2013年度アジア・スプリング・ベースボール、5日より開催

　今やNPBのみならず、KBOの球団が沖縄や宮崎でキャンプを張るのが当たり前の時代。そんな中、今年も日韓の各球団どうしの対外試合が「アジア・スプリング・ベースボール」として行われます。
　日程はNPB公式に出ていて、既に昨日ドラゴンズとハンファ・イーグルスとの対戦が行われたようです（関係ないのですが、ハンファ「・」イーグルスだけ中黒があり、ロッテとネクセンにはないのはなぜでしょうね？）
　気になるファイターズの日程は、公式のスケジュールにもあるように3試合。11日のハンファ戦、14日のKIAタイガース戦、21日のネクセン・ヒーローズ戦です。
　いずれも昨季ポストシーズン進出を逃した（早い話がBクラス）球団ですが、キャンプの時期に昨季のチーム成績はあまり関係ないでしょう。
　むしろ、大事なのは自チームおよび各選手の仕上がり具合。先に書いたドラゴンズ戦では、試合こそ勝ったものの高木監督は内容がかなり不満だったようで、怒りを爆発させていました（スポニチ・2013年2月6日）。
　高木監督と栗山監督ではもちろんキャラがだいぶ違いますが、栗山監督とて今年は厳しくいくと言ってるわけです。
　それだけに、とくに若手を中心に、栗山監督の怒りを買うようなレベルのプレーではなく、積極的なアピールになる内容を求めたいものです。
　もっとも、11日の試合の前にも、10日には今季初の対外試合となる阪神戦、その前の7日には初の紅白戦もあります。まずはここから、いいプレーをぜひ多く見せてもらいたいですね。

　それにしても、日韓各球団の練習試合はいいことなのですが、2ヶ国だけで「アジア・スプリング・ベースボール」というのには、ちょっとひっかかりを感じたりもします。
　気になるのはCPBLがどうしているのかですが、考えてみれば、温暖な台湾の外でわざわざキャンプを張る理由もありませんよね。