プレーオフ第1ステージ初戦、追いすがりながらも敗れてしまったファイターズ。
第2戦以降で負けるか引き分けるかした時点で、優勝争いは終わります(引き分けた場合は3戦の合計で対戦成績が西武を上回ることがなくなり、上位にある西武が第2ステージ進出となるため)。
もはや後がない…今シーズン最大の危機を、黙ってみているわけには行きません。ですが、関西に住む者にとって西武ドームは遠く離れた球場です。大阪ドームやヤフスタと違い、気楽に観戦に行くわけにはいきません。
ただ、関西ではテレビ中継の予定すらありません。このままPCの中継にイライラしながらかじりつくしかないのか?それならやっぱり西武ドーム行きたい…しかし西武ドームがあるのは埼玉県やし、関東地方の地理に疎い人間がたどり着けるのか?…いや、でも…
で、結局早起きして西武ドームまで行ってまいりました(^^;)
「チームの危機を黙ってみていられなかった」、などカッコイイことを言ってみたかったのですが、正直に告白すれば、ヤケクソの状態でした(苦笑)
ともあれ、朝の新幹線で東京まで向かい、そこから電車を乗り換えて西武球場前に到着です。
早速入場し、日ハムファンが集まるレフトスタンドに向かうと、そこはテレビで見た通り人工芝のスタンドでした。これがまた傾斜していて歩きにくいのなんの。下手をすると滑って転びそうなくらいです。こんなところで飛び跳ねるマリサポや集団で左右に動くライオンズファンはすごい(^^;)
それでも、何とか空いている場所を探して確保すると、ふとスコアボードが視界に入りました。
スタンドでは茶摘娘の格好をした売り子さんが地元のお茶を売っていましたが、やはりこの周辺は農産物が名物のようです。
しばらくすると、画面はスタメン発表に変わりました。投手はどちらも予想通り。現状でのベストオーダーでしょう。
さて、そうするうちに試合開始です。
前の日は西武が先制しましたが、この日は初回に日ハムが小笠原のソロアーチで先手を取ります。しかし西武も3回に細川の2塁打に続いて佐藤がタイムリーを放ち同点とします。その後は何とかしのぎましたが、1-1のままでは第3戦はありません。しかし4,5回は無得点。徐々に流れが西武に傾きそうになります。
ところが、その流れを断ち切ったのが6回の攻撃でした!先頭のSHINJOがヒットで出塁。この人がヒットを打てば何かが起きそうな予感がします。すると、次の木元が四球を選んで無死1,2塁。そして小笠原がライト前に勝ち越しのタイムリー!ここから、セギノールライト前タイムリー、オバンドーもライト前ヒットで無死満塁とします。
続く高橋信二はカウント1-3からボール球を振らされたのが響いたか、三振に倒れますが、ここでヒルマン監督は島田に代えて代打坪井をコール!その前の守備で内野手と交錯しているだけに、よほどのケガでもしたかと不安になりますが、しかしここはひとまず試合に集中です。
すると、坪井までもがライトにタイムリーヒット!佐藤への嫌がらせのような攻撃で(笑)3点を奪うと、さらに石本の代打エチェバリアが押し出しの四球を選び、4点目が入ります。ところが、この後の金子は三振。SHINJOも遊ゴロに倒れ、3者残塁となってしまいます。
確かに4点差をつけたのは大きなことです。ですが、これだけ押せ押せムードになりながら、さらに点を追加することはできませんでした。大きなリードをつけながら、むしろ不安が頭の中を支配します。
その後、日ハム打線は淡白な攻撃が続き、ダメ押し点がどうしても奪えません。逆にミラバルは6回以降毎回のピンチをすべて押しとどめ、いよいよ9回裏になります。
この回、先頭の石井義は打ち取りますが、次の佐藤にヒットを打たれた辺りからミラバルに疲れの色が見え始めます。赤田にもヒットを打たれ、続く貝塚は四球で歩かせてしまい、1死満塁という場面でカブレラを迎えることとなってしまいました。
ここでカブレラはセンター方向へ大きな打球を放ちます!ライオンズファンの歓声とファイターズファンの悲鳴が聞こえる中、打球はバックスクリーンを目指して飛んでいきます。
しかし…これが同点打となるには後一伸びが足りませんでした。フェンス手前でSHINJOが何とか捕球し、タッチアップによる1点に留めます。これで、2死2,3塁。完投勝利まであと1です。
ところが、この後の和田が抑えられませんでした。センターにライナーでタイムリーを打たれ、2者が生還。これで1点差、ランナーは1塁。一打逆転サヨナラの場面を作ってしまいます。しかも打者は昨日も一発を放ったフェルナンデス。ここでヒルマン監督はミラバルを諦め、守護神横山を投入します。
ひょっとして、これは遅きに失したのでは…しかし、心配は無用でした。横山はフェルナンデスをセンターへの浅いフライに打ち取り、ようやくゲームセット!何とか1点差での逃げ切り勝利です!!
