秋季キャンプスタート・梨田ファイターズの新たなる門出

　アジアシリーズも終わり、日本プロ野球も本格的なストーブリーグに突入。それに合わせて、ファイターズの来季に向けた体制もスタートしました。
　とはいえ、そこは極度のネタ球団のこと、やはり一筋縄ではいかないようで……

■　２００８年北海道日本ハムファイターズスタッフ新体制(一軍及びファーム監督)（公式サイト）

　前コーチの退任をめぐってゴタゴタしましたが、とにもかくにも来季の一軍監督・コーチの陣容が決まりました。
　ファイターズに新たに加わったのは、梨田監督、吉井投手コーチ、真喜志内野守備コーチ・清水外野守備・走塁コーチ。早速沖縄・名護入りした4人は、記者会見も早々に秋季キャンプへと加わっています。
　中でも注目は梨田新監督。キャンプ初日の様子は北海道新聞の記事をはじめ各紙で報道されており、スポニチ北海道でも「熱血始動」と書かれている、と、ここまでは良かったんですが……

■　日本ハム・梨田新監督、初ユニホーム姿でオヤジギャグ連発（サンスポ）
■　日本ハム梨田新監督がオヤジギャグ連発！（北海道日刊）
■　梨田ハム爆笑始動…オヤジギャグ連発（報知）
■　梨田新監督オヤジギャグで大すべり（デイリー）


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　とりあえず報道された梨田語録を総合すると、まずは選手を前にして、

（ ´梨`）＜アメリカ野球も日本野球も変わらない。打って三塁に走るわけじゃない

と軽く一発。ところが選手の方は、

〈；｀◇´〉「反応は今イチ」（サンスポ）
（；＼‘ _ ／）「会場はシ～ンとややスベリ気味」（スポニチ北海道）
（；・否・）「ドン引き？　の静寂に包まれた」（北海道日刊）
（；θεθ）「リアクションに困る選手」（報知）
（；・ш・）「まったくの無反応」（デイリー）


　沖縄なのに北海道並みの空気になったようです。


　ただそこは梨田監督、きっと慣れてるんでしょう。すかさず「今は笑うところだぞ」と、１人ツッコミ。

（；￢ε￢）「帰りますよああ、笑うところだったんだと」

という会長の一言で、何とか場は盛り上がったようです。

　しかし、梨田監督はこれぐらいでめげる人じゃありません。信二に真っ先に話しかけると、

（ ´梨`）＜右を向いたら（高橋）信二がいた。シンジがたい話だけど
［；－↓－］「……」

　引き続いて、

（ ´梨`）＜取材はいつでも受けるよ。（球団広報の）鳥居さんの言うトリイに

と、「惜しみなくダジャレを披露」（報知）。惜しんでください

　さらに、地元のファンからハムユニホームを着たシーサーをプレゼントされると、

（ ´梨`）＜何をくれるの？はよシーサー

　報道陣に抱負を問われると、

（ ´梨`）＜偽装はダメだよ。一塁での偽走ならできるけど

と止まりません。最後のはシャレにならないんですけど親会社が親会社だけに

　とまぁ、初日からすっ飛ばしている梨田監督ですが、それもこれも選手たちになじんでもらうためのこと。キャンプ中は選手をそれぞれ自室に呼び、酒を酌み交わしながら語り合う予定もあるのだそうです。
　1対1でこのノリだと選手がリアクションに困る場面も多々ありそうですが、この際ダジャレにはダジャレで返すぐらいの剛の者が出てくることを期待してやみません。

　あと、本題とは全然関係ないんですが、上の記事で　ま　た　サ　ン　ス　ポ　がやらかした件について。
（キャプチャ画像）