■ 韓国シリーズ第4戦、SKが4タテし2年ぶり3度目の優勝(写真)(室井昌也『ソウルはいつも野球愛』・2010年10月19日)
海の向こう韓国では、日本より一足お先にポストシーズンが開幕しています。来月13日に日本シリーズ優勝チームと対戦する相手を決める戦いなだけに、日本のプロ野球ファンにとっても他人事ではありません。
韓国プロ野球のポストシーズン制度とこれまでの経過をさらっておくと、1リーグ8球団制の韓国プロ野球では、レギュラーシーズンの上位4チームがポストシーズンに進出します。
まず、シーズン4位のチームと3位のチームが5戦制の準プレーオフを戦います。今年は4位ロッテジャイアンツと3位斗山ベアーズが対戦し、ベアーズが連敗のあと3連勝、大逆転で制しました。
準プレーオフに勝ったベアーズは、シーズン2位チームとの5戦制のプレーオフに進出。今年の2位は三星ライオンズ、1勝2敗とされますが、そこから連勝して勝ち残りました。5試合すべて1点差、最終戦は延長サヨナラという大激戦でした。
そして、プレーオフの勝者ライオンズが、シーズン1位のSKワイバーンズとの韓国シリーズを戦います。こちらは日本と同じく7戦制ですが、2つ大きな違いがあります。
まず、先程「シーズン1位」と書いたように、優勝チームはレギュラーシーズン1位のチームではなく、韓国シリーズの勝者と定められている点です。
また、今回のように両チームの本拠地がソウル以外(ワイバーンズは仁川、ライオンズは大邸)の場合、第5戦以降をソウル・蚕室球場で開催することになっているのも、日本とは異なります。
ですが、今年は蚕室で試合を行うには及びませんでした。ワイバーンズがライオンズを圧倒、昨日の第4戦にも勝ち、4戦全勝で韓国シリーズを制したのです。
SKワイバーンズは韓国プロ野球ではネクセン・ヒーローズに次いで新しいチームですが、2007年に初優勝して以来、2008年、そして今年韓国シリーズを制覇しており、今韓国で最強と言っても過言ではありません。
なにより日本のプロ野球ファンにとって見逃せないのは、ワイバーンズでの日本人選手・コーチの活躍ぶりです。近年韓国で日本人選手・コーチが在籍する例が増えていますが、中でもワイバーンズは獲得に積極的な球団と言えるでしょう。
今年は元近鉄・横浜・巨人の門倉がローテーションを担っているほか、加藤初(投手)、関川浩一(打撃)、芹沢裕二(バッテリー)の各コーチがチームを支えています。ちなみに、ライオンズではあの種田仁が打撃コーチを務めています。
そういう点からも非常に注目されるSKワイバーンズ。過去にはアジアシリーズで日本代表チームを破った実績もあり、日本のプロ野球チームにとっても決して侮れない存在です。
ただ、惜しむらくはマスコットが地味なことでしょうか。ま、他球団、特にライオンズやベアーズの方がある意味やり過ぎなんですが[;;0J0]
ともあれ、これで日韓クラブチャンピオンシップの韓国側チームは決定。私も取材予定なので、来月の東京ドームを楽しみにしています。
さて、ワイバーンズのエントリなので、お約束のアレをやっときましょう。
で、塩谷はどこ行った?