今回の試合は、何といっても打線のつながりが明暗を分けたと言えるでしょう。西武は12安打を放ったにもかかわらず、11残塁が災いしたのか、4点を取るのが精一杯でした。しかも8回までは9安打1得点10残塁という状態であったのです。
その一方、日ハムは9安打を打ったのに対し残塁は6、得点は5点。特に、単打と四球だけで4点をとった6回の攻撃は見事の一言でしょう。1回のホームランに続いてタイムリーを打った小笠原は、ヒーローインタビューにも選ばれていました。
さて、第3戦に決着を持ち越すことはできましたが、引き分け以下ではダメなことは、全く変わっていません。逆に勝てば、下位チームが上位チームを破るというプレーオフの醍醐味が味わえることとなります。
明日も何が何でも勝たなければなりません!ファンの皆さま、共に応援していきましょう!!
第2戦以降で負けるか引き分けるかした時点で、優勝争いは終わります(引き分けた場合は3戦の合計で対戦成績が西武を上回ることがなくなり、上位にある西武が第2ステージ進出となるため)。
もはや後がない…今シーズン最大の危機を、黙ってみているわけには行きません。ですが、関西に住む者にとって西武ドームは遠く離れた球場です。大阪ドームやヤフスタと違い、気楽に観戦に行くわけにはいきません。
ただ、関西ではテレビ中継の予定すらありません。このままPCの中継にイライラしながらかじりつくしかないのか?それならやっぱり西武ドーム行きたい…しかし西武ドームがあるのは埼玉県やし、関東地方の地理に疎い人間がたどり着けるのか?…いや、でも…
で、結局早起きして西武ドームまで行ってまいりました(^^;)
「チームの危機を黙ってみていられなかった」、などカッコイイことを言ってみたかったのですが、正直に告白すれば、ヤケクソの状態でした(苦笑)
ともあれ、朝の新幹線で東京まで向かい、そこから電車を乗り換えて西武球場前に到着です。
早速入場し、日ハムファンが集まるレフトスタンドに向かうと、そこはテレビで見た通り人工芝のスタンドでした。これがまた傾斜していて歩きにくいのなんの。下手をすると滑って転びそうなくらいです。こんなところで飛び跳ねるマリサポや集団で左右に動くライオンズファンはすごい(^^;)
それでも、何とか空いている場所を探して確保すると、ふとスコアボードが視界に入りました。
スタンドでは茶摘娘の格好をした売り子さんが地元のお茶を売っていましたが、やはりこの周辺は農産物が名物のようです。
しばらくすると、画面はスタメン発表に変わりました。投手はどちらも予想通り。現状でのベストオーダーでしょう。
さて、そうするうちに試合開始です。
前の日は西武が先制しましたが、この日は初回に日ハムが小笠原のソロアーチで先手を取ります。しかし西武も3回に細川の2塁打に続いて佐藤がタイムリーを放ち同点とします。その後は何とかしのぎましたが、1-1のままでは第3戦はありません。しかし4,5回は無得点。徐々に流れが西武に傾きそうになります。
ところが、その流れを断ち切ったのが6回の攻撃でした!先頭のSHINJOがヒットで出塁。この人がヒットを打てば何かが起きそうな予感がします。すると、次の木元が四球を選んで無死1,2塁。そして小笠原がライト前に勝ち越しのタイムリー!ここから、セギノールライト前タイムリー、オバンドーもライト前ヒットで無死満塁とします。
続く高橋信二はカウント1-3からボール球を振らされたのが響いたか、三振に倒れますが、ここでヒルマン監督は島田に代えて代打坪井をコール!その前の守備で内野手と交錯しているだけに、よほどのケガでもしたかと不安になりますが、しかしここはひとまず試合に集中です。
すると、坪井までもがライトにタイムリーヒット!佐藤への嫌がらせのような攻撃で(笑)3点を奪うと、さらに石本の代打エチェバリアが押し出しの四球を選び、4点目が入ります。ところが、この後の金子は三振。SHINJOも遊ゴロに倒れ、3者残塁となってしまいます。
確かに4点差をつけたのは大きなことです。ですが、これだけ押せ押せムードになりながら、さらに点を追加することはできませんでした。大きなリードをつけながら、むしろ不安が頭の中を支配します。
その後、日ハム打線は淡白な攻撃が続き、ダメ押し点がどうしても奪えません。逆にミラバルは6回以降毎回のピンチをすべて押しとどめ、いよいよ9回裏になります。
この回、先頭の石井義は打ち取りますが、次の佐藤にヒットを打たれた辺りからミラバルに疲れの色が見え始めます。赤田にもヒットを打たれ、続く貝塚は四球で歩かせてしまい、1死満塁という場面でカブレラを迎えることとなってしまいました。
ここでカブレラはセンター方向へ大きな打球を放ちます!ライオンズファンの歓声とファイターズファンの悲鳴が聞こえる中、打球はバックスクリーンを目指して飛んでいきます。
しかし…これが同点打となるには後一伸びが足りませんでした。フェンス手前でSHINJOが何とか捕球し、タッチアップによる1点に留めます。これで、2死2,3塁。完投勝利まであと1です。
ところが、この後の和田が抑えられませんでした。センターにライナーでタイムリーを打たれ、2者が生還。これで1点差、ランナーは1塁。一打逆転サヨナラの場面を作ってしまいます。しかも打者は昨日も一発を放ったフェルナンデス。ここでヒルマン監督はミラバルを諦め、守護神横山を投入します。
ひょっとして、これは遅きに失したのでは…しかし、心配は無用でした。横山はフェルナンデスをセンターへの浅いフライに打ち取り、ようやくゲームセット!何とか1点差での逃げ切り勝利です!!
