■ 陽選手とアブレイユ選手が個人タイトルを獲得(公式・2013年10月13日)
遅ればせながら、先の日曜日にパ・リーグ公式戦全日程が終了したことで、各種個人タイトルが確定しました。
こんなファイターズですが、それでもタイトル獲得者は出てきました。しかも結構メジャーどころのタイトルです。
まずは岱鋼の盗塁王(盗塁数47)。セネターズ時代から現在に至るまで、球団の歴史で初めて生まれた盗塁王です。
かつては南海広瀬、阪急福本といった高く厚い壁に阻まれ、近年では稀哲や賢介でも取れなかったタイトルです。そんな歴史をようやく動かしたのですから、球団にとってはまさに快挙です。
一方で、47という盗塁数は、パの歴代盗塁王の中では決して多い部類には入らないわけです。来季チャンスがあれば、ぜひ50の大台に乗せてくれればと思います。
そして、アブレイユは本塁打王を獲得。公式によれば球団からの本塁打王は2006年小笠原選手以来、外国人選手では2004年セギノール選手以来だそうです。
本人は謙虚なコメントを出していて、いかにもアブレイユという感じですが、確かに中田との相乗効果はあったでしょう。それだけに終盤の中田の離脱は痛かったですが、それでも30本台に乗せられたのは良かったです。
アブレイユはホームランだけが魅力の打者ではないので、試合展開に応じた打撃を基本は期待しているのですが、それでも来季はシーズンを通じて中田と切磋琢磨してくれれば、面白いことになるでしょうね。
というわけで、陽・アブレイユ両選手、おめでとうございます!!
さて、ここからは裏タイトルの選手を挙げていきますかね(ゲス顔
まず、今季まるで安定しなかった投手陣ですが、意外にも裏タイトルの獲得者はほとんどいないんですよね。木佐貫が暴投数第3位なんてのがありますが。
そんな中、最多敗投手になったのが吉川。田中がタイトルを総なめにした陰で、同世代が裏記録も獲ったことになります。
とはいうものの、防御率で言えば3.31と決して酷いわけではありません。気になる与四球数も武田翔太と金子千尋に次ぐ第3位、あとは失点数も唐川と西に次ぐ第3位、自責点数では第7位まで落ちます。
それだけ今季はツキもなかった吉川ですが、とにもかくにもローテは全うしました。これをどう捉えるか、難しいところです。
一方の野手では小谷野が失策王になってしまいました。しかも失策数は19と、2位の今宮(13失策)に大きな差をつけています。
打撃面でも今季は精彩を欠き、打点数は46。守備も期待できる打点王だったのはもはや過去のことです。FAでの去就が注目されますが、球団が球団ですから、その前にお約束のトレードだってあり得ます。
ただ、そうなると俄然注目されるのが西川。わずか85試合で11失策、二塁手としては最多失策を記録しました。
今季は途中離脱で救われましたが、来季も多くの試合で二塁でのスタメン起用が見込まれます。そうでなければ、中田の調子やコンバート次第で、今季同様レフトに回されることもあるでしょう。
そうなれば、シーズン20失策も現実のものとして覚悟する必要がありそうです。ファイターズは守りのチームだったはずなのですが、もう忘れた方が良いかも知れませんね。
とはいえ、彼ら以外に裏タイトル獲得者がいるかというと、とくには見当たりません。三振が多い岱鋼にしろ、シーズンでの記録は142、三振王ジョーンズ(164三振)に水をあけられています。
この辺は怪我人の多さも影響しているのでしょうが、一方で選手は何とかしようとしていたことの表れと読み取れるような気もします。
そう、選手はねぇ……
セイバー系の記録?自分で調べてください。
※ 本エントリはSportsnaviおよびNPB公式の個人記録ページに基づいています。
遅ればせながら、先の日曜日にパ・リーグ公式戦全日程が終了したことで、各種個人タイトルが確定しました。
こんなファイターズですが、それでもタイトル獲得者は出てきました。しかも結構メジャーどころのタイトルです。
まずは岱鋼の盗塁王(盗塁数47)。セネターズ時代から現在に至るまで、球団の歴史で初めて生まれた盗塁王です。
かつては南海広瀬、阪急福本といった高く厚い壁に阻まれ、近年では稀哲や賢介でも取れなかったタイトルです。そんな歴史をようやく動かしたのですから、球団にとってはまさに快挙です。
一方で、47という盗塁数は、パの歴代盗塁王の中では決して多い部類には入らないわけです。来季チャンスがあれば、ぜひ50の大台に乗せてくれればと思います。
そして、アブレイユは本塁打王を獲得。公式によれば球団からの本塁打王は2006年小笠原選手以来、外国人選手では2004年セギノール選手以来だそうです。
本人は謙虚なコメントを出していて、いかにもアブレイユという感じですが、確かに中田との相乗効果はあったでしょう。それだけに終盤の中田の離脱は痛かったですが、それでも30本台に乗せられたのは良かったです。
アブレイユはホームランだけが魅力の打者ではないので、試合展開に応じた打撃を基本は期待しているのですが、それでも来季はシーズンを通じて中田と切磋琢磨してくれれば、面白いことになるでしょうね。
というわけで、陽・アブレイユ両選手、おめでとうございます!!
