西武ライオンズの二軍命名権売却の話がまとまったようです。売却先は以前から名前の挙がっていたインボイスで、契約は3年6億円と言われています。これに伴い、ライオンズの二軍は来季から「インボイス」と改称されることになります(サンスポ)。
実を言いますと、この話は最初に出たときから気になっていて、本来ならもっと早い段階で記事にするつもりでした。
特に売却先と新チーム名についてはお約束の東武ライオンズや文化放送ライオンズナイターズの他に、
小田急が買収して箱根に本拠地移転とか、
日経が買収の意向を示すも官能小説の連載が問題となり却下
などなど、いろいろと考えてはいたのですが、すっかり時機を逃してしまいました。
ただ、一説には20億円といわれる(実際のところは明らかではありませんが)赤字を埋めるには程遠いとはいえ、ライオンズが新たな収入源を得たのはいいことではないかと思います。
さて、今回命名権を買い取ったインボイス社について四季報で調べたところ、企業向けの通信料金一括請求サービスの最大手企業なのだそうです。
「インボイス」という社名も「請求書」を表す英語invoiceから来ているわけで、西武鉄道株の買い戻し請求に揺れるコクドがよく売却相手に選んだものだと思います。
ちなみに、ホークスを買収したソフトバンクと業務提携をしているとのことですが、両チームがファーム日本選手権に出場しない限り直接対決の機会はありませんから、特に問題にはならないでしょう。
そのインボイスの木村社長ですが、どうやら命名権だけでは満足していないらしく、西武ドームの命名権買収の意欲を示したほか、ファームについてもデイリーMVPの導入や埼玉県各地での試合開催、選手による野球教室の開催などのアイディアを次々と提案しています。
これらのアイディアに対しては、二軍を一軍選手の育成の場と考えている伊東監督も困惑しているようです。一軍の監督からすれば当然のことなのでしょうが、そうとばかりも考えていられないのでは、というのが私の考えです。
確かに、二軍の最も重要な役割は一軍で通用する選手の育成です。しかし球団経営という点から考えた場合、二軍が単なる育成機関に留まっていては出費がかさむだけでしかありません。それよりは、二軍をある程度独立したチームとしてとらえ、魅力や価値を高めていく方が合理的です。
特に球団売却の話がくすぶるライオンズであればなおのこと、二軍であろうがファン獲得や収入増につながることはやるべきでしょう。そうすることでチームの価値が高まれば、命名権料をアップさせることも可能になるでしょうし、さらなる収入増加にもつながると考えられます。
独立した二軍といいますと、湘南シーレックスやサーパス神戸が思い浮かぶところでしょう。この2チームを見ると、シーレックスは独立採算制を取り止め(デイリー)、サーパスは穴吹工務店の後の命名権を売却していないなど、必ずしも成功とは言いがたい状態です。
ただ、シーレックスに関しては球団幹部の言うように効率を考えれば無理に独立採算にする必要もなさそうですし、何よりチーム名を定着させられたのは大きいと思います。
またサーパスについては、そもそも球団公式サイトに「バスは本数が少ないので、タクシーがおすすめ。」と書かなければならないようなところに本拠地がある時点で広告効果が大いに怪しいわけで、ライオンズの場合とは事情が大きく異なると考えた方がいいでしょう。
一軍チームを預かる身としての伊東監督の気持ちは分かるのですが、現実を考えた場合、二軍であっても育成のみに集中せず、1つのチームとして売り出していくことは必要であると思います。
もっとも、かつてのどこかのチームのように一軍は連続最下位で二軍は常勝集団となったとしたら、それはそれで悲しいことですが。
実を言いますと、この話は最初に出たときから気になっていて、本来ならもっと早い段階で記事にするつもりでした。
特に売却先と新チーム名についてはお約束の東武ライオンズや文化放送ライオンズナイターズの他に、
小田急が買収して箱根に本拠地移転とか、
日経が買収の意向を示すも官能小説の連載が問題となり却下
などなど、いろいろと考えてはいたのですが、すっかり時機を逃してしまいました。
ただ、一説には20億円といわれる(実際のところは明らかではありませんが)赤字を埋めるには程遠いとはいえ、ライオンズが新たな収入源を得たのはいいことではないかと思います。
さて、今回命名権を買い取ったインボイス社について四季報で調べたところ、企業向けの通信料金一括請求サービスの最大手企業なのだそうです。