今回の試合は、何といっても打線のつながりが明暗を分けたと言えるでしょう。西武は12安打を放ったにもかかわらず、11残塁が災いしたのか、4点を取るのが精一杯でした。しかも8回までは9安打1得点10残塁という状態であったのです。
その一方、日ハムは9安打を打ったのに対し残塁は6、得点は5点。特に、単打と四球だけで4点をとった6回の攻撃は見事の一言でしょう。1回のホームランに続いてタイムリーを打った小笠原は、ヒーローインタビューにも選ばれていました。
さて、第3戦に決着を持ち越すことはできましたが、引き分け以下ではダメなことは、全く変わっていません。逆に勝てば、下位チームが上位チームを破るというプレーオフの醍醐味が味わえることとなります。
明日も何が何でも勝たなければなりません!ファンの皆さま、共に応援していきましょう!!
西武ドームまで行かれたんですねぇ。すごい・・です。
お疲れ様でした。
私はTVで観戦しておりました。
最後ちょっと冷や冷やしましたが、なんとか逃げ切れましたねぇ!
第3戦、プレーオフではちと目立っていない新庄が爆発してくれれば・・
また、熱い試合を期待しています。
まったくもって、ファンの鑑。
いいなぁ。
出遅れたので、窓口で外野は混んでいますけどいいですかと念押しをされてしまい、入場口で咄嗟に列の短かったライトを選択してしまいました<m(__)m>
それにしても練習中からレフトの盛り上がりの凄かったこと。いったいどこにあんなに熱烈ハムファンが…と思ったら関西から駆けつけられた方もいらっしゃったんですね。コユキの若い頃からハムを見ていた者には隔世の感がありました。寂しかったけど、やっぱり北海道に行ってよかったんだろうなぁ。
それなりにご贔屓はいるので、なんちゃってレオファンをしながらも、気がつくと小笠原やオバンドー、坪井の応援歌やファイターズ讃歌を無意識に口ずさんでいる私でした;;;
昨日はドラファンをひとり誘ってたんですけど、やっぱりハムとやりたくないと。西武だったらシュミレーションできるけど、ハムは読みにくいし応援すごいし、勝てる気がしないというんですね。
なにはともあれ今日の第3戦ですね。帆足と江尻、結構面白い(すみません)試合になりそうでワクワクしてます。
今日の予報は本降り。雨の日はあの外野はきびしそうですね。
ごくろーさまです。
あっしは先週、北海道に行ってみて、球団に対する地元の期待感が非常に高いということがわかったので、ほんまに日本ハムにはがんばってもらいたいと思っております。
でもプレーオフ制度にはいろいろ思うところがあるので複雑なところでもあるんですけど・・・
ともあれ、3戦目も勝つといいなー(^^)
私も前夜に西武Dに電話し、スタッフの「立ち見あるので、入ることはできますよ」に賭けて、朝いちの「のぞみ」に飛び乗りました。
チケット販売開始10:30(開場11:25)でしたが私が到着した11時前から超・長蛇の列でしたね。
レフトの傾斜にはびっくりしました(滑ったらフェンス際まで転がってしまいそう)。ですが、ヤフスタ同様、選手とファンが近距離なのが良かったです。
試合前の練習で子供が江尻投手に「明日がんばってね~!」と呼びかけ、彼が応えるほほえましい1コマがあったり、試合前にミラバルがさりげなく、レフトスタンドの手前にランニングしてきて手を振って戻って行ったり、マスコットのレオがレフト前まで足を伸ばしてサービスバク転してくれたり。
ヒートアップする余り、闘将会のお父さんが試合開始2時間前からネタ披露を始めて「もっとあたためろ!」とツッこまれたり、ファンがマスコミの取材に熱く応えたり、色とりどりのプラカードや趣向をこらしたグッズに見とれてしまいました。
(素で阪神ファンの人もいて、それがまたウケてたりして、おもしろかったです。)
行く前はプレーオフがどういうものか、実感がなかったのですが、試合前のセレモニーを見て、やはり「晴れ舞台なんだなあ」としみじみ思いました。
音が反響する場内での慣れない応援でしたが、やはり地元東京や札幌闘将会の方が多く、慣れ親しんだ大阪闘将会リーダーや噴水にダイブしたお兄さんが出てきたときにはホッとしました。
試合開始時点でほぼ満員、ハムファンの応援も熱かったけど、それ以上に最初はライスタのレオファンの勢い飲み込まれそうになりました。(ホームなので当たり前ですが、ヤフ-や大阪ドームのレフトしか経験していない者としては…)。
しかし、いいゲームでした。本当に最初から最後まで目が離せませんでしたね。特に満塁でカブレラ、和田を迎えた時はどうなるかと思いました。
昨日の合言葉は「福岡に、行 く ぞ ー!」でした。
その先は ROAD TO NAGOYA ですね。
ひとつひとつ実現させるために、今日もしっかり応援して行きましょう!
