にわか日ハムファンのブログ記念館

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阿井ヘッドコーチの単独インタビューを読む

2013-02-05 23:24:06 | 北海道日本ハムファイターズ
 新任コーチがずらりと揃った今季のファイターズ。中でも一番の注目を受けているのは阿井ヘッドコーチでしょう。その阿井コーチの単独インタビューが今日付のスポニチで掲載されていました。

■ 教員生活で学んだ…阿井ヘッド 伝えたい、苦境を乗り切る「心」(スポニチ・2013年2月5日)
■ 阿井ヘッドの心配 栗山監督は「何でも自分で背負い過ぎる」(同上)

 「考え方や取り組み方を日頃から準備しておけば早く乗り越えられる」「引き出しが多くあるほど苦境を乗り越えられる」というのは、何も野球に限った話ではありませんね。
 この「引き出し」というのも、事前に用意するしかない、何かあった時に急ごしらえでできるわけがないものなので、やはり日頃の備えというのが大事ということでしょう。
 そして、それらを備えるにはキャンプが一番いい機会です。むしろキャンプの時期にできなければかなり厳しいぐらいかも知れません。
 というわけで、阿井コーチのおっしゃることには非常に賛成するとして、これから問われるのは、では実際どのような考え方・取り組み方・引き出しを備えていけばいいのか、というところです。
 原則論ももちろん大事として、これからは個別のシチュエーションに応じて、どういう考えの下、どう動くのかを選手それぞれが身につけて行く必要があるわけです。
 それだけに、今後シーズンが近づいてきたら、そのような各論の部分をどれだけ阿井コーチが示せるかがカギになってきます。
 もちろん私自身は内部の人間ではないので、具体的内容は知るべくもないありませんから、この辺はシーズンの結果で、つまりどれだけ試合内容を向上させ、勝ちに結びつけたかで判断するしかありませんが。
 さらに加えるなら、高校野球出身の阿井コーチにはぜひトーナメントの戦い方を教えていただきたいなと。
 高校野球は「負けたら終わり」のトーナメント、特に夏の大会だと負けた時点で文字通り終了です。プロ野球でもポストシーズンが増えたとはいえ、トーナメントの重みは高校野球の方がはるかに上回っているはずです。
 それだけに、短期決戦にいかに臨むのかについて、それぞれの選手に心構えから伝えてほしいです。これが上手くいけば、今年こそ日本一が見えるかも知れません。


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