こんな時だからこそ夢のある話をしたい～新球団について（冗談半分で）考えてみました～

　昨日ストライキ支持の記事を書いて以来、今まで様々な動きがありました。
　例えば、夕刊フジが西武ロッテ合併と飛ばした数時間後に堤オーナーに否定されたり、各紙が行ったアンケートでストライキ支持の意見が大勢をしめたり、などなどです。
　また、昨日の時点ではロックアウトの可能性があるようでしたが、阪神野崎社長の発言によれば、こちらは何とか回避できそうです。
（それなら、昨日「ロックアウトをする」って言ってた「阪神球団首脳」って誰なんだ？）
　そんな中、私が一番興味を持った動きが古田会長のこの発言です。
　私の理想はもちろん、合併撤回→バファローズ球団売却です（ちなみに、売却まで理想に入れるのは、合併撤回だけならまた近鉄本社が何をするか分からないので、この際近鉄からバファローズを解放する必要があると思うからです）。
　ですが、万一それが果たせなかったとして、せめてバファローズの名称とファンを受け継ぐことのできるような球団ができれば…という思いも、同時に持っています。
　もっとも、この段階でそういう妥協案を選手会側が出したことには多少懸念はあります。
　これが最終的な譲歩の限界なのか、それともなし崩しの第1歩なのかは、私には判断がつきません。後者でないことを祈るのみです。
　ただ、古田会長がおっしゃるように、もし参入を希望する企業が複数あり、それが12球団の他にまったく新たな球団として加わるなら…まさに願ったり叶ったりです。
　加盟料の値下げという話（できれば撤廃してほしいんですが）もありますから、チャンスは今なのかも知れません。
　というわけで、これからプロ野球に新たな風を呼んでくれそうな新球団について、社会人野球の強豪チームの中から冗談半分で勝手に考えてみました。
　ちなみに、ライブドアについては省略です。私が考えなくても、すでにいろいろ動いていますからね。

シダックスプリーズ！
　のっけから愛称が思いつかなくて済みません。とりあえずキャッチコピー使います（＾＾；）
　ご存知野村沙知代の弁当チェックで野村克也監督兼ＧＭの指導で強化を図ったチームがファンの期待にこたえてプロ化。
　売りは社会人時代からの人脈でキューバから毎年獲得する超格安で働き者の助っ人。その活躍ぶりは毎年高額不良品しか手に入らない某チームのファンを嘆かせる。
　給食事業を展開しているだけあって、有望新人への栄養費は現物支給。選手寮の食事は当然好評だが、そのせいか寮から出たがる選手が少なく、寮生活の年数だけなら井川クラスの選手が続出。
　本拠地は本社志田会長の出身地静岡。地元密着と２ｃｈで大ウケを図るために監督は静岡・清水東高校卒の超有名人（略

ＪＲレイルウェイズ
　初代ファミスタでお馴染みの「レイルウェイズ」がＪＲ化されて登場。ＪＲ各社の社会人野球チーム合同で結成される。
　バックに鉄道会社あり、グループには旅行会社とホテルもあるので、ロードの経費は安上がり。ただ、札幌から福岡まで鉄道移動させられる選手はちょっと気の毒。
　本拠地は大阪ドームに置き、同業他社の近鉄にさりげなく嫌がらせしてみる。入場口は自動改札化してＩＣＯＣＡでいこかー（ＳＵＩＣＡも使えます）。
　レイルウェイズというだけあって、鉄道関連のファンサービスは充実。入場券の半券を集めて鉄道の備品と交換できるなど、「鉄ちゃん」という新たなファン層開拓を図る。
　そうそう、試合の前には隣の弁天町にある交通科学博物館にもどうぞ。

倉敷レッドダイヤモンズ
　社会人の強豪揃いだった三菱自動車の各チームが合同で新チームを結成。
　地に落ちたスリーダイヤモンドよさようなら。これから選手たちはグラウンドのダイヤモンドを駆け巡ります。
　監督・打撃走塁コーチ・守備コーチは屋敷、高木、加藤のスーパーカートリオで決まり。ただ誰にどれをしてもらうかが問題ですが。
　本拠地をどこにするかも迷うところですが、元水島工場のチームがあるのと、マスカットスタジアムがあるので、さしあたり倉敷ってことでどうでしょう？

トヨタレンタリース
　…やっぱり愛称を考えるって難しいですorz
　三菱自工にプロチームが作れて業界最大手のトヨタ自動車ができないのはおかしいから、この際プロチームを作っていただくということで。
　本拠地はナゴヤドーム。金鯱消滅以来やっとかめ（久し振り）の名古屋2球団制復活で、名古屋に優越感を持っていた関西人に衝撃を与える。
　監督・コーチ陣がどうなるかは分かりませんが、間違いなく谷佳知は移籍してくることになるはず。

　…冗談は半分どころではありませんでしたね（＾＾；）
　もちろん、新球団設立が難しいことは誰でも分かることです。
　今ある球団の維持だけでも大変な時期なだけに、球団数拡大は言葉では分かっても、具体的には想像はつきにくいことでしょう。
　むしろ、球団数が減り、プロ野球が縮小していくという恐れのほうが現実的とは思います。
　ただ、ファンの心まで縮小しちゃいけない。ストライキを巡ってファンも覚悟がいる時期なのに、落ち込んでいたら相手の思うツボですからね。
　もうどうしようもないように思える時だからこそ、大きな話も必要なのではないか、そう思います。

　ただ、それならもっとマジメで現実的に考えたらどうか、とツッコまれると、その通りなんですけどね（＾＾；）