西武がかなり警戒しているせいか、SHINJOは守備意外ではどうしても抑えられていますね。
それでも、6回には先頭打者で猛攻の口火を切っているわけですし、塁に出た時の勢いはシーズンそのまま、という感じですね。
今日はマルチ安打で大いに活躍してもらいましょう!
ただ、チケットもないのに無謀に押しかけた甲斐があり、いい試合を見ることができました。
今日は自宅に戻っていますが、日本シリーズ出場の暁にはナゴドに行くつもりです。貯金がかなり心配ですが(苦笑)
関西の雰囲気も好きなのですが、どうしても人数は限られますので。
>昨日はドラファンをひとり誘ってたんですけど、やっぱりハムとやりたくないと。西武だったらシュミレーションできるけど、ハムは読みにくいし応援すごいし、勝てる気がしないというんですね。
なるほど、そういう理由だったんですね。
確かにダイエーや西武なら誰がどうスゴイかが分かりやすいですが、正直なところ応援している私でも、日ハムがなぜプレーオフに進出できたのか分かりませんからね(^^;)
ただ、6点差をひっくり返されることもあれば、ひっくり返すこともありますし、何をしでかすか分からない恐ろしさはあるんでしょうね。それが楽しみでもあるんですが…
今日は帆足が怖いので、何とか早めに引きずりおろしてほしいです。西武ドーム付近はかなり雨のようで、外野の応援は大変なようですね。
しかし、雨が吹き込むドームというのもどうなんでしょうね。他に建てようはなかったんでしょうか?
今日は確か札幌ドームでパブリックビューイングもあるそうですし、これで第2ステージ進出となれば大騒ぎになりそうな…何はともあれ、地元に愛されているのは嬉しいことですね。
プレーオフについては、私も最初導入を決めた時はまるで評価していませんでした。シーズン3位が優勝するというのが、どうしても受け入れられなかったのです。
ただ、リーグを盛り上げるためには、これほど有効な手段もないような気がします。
特にパの場合、ダイエーと西武が抜きん出ていますから、3位のチームを絡めないとカードが固定してしまう可能性が強いですからね。
その意味では、3チームのプレーオフが一番面白いのかな、という気がします。
将来的には、セパのチーム数を増加させて、両リーグ3チームずつのプレーオフが私の理想です。
>レフトの傾斜にはびっくりしました(滑ったらフェンス際まで転がってしまいそう)。ですが、ヤフスタ同様、選手とファンが近距離なのが良かったです。
多くのドーム球場と比べますと、西武ドームのレフトスタンドはグラウンドに近くていいですよね。あれでフェンスが低ければ文句なしなのですが…
>試合開始時点でほぼ満員、ハムファンの応援も熱かったけど、それ以上に最初はライスタのレオファンの勢い飲み込まれそうになりました。(ホームなので当たり前ですが、ヤフ-や大阪ドームのレフトしか経験していない者としては…)。
それは私も思いました(^^;)
もともと関西の球場ではそんなに西武ファンが多くいるのを見ませんので、数が多いだけでも迫力でしたし、その上チャンスの時のあの応援には怖さすら感じました。
特に9回裏は心臓が縮み上がるかというくらいでしたが、それでも勝てて何よりです。
今日も決戦です。その先には福岡が、そしてその先にはナゴヤと札幌への道が待っています。
おっしゃる通り、ひとつひとつ実現させていきたいですね!