混戦のパと比べると、強弱がはっきりしてしまった今年のセ・リーグ。
資金力の差がそのままチーム力の差になってるのを見ると、馬鹿馬鹿しくもなっては来るんですが、今日は他に書くこともないんで、一応順位予想はしときます。
1位:ドラゴンズ
今年の1位はドラゴンズかジャイアンツか、どっちかしか考えられません。
問題はそのどっちかなのですが、現時点で戦力がどの程度機能しているかを考えると、ドラゴンズ優位のような気がします。
とはいえ、不安要素がまったくないとは言えません。和田の加入で打撃面での福留の穴はカバーできるでしょうが、問題は守備面。鉄壁と言われていた頃からすれば、レベル低下は否定できないでしょう。
一方の投手陣。岡本放出は世代交代を狙ったある種のショック・セラピーとも言えます。これが吉と出るか凶と出るか? この辺がリーグ制覇に向けたポイントと見ます。
2位:ジャイアンツ
戦力面では他を圧倒するジャイアンツ。ですが、問題はそれが機能するかどうかです。そして、オープン戦を見る限り、その機能については否定的な判断をせざるを得ません。
確かに、五輪最終予選に出場した李やオフに手術をした主力などがほとんど出場していない以上、オープン戦の成績は割り引いて考えるべきという見方もできます。
ですが、そもそも出場できていない、つまり実戦での調整が十分とは言えない状態で開幕を迎えることこそが不確定要素なのです。
加えて、阿部の負傷、ドラゴンズ以上の外野守備の不安を考えれば、2003年の悪夢再び、という可能性もあります。クルーンがペトラザ、ラミレスがペタジーニにならないことを祈りましょう。
3位:タイガース
今年のセを評して3強3弱という声がちらほら聞こえますが、実際のところ、タイガースはドラゴンズ・ジャイアンツの2強と比べると、若干の差があるのではないか、というのが私の見方です。
先発陣は安藤・福原が戻ってはきたものの、下柳が相変わらず軸にならざるを得ない状態。
中継ぎ抑えでは渡辺が楽しみですが、ポストJFKの展望はまだ描けない(ってか、描く気あんのか?)状態。北京五輪期間中は悲惨なことにもなりかねません。
打線では新井強奪が目立つものの、期待された今岡の奮起は促されず、むしろゼブラに逆戻り。昨年来の貧打解消には時間がかかりそうです。
こう考えると、ドラゴンズ・ジャイアンツとの差は否めません。ということは、残る3球団からすれば、中日・読売は無理でも、阪神さえ潰せばAクラスに入れる、ということになります。
この考え方を突きつめると、デーブ大久保みたいな考えに至りそうなので、人間として歯止めはかけときますが、少なくともベイ・カープ・スワが共同戦線を張り、タイガースをボコるという戦略はあり得ます。
逆にタイガースの側からすれば、この3球団からの取りこぼしは避けたいところ。キーマンは金村・平野です。
4位:スワローズ
3弱と言われる3チームのうち、最もAクラスに近いと思われるのがスワローズです。
高田新監督の下、足でかき回して守り勝つという明確なビジョンを設定。これまでのところ、それは浸透しているようです。
一方、去年苦しんだ投手陣では、リオス・林冒勇の加入に増渕の成長、そして何より五十嵐の復帰と好材料には事欠きません。
もともと戦力のやり繰りでは実績があるチーム。巨大戦力の間を縫って、上位に躍り出ても、なんら不思議はありません。
5位:ベイスターズ
スワに次ぐのはベイ。なのですが、(私が詳しくないせいもあるでしょうが)、昨シーズンと比べて変わった点を問われると、答えに窮するのが正直なところです。
戦力面ではクルーンが抜け、外国人の加入がありましたが、ドラフト・トレードを通じ、インパクトのある新戦力が入ったとは言いがたいでしょう。
とはいえ、入来・小関・小山田・斉藤秀など、地味ながら興味深い戦力が加わったのは見逃せません。三浦の調整不良は痛いですが、それをどうカバーするのかにも注目です。
6位:カープ
ファンの方には申し訳ありませんが、カープは最下位と予想せざるを得ません。
エースと4番が抜けた影響はもちろん大きいです。ただ、それも去年の段階である程度は予想できたはずですし、むしろそれに対して有効な手を打てなかったことが、見通しを暗くしています。
松山の加入や外国人の補強はありますが、結果はフタを開けてみないと分かりません。一方で、先発不足に相変わらずの永川など、投手陣は苦しいの一言です。
とはいえ、嘆いても状況は変わりません。今一番やるべきことは、選手全員がブラウン監督の統率に服し、チームの勝利を最優先の目的としてプレーすることです。選手の誰一人として例外を認めてはなりません。
それすらもできないとなれば、今シーズンはカープにとって全く意味のないものになるでしょうし、チーム再生の手がかりを当分失うことにもなりかねません。
厳しいことを書きましたが、カープが復活できなければ、セはますますリーグとしての面白みを失うと私は考えています。それゆえの苦言とご理解いただければ幸いです。
資金力の差がそのままチーム力の差になってるのを見ると、馬鹿馬鹿しくもなっては来るんですが、今日は他に書くこともないんで、一応順位予想はしときます。
1位:ドラゴンズ
今年の1位はドラゴンズかジャイアンツか、どっちかしか考えられません。
問題はそのどっちかなのですが、現時点で戦力がどの程度機能しているかを考えると、ドラゴンズ優位のような気がします。
とはいえ、不安要素がまったくないとは言えません。和田の加入で打撃面での福留の穴はカバーできるでしょうが、問題は守備面。鉄壁と言われていた頃からすれば、レベル低下は否定できないでしょう。
