にわか日ハムファンのブログ記念館

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〔観戦記〕進む道が途切れたとしても:対檻24回戦(10/8)

2009-10-18 23:59:59 | 北海道日本ハムファイターズ
 関西では今年最後となるパ・リーグ公式戦。普通に試合前から見に行くつもりだったのですが、急に仕事が入ったために、前半戦は全く見ることができませんでした。



 京セラドームに着いた時点で、この展開。



 試合展開だけで言えば、みつを炎上を観に来たようなもんですた(涙



 弥太郎も弥太郎でしたし(涙



 さすがにこの試合展開では虚しさが漂いますorz

 さらに、オリックスは8回に岸田を下ろし、菊地原を登板させると、1人1殺モードに突入。どー考えても消化試合なのに、これにはさすがに萎えました。
 大石監督は一体何がしたかったのか。ボギー・香月・加藤・大久保と謎は深まるばかり、試合時間も無駄に長くなるし、イラつき始めてもいたのですが、最後の最後にやっと分かりました。



 今期限りで戦力外を通告された、川越英隆。
 普通なら、クビにする選手にはさっさとお引き取り願いそうなものです。
 ただ、檻はそうしませんでした。



 間違っても多いとは言えない数だけど、それでも集まった観客の万雷の拍手にこたえて、川越が登場しました。



 大久保の後を引き受ける川越。



 集まる内野陣。見守る清川コーチ。



 投球練習が始まりました。


 合併球団で初代エースを務めた川越。平野佳、岸田、金子、小松が入る前から、守り続けてきたマウンド。



 準備は万端。檻ではおそらく最後となるであろう登板です。



 対戦相手は坪井。



 気迫の投球で立ち向かいます。月並みな言葉ですが、やはり間違いなく気迫です。



 最後は空振りの三振。



 日高からウイニングボールを受け取ると、次第に選手たちが集まります。



 「11年間ありがとうの」文字。戦力外にしたとはいえ、かつてのエースにできる最大限のはなむけです。



 ファイターズナインがレフトスタンド前に向かった後、オリックスの選手たちによるシーズン終了のあいさつです。



 大石監督のあいさつです。今シーズンの低迷はすべて自分の責任だと語る監督。しかし、ファンはちゃんと分かってます。「そんなことない!」という声が飛んでいました。



 終了後は選手がその場でサインボールを書いての投げ入れ。慣れてる選手はいいんですが、岡田の手際が悪いこと悪いこと(苦笑)
 初々しいと言えば、その通りですけどね。



 その間、大石監督はライトスタンド前へ。1年間チームを支えたファンに一礼すると、来季以降も戦う選手を残し、退任監督はベンチに消えていきました。



 一方、マウンドでは川越の胴上げが始まっていました。



 写真撮影。おそらく檻の選手として、最後の仕事です。



 そして、彼もまたロッカールームへと去っていきました。
 来年、彼はどんなユニホームを着て、どこから現れるのか。
 私にできることは、待つことぐらいです。だから、待つぐらいはします。

 そしてもう1人……



 この時点では解雇が決まってなかったんで、さほど写真は撮ってなかったんですが……
 ただ、かれもジョーンズ同様、きっとアメリカで一度は花を咲かせてくれる予感がします。


 日本で開花しても全然構わないんですけど。


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