
さきほど日本シリーズの試合中、ニュース速報で第1報が流れました。ニッカンの記事より。
阪神は22日、明大野球部に所属していた一場靖弘投手(22)に約25万円の現金を授与していたことを発表し、その責任を取って久万俊二郎オーナー(83=電鉄本社相談役)と野崎勝義球団社長が辞任の意向を示した。
久万オーナーがメガネ掛けてないところは初めて見ました
という問題ではないのでしょうが、もういいです。
日本シリーズの熱戦の最中に、日本一を決める試合のテレビ中継に、ニュース速報でプロ野球の膿がテロップとして流れるという醜態(だからといって隠せというわけではありませんよ)。
もはや最高の舞台すら穢される、これが今のプロ野球の現実。
ことこうなった以上、落ちるところまで落ちればいい。どうやら、そうなるしかプロ野球に救いはないのかも知れません。
ただ1つ、どうしても気になって仕方がないことがあります。
なぜ一場投手の件ばかり明るみになるのか?
阪神は22日、明大野球部に所属していた一場靖弘投手(22)に約25万円の現金を授与していたことを発表し、その責任を取って久万俊二郎オーナー(83=電鉄本社相談役)と野崎勝義球団社長が辞任の意向を示した。
久万オーナーがメガネ掛けてないところは初めて見ました
という問題ではないのでしょうが、もういいです。
日本シリーズの熱戦の最中に、日本一を決める試合のテレビ中継に、ニュース速報でプロ野球の膿がテロップとして流れるという醜態(だからといって隠せというわけではありませんよ)。
もはや最高の舞台すら穢される、これが今のプロ野球の現実。
ことこうなった以上、落ちるところまで落ちればいい。どうやら、そうなるしかプロ野球に救いはないのかも知れません。
ただ1つ、どうしても気になって仕方がないことがあります。
なぜ一場投手の件ばかり明るみになるのか?
何か恨みを買われてるんでしょうか?
それともストーカーでもおるんかいな?
ホント、不思議でなりません。
一場ならいいか!・・・って
その点、御容赦いただけたらと思います。
これから何が起こるか予想できそうなことを列挙してみます。
・ダイエー身売り問題、西武元オーナーのインサイダー取引疑惑問題、楽天とNPBとの裏取引疑惑問題、近鉄とオリックスのプロテクト選手の問題、といったことを探っていたスポーツマスコミが、一時的に一場選手や横浜、阪神に向いてしまう。
ましてや日本シリーズの決着が数日中につく(いま中日が3勝目をあげますた)。
すると、球界を向いているマスコミやファンの目が、なにか根本的なものや大きな流れから逸れるかたちで、目先の出来事に分散するだろう。
それは、危険なことかもしれない。
・いま自由枠獲得やドラフト上位指名候補になっているアマチュア選手のうち、特定の球団に数万でも現金を受け取っている選手がいたとしたら、彼らは選択を迫られることになる。
プロ入りを選んで隠し通すか、プロの道をあきらめて公表するか。
前者を選べば、その後、入団した球団やいくつかの他球団に弱みを握られることになる。
後者を選べば、いままでプロ目指していろんなことを犠牲にしてきた自分の人生は何だったのか、ということになる。
・いま現役の選手で、そういう経緯でプロ入りした人は、ちょうど契約更改の時期が重なってくるし、心理的に追い込まれることになる。
たとえば自由契約になってトライアウトを受けるつもりの選手は、受けづらくなる。
故障して公傷扱いで球団に世話になっている選手は、ことを荒立てないようにするか、任意引退するか、選択を迫られるかもしれない。
なにか不祥事を所属球団に揉み消してもらったことのある選手も、同じように追い込まれるかもしれない。
・そうこうしているうちにドラフトはあるし、新規球団参入期限はあるし、現在の近鉄とオリックスの選手会は解散になるし、日米野球もあるし、いろんな授賞やファン感謝イベントはあるし、契約更改もどんどんあるし、移籍選手は引っ越しとかあるし、おめでたい選手は結婚式とかあるし、おもろい選手は正月番組の収録とかCM撮りとかいろいろあるし、クリーンな球団も選手も野球と直接関係ないことで忙しくなってしまう。
代理人も忙しくなるから、選手会事務局の法的ブレインが手薄になるし、選手会全体としての結束がいちばん弱まる時期に入ってしまう。
・そういう隙に乗じて、選手の私生活を暴いたり、過去を蒸し返したりする下世話なマスコミが必ず出て来る。
・そうこうしているうちに、一場選手絡みで辞職した人々は、マスコミにもファンにも注目されなくなって、どこで何をしているか、情報が伝わってこなくなるかもしれない。
・そして「ちょと平和かも」というときに限って、おそらく長嶋さんが唐突に登場することは予想される。
・・・マズイですね、いろいろと。
個人的に気になっているのは、シダックス野間口に絡んでいる人たちだったりします。
シダックスが新規参入するという話はどうなったのでしょうか?
読売は、野間口を獲得するために、カツノリを買ったのではなかったんでしょうか?
あるいは阪神は、野間口と引き換えに一場を獲得するために、カツノリを売ったのではなかったんでしょうか?