一方の投手陣。岡本放出は世代交代を狙ったある種のショック・セラピーとも言えます。これが吉と出るか凶と出るか? この辺がリーグ制覇に向けたポイントと見ます。
2位:ジャイアンツ
戦力面では他を圧倒するジャイアンツ。ですが、問題はそれが機能するかどうかです。そして、オープン戦を見る限り、その機能については否定的な判断をせざるを得ません。
確かに、五輪最終予選に出場した李やオフに手術をした主力などがほとんど出場していない以上、オープン戦の成績は割り引いて考えるべきという見方もできます。
ですが、そもそも出場できていない、つまり実戦での調整が十分とは言えない状態で開幕を迎えることこそが不確定要素なのです。
加えて、阿部の負傷、ドラゴンズ以上の外野守備の不安を考えれば、2003年の悪夢再び、という可能性もあります。クルーンがペトラザ、ラミレスがペタジーニにならないことを祈りましょう。
3位:タイガース
今年のセを評して3強3弱という声がちらほら聞こえますが、実際のところ、タイガースはドラゴンズ・ジャイアンツの2強と比べると、若干の差があるのではないか、というのが私の見方です。
先発陣は安藤・福原が戻ってはきたものの、下柳が相変わらず軸にならざるを得ない状態。
中継ぎ抑えでは渡辺が楽しみですが、ポストJFKの展望はまだ描けない(ってか、描く気あんのか?)状態。北京五輪期間中は悲惨なことにもなりかねません。
打線では新井強奪が目立つものの、期待された今岡の奮起は促されず、むしろゼブラに逆戻り。昨年来の貧打解消には時間がかかりそうです。
こう考えると、ドラゴンズ・ジャイアンツとの差は否めません。ということは、残る3球団からすれば、中日・読売は無理でも、阪神さえ潰せばAクラスに入れる、ということになります。
この考え方を突きつめると、デーブ大久保みたいな考えに至りそうなので、人間として歯止めはかけときますが、少なくともベイ・カープ・スワが共同戦線を張り、タイガースをボコるという戦略はあり得ます。
逆にタイガースの側からすれば、この3球団からの取りこぼしは避けたいところ。キーマンは金村・平野です。
4位:スワローズ
3弱と言われる3チームのうち、最もAクラスに近いと思われるのがスワローズです。
高田新監督の下、足でかき回して守り勝つという明確なビジョンを設定。これまでのところ、それは浸透しているようです。
一方、去年苦しんだ投手陣では、リオス・林冒勇の加入に増渕の成長、そして何より五十嵐の復帰と好材料には事欠きません。
もともと戦力のやり繰りでは実績があるチーム。巨大戦力の間を縫って、上位に躍り出ても、なんら不思議はありません。
5位:ベイスターズ
スワに次ぐのはベイ。なのですが、(私が詳しくないせいもあるでしょうが)、昨シーズンと比べて変わった点を問われると、答えに窮するのが正直なところです。
戦力面ではクルーンが抜け、外国人の加入がありましたが、ドラフト・トレードを通じ、インパクトのある新戦力が入ったとは言いがたいでしょう。
とはいえ、入来・小関・小山田・斉藤秀など、地味ながら興味深い戦力が加わったのは見逃せません。三浦の調整不良は痛いですが、それをどうカバーするのかにも注目です。
6位:カープ
ファンの方には申し訳ありませんが、カープは最下位と予想せざるを得ません。
エースと4番が抜けた影響はもちろん大きいです。ただ、それも去年の段階である程度は予想できたはずですし、むしろそれに対して有効な手を打てなかったことが、見通しを暗くしています。
松山の加入や外国人の補強はありますが、結果はフタを開けてみないと分かりません。一方で、先発不足に相変わらずの永川など、投手陣は苦しいの一言です。
とはいえ、嘆いても状況は変わりません。今一番やるべきことは、選手全員がブラウン監督の統率に服し、チームの勝利を最優先の目的としてプレーすることです。選手の誰一人として例外を認めてはなりません。
それすらもできないとなれば、今シーズンはカープにとって全く意味のないものになるでしょうし、チーム再生の手がかりを当分失うことにもなりかねません。
厳しいことを書きましたが、カープが復活できなければ、セはますますリーグとしての面白みを失うと私は考えています。それゆえの苦言とご理解いただければ幸いです。
巨人は、高給取りの方々が、額面通りの仕事をすれば、シーズン100勝くらいで、ブッチギリなんでしょうが・・・・
良い意味で、ルパートさんの予想を覆すような展開になるのも、ネタ的には、面白いですけどね!
例えば、カープと横浜辺りが優勝争いをしているだとか・・(^◇^;)
・ジャイアンツ
・ドラゴンズ
【○】
・タイガース
・スワローズ
・ベイスターズ
【大穴】
・広島東洋カープ
最初に、関西地区のプロ野球解説者のセ・リーグ順位予想は的中しようがしまいが完全無視の方向で。その上で予想としてはルパードさんと全く一緒です。
願わくば10年前の横浜奇跡の優勝を再現を願いたいところです。まぁ、最大の見処は北京五輪前から主力メンバーが欠けるD・G・Tに「共同戦線」YB ・ys・Cがどう出るか・・・でしょうか?特にC、ネタの充実はわかったから・・・。
予想下位のチームの奮戦を期待します。
とはいえ、シーズン中はどんなアクシデントがあるか分かりませんからね。
そこに付け込めれば、下位球団が躍進する可能性も十分ありそうです。
もっとも、パもご当地次第で変わる面があるとは思いますが(苦笑)
北京五輪の影響は気になりますね。
一番割を食いそうなのは阪神でしょうが、他も主力が抜けるわけですし。
ここで一波乱あれば、俄然面白くなるんですが、さてどうなるやら。