にわか日ハムファンのブログ記念館

2004年8月から2014年6月にかけて更新してきた当ブログを静態保存しております。

阪急西宮ガーデンズ再訪

2010-02-22 18:59:40 | 関西は燃えているか
 先日買い物に行く用事がありました。梅田に出てもよかったんですが、自転車で阪急西宮ガーデンズに行くことにしました。
 以前「阪急西宮ギャラリー」は見に行ったものの、その時は外の展示は見ておらず、そのまま延び延びになっていたのです。



 ガーデンズの北側には、かつての西宮北口の様子を伝える写真が掲げられています。



 かつて西宮北口の象徴だった、神戸線と今津線のダイヤモンドクロス。



 神戸線を渡る今津線電車です。



 そして、西宮北口といえば、阪急西宮球場。



 阪急ブレーブス最終戦。ちょうど上田監督の間違いで福本さんが引退させられる辺りでしょう。



 これを見るまで知らなかったのですが、西宮北口に奈良時代の遺跡があったんですね。



 4階の屋上庭園に上がりました。ここには旧西宮球場のホームベースが埋め込まれています。画像で言うと、左下の方にある丸くなっているところです。



 この辺がかつてのホームベース付近だったのでしょうか。



 西宮球場、完成当時は、こんな姿だったそうです。

 そんなこんなで買い物も済み、ガーデンズを出ることにしました。
 が、あと1箇所、見たいところがあります。



 ガーデンズ南側の出口そばに、阪急ブレーブスこども会のモニュメントが移設されていました。



 そのそばに植えられた、アオダモの木。



 球団消滅から20年を経て、西宮球場も歴史の彼方に去って行きましたが、それでもこうして阪急ブレーブスを愛する人たちが、西宮北口に集ったのです。

 かつてとは似ても似つかぬ街へと変わった西宮北口。そんな中で、古き良き時代の記憶をとどめるよすがは、残されてはいます。
 ただ、私としては、ここにかつてあったはずの植樹と、それを示すプレートが見当たらないことに、やり場のない寂しさと悲しさを感じずにはいられません。



 関西で吹奏楽に関わった子どもたちにとって、夢の舞台だった西宮球場。
 その証しを私が見ることは、もう二度とないんでしょうね。


最新の画像もっと見る