ・ユア・マン(タミー・ウィネット)
このCDではこの曲だけが女性歌手によるもの。男に冷たくされても結局は許してしまう女心を歌った曲。
7. ザ・デビル・ウェント・ダウン・トゥ・ジョージア(悪魔はジョージアへ)/チャーリー・ダニエルズ
ジョージアに向かった悪魔とフィドル弾きジョニーのフィドル対決の歌。それだけに、冒頭から終わりまでフィドルが大活躍します。
8. ザ・モスト・ビューティフル・ガール(朝やけの少女)/チャーリー・リッチ
歌詞を読むかぎり、「一番きれいな女の子」というのは自分を見捨てた女のことですが、こういう表現を言ってのけるところが、いかにもアメリカ人というかなんというか(笑)
9. ユー・ドント・ノウ・ミー/ミッキー・ギリー
恋焦がれる気持ちを相手に伝えられないもどかしさを歌った、落ち着いたバラード。
10. ハートブローク/リッキー・スキャッグス
このCDの中では最も「カントリーっぽい」曲の1つ。って言ってしまえるほど、カントリーはよく分からんのですが( ̄▽ ̄;;)
11. ゴーストライダー・イン・ザ・スカイ/ジョニー・キャッシュ
映画『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』で日本でも改めて知られるようになった大御所、ジョニー・キャッシュが歌うスタンダード曲。歌詞とともにどこか不気味な感じがします。
12. シルバー・ウイングス(しろがねの翼)/マール・ハガード
自分を置き去りにした女を乗せて、銀の翼が飛び立ってしまった……という内容の曲。クレジットは出ていませんが、ボーカルでウィリー・ネルソンも参加しているように聞こえます。
13. フォー・ザ・グッド・デイズ(心の想い出)/レイ・プライス
カントリーばかりが集められたこのCDの中で、一番都会的なのがこの曲。といっても古い曲ではありますし、カントリーはカントリーですけどね。
14. ビハインド・クローズド・ドアーズ(愛の扉)
彼女は人前では大人しい淑女、でもみんなが灯りを消す頃、ドアを閉めて中に入ると……という感じの曲。ってどういう感じなんだか(^^;;)
15. ファイア・アンド・レイン(ジェイムズ・テイラー)
唯一のライブ録音。割に直截的な歌が多い中で、締めくくりのこの曲はどこか比喩的で、なおかつ心理的なバラードです。
さきほどからなんべんも書いているように、このCDは言ってしまえばカントリーのコンピレーションアルバムです。
それだけに、一般(特に若者)受けのする「洋楽」のCDとはちょっと違います。日本でのポピュラリティよりも、あくまでもヒルマン監督が自分が聴いて気に入っている曲にこだわった選曲ということでしょう。
とはいうものの、似たり寄ったりの曲が集まっているというわけではなく、ひとくちにカントリーと言ってもこれほどバラエティ豊かだったのかと思うような、個性に富んだ15曲が集まっています。
カントリーという軸はハッキリしている一方で、そこは譲らない。でも、その中ではそれぞれ個性豊かな曲が揃っている。なにやら、ヒルマン監督の野球と相通じるものを感じてしまう私です。
ちなみに話がそれますが、私の親父がこういう曲が大好きなんです。父方の伯父も、昔はウエスタンバンドを組んでいたそうですし。
なので、一度聴いてもらったら気に入るんじゃないかなぁとは思うんですが、どっちもカンペキに阪神ファンなんですよね(^^;;)
うーむ、どうしたものか……
ちなみに、このCDは、下記リンク先からamazonでのご注文ができます。
もしよろしければ、下のリンク先からご購入いただけると、取材費を捻出する上で非常に助かるので、なにとぞお願いします(^^;;)
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去年ビアガーデンのステージでビリー・ジョエルの「オネスティ」を歌っていましたが
今年はCDを出した手前上記の曲がライブの中心になるのかなって今年も大通公園でヒルマンは歌うのかどうかも定かではありませんが・・・
一番最初に出てきたのは、
「何でだろう」岩本通訳の日本語の朗読でした・・・
既に発売されている
オチヤイさんチョイスのクラシックCDと
売り上げ競争をするというのはどうでしょうか?
ただ、ノブコとフクシの妖術に
負けそうな予感が・・・
“Stand By Your Man”は、映画「ブルース・ブラザース」の中にも登場した曲ですね。
ブルースのウケが悪いカントリーな酒場で、バンドが苦肉の策としてこの曲と“ローハイドのテーマ”の2曲を閉店時間まで延々と歌い続けて拍手を浴びた、というシーンです。
ヒルマン監督も札幌ドームで気に食わない曲が流れると、この映画のようにバーボンのボトルを投げ付けるかもしれませんよ(いや、ヒルマン監督が紳士なのは承知です、失礼)。
いやしかしニクい選曲です。
出たら楽しいだろうとは思うんですが、多分CDのキャンペーンっぽくなりそうな気がしますね(笑)
そういえば、オチヤイさんのクラシックCDというのもありましたね。クラシックとカントリーでは、曲のポピュラリティは前者に軍配が上がりそうな。
ただ、フクシとノブコは以前札幌ドームでの日本シリーズで公ファンがカンペキに抑え込んだ実績があるだけに、まぁなんとかなるかと(^^;;)
そうでしたか。昔「ブルース・ブラザーズ」は見たことがあって、ステージで大顰蹙を買ったバンドがしぶしぶカントリーを歌うシーンまでは覚えてましたが、歌までは覚えてませんでした(苦笑)
この他私自身は知らなかった歌がほとんどでしたが、ライナーを読んだり実際に聴いたりしていると、これがテキサス・カントリーのスタンダードなんだろうなぁ、と思ったりもします。
ボビーもセレクションCDを出すそうですね。こちらも楽しみです♪
いや、買いますけども。
札幌Dの試合前によくカントリーをかけてますが、野球場にはよく合っていると思います。
あれも監督の趣味なんでしょうね。
(^o^)
まぁ、われわれを含めハムファンで買おうという人は結構いるとは思うんですが。
札幌ドームは市街地といっても開放的な雰囲気があるので、カントリーは似合うでしょうね。