「インボイス」という社名も「請求書」を表す英語invoiceから来ているわけで、西武鉄道株の買い戻し請求に揺れるコクドがよく売却相手に選んだものだと思います。
ちなみに、ホークスを買収したソフトバンクと業務提携をしているとのことですが、両チームがファーム日本選手権に出場しない限り直接対決の機会はありませんから、特に問題にはならないでしょう。
そのインボイスの木村社長ですが、どうやら命名権だけでは満足していないらしく、西武ドームの命名権買収の意欲を示したほか、ファームについてもデイリーMVPの導入や埼玉県各地での試合開催、選手による野球教室の開催などのアイディアを次々と提案しています。
これらのアイディアに対しては、二軍を一軍選手の育成の場と考えている伊東監督も困惑しているようです。一軍の監督からすれば当然のことなのでしょうが、そうとばかりも考えていられないのでは、というのが私の考えです。
確かに、二軍の最も重要な役割は一軍で通用する選手の育成です。しかし球団経営という点から考えた場合、二軍が単なる育成機関に留まっていては出費がかさむだけでしかありません。それよりは、二軍をある程度独立したチームとしてとらえ、魅力や価値を高めていく方が合理的です。
特に球団売却の話がくすぶるライオンズであればなおのこと、二軍であろうがファン獲得や収入増につながることはやるべきでしょう。そうすることでチームの価値が高まれば、命名権料をアップさせることも可能になるでしょうし、さらなる収入増加にもつながると考えられます。
独立した二軍といいますと、湘南シーレックスやサーパス神戸が思い浮かぶところでしょう。この2チームを見ると、シーレックスは独立採算制を取り止め(デイリー)、サーパスは穴吹工務店の後の命名権を売却していないなど、必ずしも成功とは言いがたい状態です。
ただ、シーレックスに関しては球団幹部の言うように効率を考えれば無理に独立採算にする必要もなさそうですし、何よりチーム名を定着させられたのは大きいと思います。
またサーパスについては、そもそも球団公式サイトに「バスは本数が少ないので、タクシーがおすすめ。」と書かなければならないようなところに本拠地がある時点で広告効果が大いに怪しいわけで、ライオンズの場合とは事情が大きく異なると考えた方がいいでしょう。
一軍チームを預かる身としての伊東監督の気持ちは分かるのですが、現実を考えた場合、二軍であっても育成のみに集中せず、1つのチームとして売り出していくことは必要であると思います。
もっとも、かつてのどこかのチームのように一軍は連続最下位で二軍は常勝集団となったとしたら、それはそれで悲しいことですが。
うーん、つまりはとりたて屋さんみたいなものなんだろうか? そういうので事業が成り立つんだ、へぇ、へぇ、へぇ・・・。
しかし会社名がそのままチーム名になってるってのが納得いかんですねぇ。宣伝効果はあったとしても愛着を持って迎えられる球団じゃなくなりそうな感じがします。球界も「伊賀くノ一」という女子サッカーチームをちょっとは見習ってほしいなぁ。
で、その「インボイス」のみがチーム名になるわけですが、私も正直申せば違和感があります。しかも台湾遠征でもしようものなら「請求書軍」などと書かれそうですし(苦笑)
ライオンズにこだわる必要はないでしょうが、何か愛称をつけてもよかったと思いますね。
ライオンズのイメージを損なわないイメージ、チーム作りを望みます。
西武沿線に住んでいるわけではありませんが、ライオンズの名前にはこだわってしまいますね。最終的には。
「西武インボイス」か
「インボイスライオンズ」ですね。
どっちになるのでしょう?
しかし「伝票や請求書」と言う意味ですから、塁上を「伝票」動くというのは、「病院の中を自走式でまわるカルテ」を思い出しました。
どんなユニフォームかも楽しみです。
さて、「インボイス」という名前だけというのには私も疑問を感じるところです。知らない人なら固有名詞ではなく普通名詞のinvoiceを連想するでしょうからね。
私自身はライオンズに必ずしもこだわる必要はないと思うのですが、「ライオンズ」という名称を使わないのならそれに代わる愛称ぐらいはあった方がいいような気がします。
で、ユニホームもライオンズの白地に青に"invoice"が入るとか。
どうもその点には違和感を覚えるのですが、西武グループの状況を考えればぜいたくは言えませんね。
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