一軍が開幕ダッシュに失敗したファイターズですが、ファームはダッシュ失敗どころか大転落。4月に入ってから本エントリ執筆時点まで勝ち星なし、イ・リーグ記録タイの14連敗中なのです。
4月の日程表を見ても、中止の試合を除けば黒星ばかり並んでいます。
■ ファーム2013年4月成績(公式・2013年4月26日閲覧)
ここまで来ると逆に壮観ですらありますが[;;0J0]
ただスコアを見ると、一方的に負けた試合は意外と少ないんですよね。
4月17・18日の読売戦は明らかな大敗、大谷が初先発したマリーンズ戦も5点差がついていますが、あとはすべて3点差以内での敗戦。
さらにサヨナラ負けが3試合、とくに25日は9回裏に5失点。これは選手もファンも心が折れる負け方です。
どうしてこうなってしまったのか?今季鎌ケ谷を観ていない私に詳しいことは分かりませんが、1つ考えられるのは、両・質ともに絶対的な戦力不足です。
例えば、この間の先発投手を見てみると、ルーキーを含め一軍での先発経験がないのが屋宜、上沢、大塚、大谷、榎下の5人。このうちルーキーも2人いるぐらいです。
そのせいもあってか、25日現在のチーム防御率はイ・リーグ最悪の4.54。失点も最悪なら自責点はこの時点でリーグ唯一の3ケタ突破という有様です。
一方の打率は同時点でリーグ2位タイの.265、得点・打点はどちらもリーグ4位と決して低くはないのですが、いかんせん巡り合わせが悪い。点を取れた時に投手が踏ん張れないではどうしようもありません。
もちろんファームは育成の場です。勝敗よりも一軍で活躍できる選手を準備することの方が大事です。
とはいうものの、二軍で通用しない選手が一軍で通用するとは思えません。今季の多田野が良い例で、二軍でも防御率が悪い状態で一軍に上げても、案の定抑えられないのです。
加えて、ファイターズの場合、他の二軍チームとは異なる特殊事情があります。鎌ケ谷はそれなりに手とお金をかけて宣伝を打ち、集客を図っている、いわば「マイナー球団」です。
つまり、単に練習を見せているわけではないのです。鎌ケ谷のチームを応援する、鎌ケ谷のファンが現に少なからず存在していますし、球団はそのようなファンに向けて試合を行っているのです。
だとすれば、試合結果、少なくとも「勝ちに行く姿勢」は、他のファームチームよりも強く求められます。育成重視というのは言い訳にはなりません。
と書いてみたものの、ベンチがそれを理解していないとも思えないんですよね。重々承知してはいるが……というところでしょう。それだけに結果が伴わないのが悲しいのです。
明日からは鎌ケ谷でベイスターズとの3連戦。一大イベント「G.W.鎌スタ☆ファミリーシリーズ2013」が開催されます。
大勢のファンが地元からも遠くからも詰めかけるでしょうし、そんなファンに連敗脱出の瞬間を是非とも見てほしいのですが……
4月の日程表を見ても、中止の試合を除けば黒星ばかり並んでいます。
■ ファーム2013年4月成績(公式・2013年4月26日閲覧)
ここまで来ると逆に壮観ですらありますが[;;0J0]
ただスコアを見ると、一方的に負けた試合は意外と少ないんですよね。
4月17・18日の読売戦は明らかな大敗、大谷が初先発したマリーンズ戦も5点差がついていますが、あとはすべて3点差以内での敗戦。
さらにサヨナラ負けが3試合、とくに25日は9回裏に5失点。これは選手もファンも心が折れる負け方です。
どうしてこうなってしまったのか?今季鎌ケ谷を観ていない私に詳しいことは分かりませんが、1つ考えられるのは、両・質ともに絶対的な戦力不足です。
例えば、この間の先発投手を見てみると、ルーキーを含め一軍での先発経験がないのが屋宜、上沢、大塚、大谷、榎下の5人。このうちルーキーも2人いるぐらいです。
そのせいもあってか、25日現在のチーム防御率はイ・リーグ最悪の4.54。失点も最悪なら自責点はこの時点でリーグ唯一の3ケタ突破という有様です。
一方の打率は同時点でリーグ2位タイの.265、得点・打点はどちらもリーグ4位と決して低くはないのですが、いかんせん巡り合わせが悪い。点を取れた時に投手が踏ん張れないではどうしようもありません。
もちろんファームは育成の場です。勝敗よりも一軍で活躍できる選手を準備することの方が大事です。
とはいうものの、二軍で通用しない選手が一軍で通用するとは思えません。今季の多田野が良い例で、二軍でも防御率が悪い状態で一軍に上げても、案の定抑えられないのです。
加えて、ファイターズの場合、他の二軍チームとは異なる特殊事情があります。鎌ケ谷はそれなりに手とお金をかけて宣伝を打ち、集客を図っている、いわば「マイナー球団」です。
つまり、単に練習を見せているわけではないのです。鎌ケ谷のチームを応援する、鎌ケ谷のファンが現に少なからず存在していますし、球団はそのようなファンに向けて試合を行っているのです。
だとすれば、試合結果、少なくとも「勝ちに行く姿勢」は、他のファームチームよりも強く求められます。育成重視というのは言い訳にはなりません。
と書いてみたものの、ベンチがそれを理解していないとも思えないんですよね。重々承知してはいるが……というところでしょう。それだけに結果が伴わないのが悲しいのです。
明日からは鎌ケ谷でベイスターズとの3連戦。一大イベント「G.W.鎌スタ☆ファミリーシリーズ2013」が開催されます。
大勢のファンが地元からも遠くからも詰めかけるでしょうし、そんなファンに連敗脱出の瞬間を是非とも見てほしいのですが……
巡り合わせの悪さを感じます。
育成の面もある以上、ある程度野手のエラーが多いのは仕方ないことですが…。
(本来、外野手の佐藤賢治がファーストで出ていたりとか。一軍での出場機会を増やすため?)
あと、併殺を決めた数がファイターズは42と他球団に比べて少ないようです。
ライオンズは、エラー(29個)と守備率(.966)はワーストですが、併殺は55でした。
「ファームの守備は、割り引いて数字を見る」と言う人もいますが、
それでも、内野の守備に関しては苦労している様子がうかがえます。
ところで、橋本健太郎が浦和の守護神になっているのを見ると…。(涙)
ただ、おっしゃるように出場機会を狙って複数ポジションを試させる例も多いようです。
サトケンはファーストばかりか、キャンプ時点ではサードという話もありましたし、
実際それで試合にも出ているようですし。
あるいは、ショートで高卒ルーキーの森本を使ったりとか。
そう考えると、前向きな挑戦を行った上での失敗と捉えられる……といいのですが。
>橋本健太郎
そう言えば、先日Sky A+のファーム阪神戦中継で川を久々に見ました(涙