にわか日ハムファンのブログ記念館

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〔観戦記〕53年ぶりの8月6日(後):鯉兎戦@マツダ(8/6)

2011-08-12 05:47:15 | Oh!グレートセントラル
 平和記念公園を出て、マツダスタジアムに到着しました。



 球場正面には半旗が掲げられています。



 入口で配られた詩「8月6日」。



 この日は試合前のイベントは非常に抑えられ、かわりに、原爆の犠牲者への黙祷にはじまるセレモニーが行われました。



 次に、原爆に遭いながらも持ちこたえ、現在まで継承されている「被爆ピアノ」の演奏が行われました。なお、この被爆ピアノについてはこちらのサイトもご覧ください。



 続いて行われたのは、入場口で配られた詩「8月6日」の朗読。



 ベンチで詩の朗読に耳を傾ける野村監督。



 原監督の姿も。



 ヒロシマからの訴えが続きます。



 この試合が行われている同時刻、市内では原爆の犠牲者の霊を慰める「とうろう流し」が行われます。両球団からも、とうろうがボランティアスタッフに委託されました。



 いよいよ試合です。スタメンはこの通り。今年ノリにノッている實松がスタメンマスクです。



 なお、この日は鳴り物による応援は控えられていました。



 カープにとって歴史的な試合に先発を託されたのはジオ。しかし初回にいきなり3点を奪われると、2回にはあろうことか實松に一発を許すなど、試合の主導権をジャイアンツに渡してしまいました。
 ちなみに實松のホームランですが、さすがに本エントリのトーンにそぐわないので、後日アップする特集エントリで取り扱うことにします。



 なんとか早い段階で反撃したいカープでしたが、ジャイアンツ先発の東野が崩せません。5回にはさらに1点を追加され、前半は完全にジャイアンツペースで試合が進みました。



 途中からライトには元サブローの大村も登場しています。



 グランド整備の合間に紹介された、被爆アオギリ2世。爆心地から1キロほどのところで被爆しながらも生き延びたアオギリの子孫が、ドミニカのカープアカデミーでも育てられているのだそうです。



 このままでは終われないカープ。6回に相手守備の乱れで1点をもらうと、7回にもチャンスが訪れます。



 この場面で代打はもちろん前田智徳。マツダスタジアムが最も盛り上がる瞬間です。



 期待を受けて打席に立った前田。



 結果はタイムリーヒット。カープの意地が乗ったような打球でした。



 しかし、反撃もここまで。最後はジャイアンツの継投に阻まれてしまいました。



 試合結果。前後半で内容がまるで異なっただけに、序盤の3失点、そして5回の1失点が悔やまれます。



 試合終了後になって登場したスラィリー。この日は通常のイベントが大幅に削減されたせいか、試合前、試合中ともまったく姿を見かけませんでした。



 帰り道、球場前の空き地では、平和記念公園の「平和の灯」から採火した「ピースキャンドル」の炎が輝いていました。
 見えにくいですが、中央の文字は「8月6日」。平和への願いがゆらめいていました。


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2 コメント

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Unknown (M・K)
2011-08-21 14:40:19
呉の海軍ミュージアムと平和公園、この2箇所は外せませんね。
海軍ミュージアムも展示物が豊富なので、両方を回ろうとすると、実質2日がかりになりますが。
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M・Kさん (ルパート・ジョーンズ)
2011-08-22 06:10:34
海軍ミュージアムはまだ行ったことがないんですよね。
さすがにデーゲームとのはしごは難しいですし[;;0J0]
ともあれ、広島もあらかた見たとは思うので、いずれは行ってみないと。
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