さて、ここからは裏タイトルの選手を挙げていきますかね(ゲス顔
まず、今季まるで安定しなかった投手陣ですが、意外にも裏タイトルの獲得者はほとんどいないんですよね。木佐貫が暴投数第3位なんてのがありますが。
そんな中、最多敗投手になったのが吉川。田中がタイトルを総なめにした陰で、同世代が裏記録も獲ったことになります。
とはいうものの、防御率で言えば3.31と決して酷いわけではありません。気になる与四球数も武田翔太と金子千尋に次ぐ第3位、あとは失点数も唐川と西に次ぐ第3位、自責点数では第7位まで落ちます。
それだけ今季はツキもなかった吉川ですが、とにもかくにもローテは全うしました。これをどう捉えるか、難しいところです。
一方の野手では小谷野が失策王になってしまいました。しかも失策数は19と、2位の今宮(13失策)に大きな差をつけています。
打撃面でも今季は精彩を欠き、打点数は46。守備も期待できる打点王だったのはもはや過去のことです。FAでの去就が注目されますが、球団が球団ですから、その前にお約束のトレードだってあり得ます。
ただ、そうなると俄然注目されるのが西川。わずか85試合で11失策、二塁手としては最多失策を記録しました。
今季は途中離脱で救われましたが、来季も多くの試合で二塁でのスタメン起用が見込まれます。そうでなければ、中田の調子やコンバート次第で、今季同様レフトに回されることもあるでしょう。
そうなれば、シーズン20失策も現実のものとして覚悟する必要がありそうです。ファイターズは守りのチームだったはずなのですが、もう忘れた方が良いかも知れませんね。
とはいえ、彼ら以外に裏タイトル獲得者がいるかというと、とくには見当たりません。三振が多い岱鋼にしろ、シーズンでの記録は142、三振王ジョーンズ(164三振)に水をあけられています。
この辺は怪我人の多さも影響しているのでしょうが、一方で選手は何とかしようとしていたことの表れと読み取れるような気もします。
そう、選手はねぇ……
セイバー系の記録?自分で調べてください。
※ 本エントリはSportsnaviおよびNPB公式の個人記録ページに基づいています。
毎年人が変わってるんだから、エラーが出るのは当たり前!」
だそうです。
(以前に「FFFFF」でそんなことを言ってました)
http://bis.npb.or.jp/2013/stats/lp_bb_p.html
タイトル獲得といえば、明るい話題が飛び込んできました。
関東西濃運輸が初出場初V 元日本ハム戦士も歓喜 高円宮賜杯
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/15/kiji/K20131015006810040.html
元ファイターズの山田憲内野手(2002~2004)が在籍しています。
エラーして当たり前だから諦めろって、はいそうですかというものでもないですし、
まして客商売で野球を見せているわけですからねぇ。
というので確認したら、大谷の与死球が13試合で8……