■ ヤフードームでアジアシリーズ開催(東スポ・2012年10月28日)
今年の夏に二軍で直撃取材した相手に「あ、来た! 東スポ(笑い)」と言われたという記事を読んだ辺りから、東スポの野球記事がどうにも気になっています。
信憑性では夕刊紙と似たり寄ったりでしょうが、人を貶めたり嘲笑ったりというのがあまりないですし、純粋にネタとして楽しむ分には悪くないと思ってたりします。
で、その東スポが昨日出したのがこの記事。いかにも孫オーナーが言いそうな話でありながら、情報源といえばご期待通りの「球団関係者」、まさに様式美と言えるでしょう。
とはいえ、ふと考えると、福岡でアジアシリーズというのは悪くない選択どころか、大いにありじゃないかと思えてきました。
そもそも、WBCでこれだけゴタゴタした上、最後はアメリカ主導の大会運営を少しも動かせなかったことを考えると、日本が主催・共催いずれかに入れる別の国際大会というオプションは保持しておきたいものです。
ただ、過去2年間同シリーズが中断したことを考えると、今後開催を続けるにはある程度以上の入場料収入を目指さないといけないのも確か。しかも、日本国内の関心の薄さを前提にです。
そう考えると、地理的に他の出場国に近い福岡は非常に好条件です。まして晩秋の11月に屋内で野球ができるし観られるわけですから、理想的と言えるでしょう。
もう1つ、東京ドーム以外でプロの国際大会を開催することにも大きな意義があります。
東京ドームは後発のドーム球場や他のプロ球団の本拠地と比べると、すでに時代に取り残された感は否めません。だいたい、一昨日の岱鋼の当たりがホームランになる時点で、野球場としては「終わってる」のです。
にもかかわらず、国際大会では東京ドームが使われる。外国から見れば東京ドームが日本を代表する球場として映ることでしょう。あんなに外野グランドの狭い球場がです。これが日本球界の名誉になるとは思えません。
国際大会の中でも読売グループが噛んでるものについては、今後も東京ドーム開催になるでしょう。現在の球界の力学を考えれば、この点は諦めるしかありません。
ただ、そうでない大会はもう少しグランド面積がある球場で開催した方が、日本の面目は保てます。となれば、ヤフドはこれまた理想の球場と言っても過言ではありません。
もっとも、グランド面積で言えば、他のドームでも問題ないでしょう。加えて、さらに言えば、大阪は韓・台・豪と格安航空の往来がありアクセス容易、札幌に関しては北海道が観光地として台・豪で人気があると聞きます。
あとは施設使用料との兼ね合いがありますが、それさえクリアできれば東京にこだわる理由は全くなく、むしろ東京以外の方が国際大会としての価値は上がるぐらいかも知れません。
というわけで、文字通り「ネタにマジレス」のエントリとなってしまいましたが、マジメに考えても悪くない話なのですから、この際現実にやっちゃっても構わないのでは、とは思います。
あ、ちなみに最初の「取材相手」というのは斎藤佑樹です。
今年の夏に二軍で直撃取材した相手に「あ、来た! 東スポ(笑い)」と言われたという記事を読んだ辺りから、東スポの野球記事がどうにも気になっています。
信憑性では夕刊紙と似たり寄ったりでしょうが、人を貶めたり嘲笑ったりというのがあまりないですし、純粋にネタとして楽しむ分には悪くないと思ってたりします。
で、その東スポが昨日出したのがこの記事。いかにも孫オーナーが言いそうな話でありながら、情報源といえばご期待通りの「球団関係者」、まさに様式美と言えるでしょう。
とはいえ、ふと考えると、福岡でアジアシリーズというのは悪くない選択どころか、大いにありじゃないかと思えてきました。
そもそも、WBCでこれだけゴタゴタした上、最後はアメリカ主導の大会運営を少しも動かせなかったことを考えると、日本が主催・共催いずれかに入れる別の国際大会というオプションは保持しておきたいものです。
ただ、過去2年間同シリーズが中断したことを考えると、今後開催を続けるにはある程度以上の入場料収入を目指さないといけないのも確か。しかも、日本国内の関心の薄さを前提にです。
そう考えると、地理的に他の出場国に近い福岡は非常に好条件です。まして晩秋の11月に屋内で野球ができるし観られるわけですから、理想的と言えるでしょう。
もう1つ、東京ドーム以外でプロの国際大会を開催することにも大きな意義があります。
東京ドームは後発のドーム球場や他のプロ球団の本拠地と比べると、すでに時代に取り残された感は否めません。だいたい、一昨日の岱鋼の当たりがホームランになる時点で、野球場としては「終わってる」のです。
にもかかわらず、国際大会では東京ドームが使われる。外国から見れば東京ドームが日本を代表する球場として映ることでしょう。あんなに外野グランドの狭い球場がです。これが日本球界の名誉になるとは思えません。
国際大会の中でも読売グループが噛んでるものについては、今後も東京ドーム開催になるでしょう。現在の球界の力学を考えれば、この点は諦めるしかありません。
ただ、そうでない大会はもう少しグランド面積がある球場で開催した方が、日本の面目は保てます。となれば、ヤフドはこれまた理想の球場と言っても過言ではありません。
もっとも、グランド面積で言えば、他のドームでも問題ないでしょう。加えて、さらに言えば、大阪は韓・台・豪と格安航空の往来がありアクセス容易、札幌に関しては北海道が観光地として台・豪で人気があると聞きます。
あとは施設使用料との兼ね合いがありますが、それさえクリアできれば東京にこだわる理由は全くなく、むしろ東京以外の方が国際大会としての価値は上がるぐらいかも知れません。
というわけで、文字通り「ネタにマジレス」のエントリとなってしまいましたが、マジメに考えても悪くない話なのですから、この際現実にやっちゃっても構わないのでは、とは思います。
あ、ちなみに最初の「取材相手」というのは斎藤佑樹です。
って、昨日までこの試合の存在すら知らなかった…。まあ1万人くらいじゃないかと、観衆は。
福岡といい札幌といい、地元球団の人気選手でも出ない限り観客数は厳しいでしょうね。
思わされてしまうところに、孫オーナーのインパクトの強さを感じます。(笑)
地元出身と言えば、東浜を先発で起用すれば……とここまで書いておきながら思いだしたのですが、
来季からホークスの1軍投手コーチには郭泰源氏が就任するわけですから、
これはつまり、すでにオーナーの構想は始まっていると考えてもいいかもしれません。
ドーム球場はご存じの通り、札幌ドーム、東京ドーム、ナゴヤドーム、大阪ドーム、福岡ドームが主たる存在なわけですが、ここで西武ドームがカウントされないのは、やはり立地上の理由が理由だからだと考えて良いでしょうか?
>郭泰源氏
ヤオシュンもいることですし、ダイエー時代以来の台湾遠征があるかも知れませんね。
昼はまだしも、夜は……