なぜカツノリは、入閣しないなら自由契約、という選択を迫られたんでしょうか?
そして、何が悲しくて、カツノリは明大卒だったりするんでしょうか?
トライアウトでカツノリがどうなるのか、ドラフトの日に野間口がどうなるのか、そこで何か見えてくるものがあるかもしれませんね。
まとまりなく長くなって申し訳ありません。
要するに
日本一決定戦<ゴシップなんですね。
じゃあ選手は何のために試合をしているのでしょうか?
今度ばかりは民度とか文化レベルの違いを肌で感じました。
あと、やはり明治大学、なんかありますね。
日本一決定戦>ゴシップなんですね。
ほんとに野球をなんだと思っているのでしょう!
この問題、ひっくり返したらきりがないだろうことは容易に分かりますよね。あまりにも大きすぎてこれまで触れることができなかった部分だったんでしょうね。なら、なぜ今回は明るみになったのか…と気にかかりますが。
「不測の事態」がまた起こってしまうんでしょうかね。
「もうええで」と思う気持ちと「不正は全て明らかになるべき」という気持ちが同居していて複雑です。
「子供たちのために」、「夢を与えれることができれば」と事あるごとに言っているプロ野球界(球団・選手)ですが、実情はかけ離れているようで。これまでもこの問題がなくても、このような言葉↑を聞くたびに違和感を感じていましたが、その違和感がさらに増幅する事態になったことが残念だし、腹立たしいし、悲しいことです。
「あの選手も?」とプレーする姿をそんな風に見てしまうのはホント嫌ですね。
ストの損害賠償の話が、うやむやになっていましたね。
自分の知るかぎり、決着がついているのは、スト当日に急遽サイン会を行った横浜・広島の選手会が、ハマスタに使用料をきちんと支払ったという件だけで、あくまでそれは球場施設使用料の話。
ストそのものの損害賠償とは違います。
たしかそのまま「損害賠償は契約更改と込みで」みたいな話になったと記憶しています。
そのとき、合併承認を棄権してくれた広島・松田オーナーは「なぜ(他球団に較べて)低年俸なのに頑張ってくれている選手の年俸を下げなければならないのか」と泣いたはずです。
つまり、全球団横並びで、そういう取り決めになったのでしょう。
すると、個別に損害賠償分の減俸がかなり違ってくるということも考えられます。
球団側としては、手放したくない何億円もの年俸のスター選手1人の年俸を1億カットするより、数千万の選手10人の年俸を半減したほうが、支出は少なくてすむんですよね・・・
そういうことが全球団横並びで実行されたら、将来的に選手減らし、結果的に球界縮小で1リーグ制8球団くらいになってしまうかもしれません。
労組選手会は、いまのうちに大急ぎで、損害賠償はNPBが自分たちに対して請求するのが筋で、各球団が所属各選手に個別に性急するのは的外れ、ということを指摘してほしいです。
なんか一場選手の話とだいぶずれましたが、どうしても、やはりNPBは、オイシイところだけ残して、採算のとれる規模へ縮小させる方向で動いている、という気がしてならないので。
阪神も熊さんと野崎さん、辞めました。
横浜はオーナーと大ちゃん辞めました。おまけに頭まで丸めました??
辞めればええっっちゅうもんでもないんですが。
さて、再発防止策は罰則を厳しくすることではなく、「金を渡しても無駄」という状況を作ることです。それにはやはりドラフト制度設置の原点にたって「完全ウエーバー制」導入でしょう。
これなら一所懸命金を渡したって、来てくれるかどうか判らないのですから。そうなると車代に3万も渡さないでしょう、その場合阪神は電車回数券を渡すかも知れませんね。
貰った側はアマ憲章に触れ罰せられるが、プロの側には罰則はありません。そこも問題です。
根来さん(決して期待していたわけではありません。念のため)が「厳罰にする」といった巨人へのペナルティが大甘だったのは何だったんでしょう。ドラフト会議出席停止はきつすぎるかもしれませんが、最低でもドラフト自由枠使用停止くらいでしょうか。金を渡して約束を取り付ける自由枠の停止は当然だと思います。
他への影響が大きすぎたからかもしれません。
詳しくは当研究所へお越しください(と宣伝。長々と失礼シマシタ)。
>>時速60キロ規制の道路で80キロ走るのが当然と思ってる人の中で(暗黙のルール)
みつかった違反は切符をきられる・・・と。
これに対して、私はこのようにレスしました。
>以前聞いた話ですが、スピード違反でも速度超過がわずかな場合や、みんながみんな違反している場合は取り締まりは受けないのだそうです。
というのは、例えば60キロ規制のところを80キロで車が流れているとして、その中で無理に60キロで走ろうとすると、流れの妨げとなって帰って危ないからということです。
ひょっとすると、ここになぜ一場投手だけが「覆面パト」に捕まったのかという答えがあるかも知れない。そういう気がしてきました。
私のレスはあくまでも推測に過ぎませんが、1つの可能性としてはあり得るような気がします。
裏を返せば、一場投手に目が向くことで助かる人や勢力がどこかにいるかも知れない、ということです。
この点につきましては、RROSEさんのコメントが非常に参考になりますので、そちらをご一読いただければいいと思います。