捜査が進行中なのでなんとも言えない部分があるのですが、簡単にだけ。
まず私は投資家でもあるので、今回の騒動は無関係ではありませんでしたし、それだけに非常に怒りを感じています。
原因の一端は東証にもあるわけですが、もし報道されているような不正取引や粉飾決算が事実であれば、それは司法の場で断罪されなければなりません。
また、阪神・淡路大震災を経験した者としては、1月17日という日に行われたヒューザーの証人喚問の報道が、この事件によって扱いが小さくなったことにも不快感を隠せません。
そういう意味では、(厳密な立場をとればまだ断定的なことを言ってはいけないのでしょうが)、ライブドアに対してはふざけたことをしやがってという思いは正直なところあります。
何より、この人の存在価値は本来グレーであってはならないグレーゾーンを突っついて、そこを白黒ハッキリさせる(ニッポン放送の時の時間外取引など最たる例)ところにあると思っていたので、あきらかにクロの部分に手を出したとすれば残念です。
でもね。
2004年にバファローズとブルーウェーブを救いたいと思ったプロ野球ファンとして、あの時あの場面でライブドアが大阪近鉄バファローズの買収に手を挙げたことは、今でも評価しています。感謝とまで言いたくはありませんが、間違いなく評価はしています。
以前のエントリで、私は「ライブドアという企業や堀江社長という人物に問題がなくはないだろうし、真意は今もって分からないが、そんなことは大した意味のないことだ」という主旨のことを書きました。
もしあの場面で堀江貴文という人物が登場していなかったらどうなっていたか?ホークスとマリーンズ、パ・リーグは残っていたか?楽天は新規参入したか?Sr.カラスコは誕生したか?でもってオートレース表彰式で大暴れしていたか?
その部分を冷静に判断できないと、安易に世間の風潮に流されるだけになるような気がしています。批判とバッシングとは違うのです。
あと「やっぱりバファローズをライブドアに売らなくてよかったのではないか?」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、答えはイエスであり、ノーです。
確かにもしライブドア・バファローズ(仮)があったら今頃大変なことになっていたでしょうし、それでイヤな思いをするよりは……という考え方は理解できます。
一方で、「たとえどんな思いをしようが、バファローズが残っている方がいい」とお思いの方もいるはずです。そういう思いも否定してはいけないのではないでしょうか。
少なくとも、現実に取り得たはずの様々な選択肢を無視し、あの時バファローズがライブドア買収か合併かの二者択一だったかのような誤解をして、「ライブドアは良くない、だから合併してよかった」という非常に短絡的な考え方に陥りたくはない、というのが私の考えです。
もっとも、「お金で買えないものはない」という堀江氏の信条は受け入れられませんけどね。
「お金で買えないものはない」で思い出しましたが、昨日父との会話でライブドアのことが出てきた時に、父が一言、
「今度株が暴落したせいで損した人はみんな怒ってるなぁ。それでなくても、これまでの商売で敵に回したヤツは多いやろうし。
『お金で買えないものはない』て思うのは勝手やけど、何でも買えるついでに人の恨みまで買ってどないすんねん。」
おあとがよろしいようで。
まず私は投資家でもあるので、今回の騒動は無関係ではありませんでしたし、それだけに非常に怒りを感じています。
原因の一端は東証にもあるわけですが、もし報道されているような不正取引や粉飾決算が事実であれば、それは司法の場で断罪されなければなりません。
また、阪神・淡路大震災を経験した者としては、1月17日という日に行われたヒューザーの証人喚問の報道が、この事件によって扱いが小さくなったことにも不快感を隠せません。
そういう意味では、(厳密な立場をとればまだ断定的なことを言ってはいけないのでしょうが)、ライブドアに対してはふざけたことをしやがってという思いは正直なところあります。
何より、この人の存在価値は本来グレーであってはならないグレーゾーンを突っついて、そこを白黒ハッキリさせる(ニッポン放送の時の時間外取引など最たる例)ところにあると思っていたので、あきらかにクロの部分に手を出したとすれば残念です。
でもね。
2004年にバファローズとブルーウェーブを救いたいと思ったプロ野球ファンとして、あの時あの場面でライブドアが大阪近鉄バファローズの買収に手を挙げたことは、今でも評価しています。感謝とまで言いたくはありませんが、間違いなく評価はしています。
以前のエントリで、私は「ライブドアという企業や堀江社長という人物に問題がなくはないだろうし、真意は今もって分からないが、そんなことは大した意味のないことだ」という主旨のことを書きました。
もしあの場面で堀江貴文という人物が登場していなかったらどうなっていたか?ホークスとマリーンズ、パ・リーグは残っていたか?楽天は新規参入したか?
