大学・社会人ドラフト3巡目・糸数と仮契約締結

　ファイターズの2006年度ドラフト指名選手のうち、大学・社会人ドラフト3巡目の糸数投手（亜大）は大学野球部の台湾遠征のため、最後まで交渉が残っていました。ですが、15日の入団交渉で無事仮契約を締結することができました。
　他の入団選手についてはすでに入団会見のエントリでネタにしたご紹介したのですが、糸数についてはまだなので、今回ピックアップしてみたいと思います。
　糸数は沖縄・宜野湾市にある中部商から亜大に入学。北海道ニッカンの記事にもあるように、高校時代は苦しんだものの、大学からは成長を遂げ、今秋のリーグ戦で5勝を上げMVPを獲得、チームの優勝に貢献したほか、明治神宮大会では優勝投手にもなったとのことです。
　糸数は「必要とされる投手になりたい。先発でも、中継ぎでも使われる投手になりたい」と、起用法にかかわらず投げられることを目標としました。
　もしこれが実現すると登板試合数は当然多くなるので、今年の久のように酷使無双カレンダーでも作って備えた方がいいかも知れません（？）
　また糸数は沖縄出身ということで、キャンプの際には「皆さんにおいしいソーキソバの店を紹介したいですね」と言っています。
　ただファイターズのキャンプ地は本島北部の名護や国頭村なのに対し、彼は沖縄氏の出身で、卒業した中部商は宜野湾市の高校。それだけに、糸数が知っているお店情報は宜野湾でキャンプを張るこちらのチームの方で役に立ちそうな気もします。
　ただそれはさておき、糸数は本格派右腕として将来の先発の一角を担うことが期待されます。まずは沖縄出身選手として初の一軍登録からはじめてもらいましょう！