海の向こう韓国では、日本より一足お先にポストシーズンが開幕しています。来月13日に日本シリーズ優勝チームと対戦する相手を決める戦いなだけに、日本のプロ野球ファンにとっても他人事ではありません。
韓国プロ野球のポストシーズン制度とこれまでの経過をさらっておくと、1リーグ8球団制の韓国プロ野球では、レギュラーシーズンの上位4チームがポストシーズンに進出します。
まず、シーズン4位のチームと3位のチームが5戦制の準プレーオフを戦います。今年は4位ロッテジャイアンツと3位斗山ベアーズが対戦し、ベアーズが連敗のあと3連勝、大逆転で制しました。
準プレーオフに勝ったベアーズは、シーズン2位チームとの5戦制のプレーオフに進出。今年の2位は三星ライオンズ、1勝2敗とされますが、そこから連勝して勝ち残りました。5試合すべて1点差、最終戦は延長サヨナラという大激戦でした。
そして、プレーオフの勝者ライオンズが、シーズン1位のSKワイバーンズとの韓国シリーズを戦います。こちらは日本と同じく7戦制ですが、2つ大きな違いがあります。
まず、先程「シーズン1位」と書いたように、優勝チームはレギュラーシーズン1位のチームではなく、韓国シリーズの勝者と定められている点です。
また、今回のように両チームの本拠地がソウル以外(ワイバーンズは仁川、ライオンズは大邸)の場合、第5戦以降をソウル・蚕室球場で開催することになっているのも、日本とは異なります。
ですが、今年は蚕室で試合を行うには及びませんでした。ワイバーンズがライオンズを圧倒、昨日の第4戦にも勝ち、4戦全勝で韓国シリーズを制したのです。
SKワイバーンズは韓国プロ野球ではネクセン・ヒーローズに次いで新しいチームですが、2007年に初優勝して以来、2008年、そして今年韓国シリーズを制覇しており、今韓国で最強と言っても過言ではありません。
なにより日本のプロ野球ファンにとって見逃せないのは、ワイバーンズでの日本人選手・コーチの活躍ぶりです。近年韓国で日本人選手・コーチが在籍する例が増えていますが、中でもワイバーンズは獲得に積極的な球団と言えるでしょう。
今年は元近鉄・横浜・巨人の門倉がローテーションを担っているほか、加藤初(投手)、関川浩一(打撃)、芹沢裕二(バッテリー)の各コーチがチームを支えています。ちなみに、ライオンズではあの種田仁が打撃コーチを務めています。
そういう点からも非常に注目されるSKワイバーンズ。過去にはアジアシリーズで日本代表チームを破った実績もあり、日本のプロ野球チームにとっても決して侮れない存在です。
ただ、惜しむらくはマスコットが地味なことでしょうか。ま、他球団、特にライオンズやベアーズの方がある意味やり過ぎなんですが[;;0J0]
ともあれ、これで日韓クラブチャンピオンシップの韓国側チームは決定。私も取材予定なので、来月の東京ドームを楽しみにしています。
さて、ワイバーンズのエントリなので、お約束のアレをやっときましょう。
で、塩谷はどこ行った?
日韓クラブチャンピオンシップで登板されると、非常に厄介なことになりそうです。
観戦当日、特別ゲストの来場交渉もほぼ完了しました。
当日は、宜しくお願いします。
ま、いつまでも日本代表が勝ち続けられる相手なはずはないので、
いつか一度ぐらいはやられる時が来るんでしょうが。
当日はよろしくお願いします。しかし、特別ゲスト!?[;;0J0]
こちらも11月13日、韓国側(SK側)で混じって見ようかと思っております。
ただ、キム・グァンヒョンは確か広州アジア大会エントリーメンバーのはずなので、来日は微妙じゃないでしょうか…
(同じ理由で若手の大砲チェ・ジョンと正捕手のパク・キョンワンも来日は微妙との事ですが…)
とりあえず私も韓国側を重点取材になるかと思います。よろしくお願いします。
>キム・グァンヒョン
そうでした、アジア大会があるのをすっかり忘れてました……
主力が抜けるとなると、さすがに厳しくなりますね。
以前も一度書き込みさせていただいたことがある者です。
韓国プロ野球のブログを運営しています。
ご参考までに見ていただけるとうれしいです。
まず補足をさせていただきますと、現在韓国プロ野球で最も新しい球団は、2008年創設のネクセンヒーローズです。
初年度はあの高津臣吾も在籍し、今年は元読売のバーンサイド、元ソフトバンクのニコースキーがプレーしていました。
創設以来、韓国プロ野球は韓国シリーズ優勝チームが年間総合優勝です。
公式戦で優勝しても、韓国シリーズで負ければ年間2位扱いです。
SKは今のところアジア大会の代表に7名を送りますが、キム・グァンヒョンのような図抜けたタレントに頼ってはおらず、とても選手層が厚いので、そう極端にチーム力が落ちるということはないと思いますよ。
日本では無名ですが、韓国では実績のある名のあるベテラン選手たちも来日すると思います。
日本のマスコミとしては、門倉凱旋試合みたいに扱うんじゃないでしょうかね。
11月13日ですが、この日の韓国の野球ファンは日韓クラブチャンピオンシップでなく、キム・テギュンやメジャーリーガーのチュ・シンスも出場するアジア大会:韓国-台湾戦のほうに注目が集まると思います。
僕も日韓クラブチャンピオンシップを、夜の国際試合の前座として位置づけています。
塩谷はBCリーグ・福井のコーチを開幕前にあっさり辞めたあとは何しているんでしょう?
ネクセン・ヒーローズ、忘れてました[;;0J0]
確かに、現代ユニコーンズがなくなってからできた球団ですもんね。
>SK
なるほど、主力以外の戦力も充実しているとは楽しみですね。
日韓C、ぜひいいプレーを期待していますよ。
ときに、先ほどそちらで韓国シリーズ終了後のセレモニーを拝見しましたが、
三星の選手に混ざってプレオがいたのを発見しました(笑)