その部分を冷静に判断できないと、安易に世間の風潮に流されるだけになるような気がしています。批判とバッシングとは違うのです。
あと「やっぱりバファローズをライブドアに売らなくてよかったのではないか?」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、答えはイエスであり、ノーです。
確かにもしライブドア・バファローズ(仮)があったら今頃大変なことになっていたでしょうし、それでイヤな思いをするよりは……という考え方は理解できます。
一方で、「たとえどんな思いをしようが、バファローズが残っている方がいい」とお思いの方もいるはずです。そういう思いも否定してはいけないのではないでしょうか。
少なくとも、現実に取り得たはずの様々な選択肢を無視し、あの時バファローズがライブドア買収か合併かの二者択一だったかのような誤解をして、「ライブドアは良くない、だから合併してよかった」という非常に短絡的な考え方に陥りたくはない、というのが私の考えです。
もっとも、「お金で買えないものはない」という堀江氏の信条は受け入れられませんけどね。
「お金で買えないものはない」で思い出しましたが、昨日父との会話でライブドアのことが出てきた時に、父が一言、
「今度株が暴落したせいで損した人はみんな怒ってるなぁ。それでなくても、これまでの商売で敵に回したヤツは多いやろうし。
『お金で買えないものはない』て思うのは勝手やけど、何でも買えるついでに人の恨みまで買ってどないすんねん。」
おあとがよろしいようで。
ただ、新規参入を画策していた時期に粉飾をしていたというのには言葉を失いましたね。
だから踊らされる人たちを見ていると、資金繰りに困って「短絡的な考え方」で闇金融にすがりつくのを目の当たりにしているみたいでつらかったです。
やはりこの発言はもろくも崩れる事になりました。
が、少なくとも、現代の若者に「こうすればいいんだ。」というアクションを起こした事だけは忘れません。
評価としてコレ位でしょうか。
死者まで出たこの騒動。司法の手に委ねる事になりましたが、堀江氏は、清く禊ぎを受けてもらいたいと思います。
堀江氏に関する球団合併騒動うんぬんに関しては、事情不詳の為コメントを控えさせていただきます。
どうでもいいことだけれど、やたら近鉄の応援をしている映像が流れるのはカンベンしてもらいたいなあと思います。ただ「宮内」さんですか?税理士で、ブレーンの方は、「Y校」の愛称で知られる横浜商業の野球部(最近は甲子園に出てないですが名門で、オールドファンに人気の高校です)出身だそうで、彼はずっと補欠だったそうですが、それを知ってからあの映像を見ると妙な感慨があります。穿った見方をすると、自分が果たせなかった夢を金で買おうとした、という感じにもなりますけれど…。
とりあえずお父上に座布団全部!
月並みな感想ではありますが、今後捜査によって事実関係を明らかにして、相応の、甘くもなく理不尽に厳しいものでもなく、まさに相応の処罰が下ることを望みます。
ただ、私も含め大方のファンは「ライブドアに買収させろ」というより「ライブドアでいいから買収させろ」と思っていたのだと思います。
ライブドアについては得体の知れないイメージを感じつつも、局面打開のためにこれ以上のものはないと考えていた方が大勢だったような気がしますよ。闇金と違って利払いの必要もないですし(^^;)
堀江氏に対する自分のスタンスを見極めることで、自分の信念や価値観を明らかにすることもできると思います。
ともあれ、違法行為に(しかも違法性を認識しながら)手を染めたとあれば当然罰せられるべきでしょう。今後の捜査の進展に注目したいと思います。
近鉄応援の映像をこういう報道の中で見るのは私も気分が良くないですね。
ライブドアや堀江氏の批判ならまだしも、彼らが乗っかった「球団合併反対」というファンの思い自体を犯罪扱いしているようで、正直なところ不快です。
ライブドアに限らず、IT業界というのは、どこか「うさんくさい」ものを感じてしまいますが
新規参入と粉飾決済に因果関係があるとしたら非常に残念なことですね。
私も、ルパートさんのお父様に座布団全部差し上げます
古い方達に受けの悪いホリエモンが標的になった感は
ありますが・・もしコレで彼が失墜しても
必ず帰ってくるような気がしますけどねぇ・・・
政治家が絡んできたヒューザーの話からマスコミの目を
そらそうと言う思惑もあると思いますよ、日本の政治は汚いですからね。