稲葉シート、阪神ファンから「避難」？

　今日と明日は札幌ドームで阪神戦。ただでさえファンが多い上に週末となると、大入りは必至のカードですが、その分副作用が大きいのは否定できません。

■　虎ファン怖い　稲葉シート内野へ避難…日本ハム（報知・2008年5月31日）

　元ネタが報知ということで、見出しについては若干割り引いて読む必要がありますし、球団公式にもこの辺の情報は出ていないんですが、記事については、さもありなん、という感想です。
　それにしても、ただ単にビジターファンが多いというだけなら、わざわざ席を移動する必要はありますまい。
　にもかかわらず、ほかならぬわれわれ北海道日本ハムファイターズの本拠地で、なぜファイターズファンが「避難」しなければならないのか？
　理由を端的に言ってしまえば、稲葉シート利用者の身体と財産に危害が加えられる恐れがある、ということになるでしょう。
　これまで阪神ファンがどういう事件を起こしてきたかについては、こちらに事細かくまとめられています。
　もっとも、一部の事件については伝聞に基づく記述も見られますし、このページを鵜呑みにするのも危険です。
　とはいえ、先日も東京ドームで守備妨害があったところですし、阪神ファンの中にフーリガン化した人々が少なくないのは否定しようがありません。
　こう書くと、「阪神ファンの中にもいい人はいる」とか「どこのファンにも悪いのはいる」とか「2003年辺りからの『にわか』が悪い」とか言うのがいます。
　が、この辺の言い逃れ、論点のすり替えに責任転嫁はもう聞き飽きましたし、それで起きた事件が消えるわけでなし。相手にするのもバカバカしいので、同じファン同士で言っとけ、という一言です。
　というわけで、今日明日と札幌ドーム（特に一塁側）に行かれる方にはくれぐれも身の安全に気をつけるよう注意を喚起したいんですが、話はそこにとどまりません。ブログの世界にも厄介なのがいるからです。
　交流戦初年度のことですが、タイガースが勝った試合のエントリに阪神ファンブログからのトラックバックが殺到し、非常に気分の悪い思いをした経験があります。
　翌年は「阪神ファンお断り」の但し書きを入れたせいか、大分マシにはなったんですが、それでもタイガースの勝ちに乗じて相手チームを見下したトラックバックを送るブロガーがいなくなったとは言い切れません。
　それだけに、今日も朝から嫌な気分がしています。今回の2試合では考えられませんが、これで先発が多田野だったら、どこまでやってきたか分かったものではありません。
　というわけで、当ブログでは今日から明後日の間コメント・トラックバックは事前認証制にいたします。
　あわせて、他のファイターズファンブロガーの皆さんにも、同様の措置を採ることを推奨いたします。エントリを書く以上、彼らに嗅ぎつけられる可能性は否定できませんからね。
　普段からコメントやトラックバックを頂いている方々には、ご迷惑をお掛けすることになりますが、読み手にも書き手にも快適なブログ環境の維持のため、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます＜［＿　＿］＞