![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/a7/16a60cde6f4954da0c5eb987b73c4ca0.jpg)
2007年から2008年にかけ、ファイターズファンに強烈な印象を残して去っていった選手、ミッチ・ジョーンズ。
帰国して以来、マイナーでのプレーが続いた彼に、ついにチャンスが訪れました。2009年6月16日、LAドジャーズはジョーンズとメジャー契約を締結したのです。
実は、ジョーンズのメジャー登録は初めてではありません。2006年には一度ヤンキースで登録された経験があるにはあるのです。
ですが、その時はたった1日で降格。試合に出ることすらかなわないまま、メジャーを去ることになったのです。
それ以来、マイナーリーグでの日々が続いたジョーンズ。さらには海を越え、札幌、鎌ケ谷と、流転の日々が続いたのはご存じの通りです。
帰国後はドジャーズ傘下のマイナーリーグに所属し、今シーズンは招待選手としてドジャーズの春季キャンプに参加。
メジャーまであと一歩に迫りながら、FAのマニー・ラミレスがドジャーズと再契約した煽りを受け、またもマイナーへ。
しかし、苦闘を続けていたジョーンズにやっとチャンスが来たのです。
そして、6月16日(現地)、彼のメジャーでの初打席がやってきました。ジョーンズにとって、おそらく夢にまで見たであろうメジャーでの打席です。
オークランド・アスレチックスとの試合、ジョーンズは7回に代打で登場します。その打席は、MLB.comのニュースにまで取り上げられました!
■ Jones gets big league shot with Dodgers: Journeyman slugger recalled, strikes out in first at-bat(MLB.com・米東部時間2009年6月17日)
えーと、「流浪のスラッガー呼び戻さる、三振……最初の打席で……」
やっぱり_| ̄|○
■ 2009年6月16日・対オークランド戦スコア(MLB.com)
お約束と言えばその通りですが、そんな場合じゃないでしょうに……
前回はたった1日でマイナーに落とされたジョーンズ。しかし、今回は違いました! 翌日の試合にも代打で打席に立つことができたのです。
そして、ついにメジャーで初安打! あのジョーンズが、あのジョーンズが、メジャーで打ったのです。
■ 2009年6月17日・対オークランド戦スコア(MLB.com)
かつてジョーンズがシーズン途中でファイターズをさることになった時、私はこんなエントリを書きました。
■ ミッチ・ジョーンズとはなんだったのか
その時以来の考えなのですが、ファイターズファンは、二通りに分かれます。
すなわち、ジョーンズを愛するファン、ジョーンズを愛せないファン。
そして思うに、ジョーンズが去ったせいなのか、最近は後者のタイプのファンが増えたように思えてなりません。
野球という、ままならないスポーツ。10回打席に立って、7回失敗しても仕方がないスポーツ。
(もっとも、スポーツというのは大なり小なりままならないものなのでしょうが)
そんなスポーツ、そして、そんなスポーツに生きる人々を楽しむには、ままならなさを、すべては無理でしょうが、できる限りは一度あるがままに受け入れ、愛しんでみることが大事だと思います。
しかし、このところは、ままならぬこと、思うに任せぬことを受け入れようとせず、理解不能で排除すべきだとしか考えられない人が、どうにも目立つようです。
人間ですから、どうしても受け入れられないものはあるでしょう。私が、そのような人たちを受け入れられないのと同じように。
ただ、気に入らない気に入らないってブーブー言ってるのって楽しいかい? とは思います。
楽しくないのに、野球を、ファイターズを見る意味ってなんなのかい? とも。
打席に立てば三振、守れば危なっかしくて見ていられないジョーンズ。そんな彼を単純に否定することは簡単です。
でも、ジョーンズだって失敗したくてしてるわけじゃない。いつかやってやろうと思って、奮闘を続けてきたはずです。その姿は、特に鎌ケ谷のファンならご存知のはずです。
それさえ分かろうとすれば、ただのダメ外人にも見えるジョーンズが、言葉にはできない、人の心を惹きつける何かを持っていることを、きっと理解できるでしょう。
そして、それを理解して、彼を応援してきた人こそが、海の向こうの大舞台に立った彼の姿を、心から喜ぶことができるのです。
思うに、ジョーンズとは野球のままならなさ、思うに任せないことの象徴のような存在なのかも知れません。
でも、そのジョーンズだって、いつか花を咲かせることがある。ままならない存在を受け入れられれば、その存在が開花するときの喜びを分かち合う資格が与えられるのです。
ジョーンズを愛せないファイターズファン。ジョーンズを愛するファイターズファン。
ままならないものを毛嫌いするだけのファン、ままならなさを受け入れ、愛することで、楽しみを得ようとするファン。
あなたは、どっちをお望みですか?
帰国して以来、マイナーでのプレーが続いた彼に、ついにチャンスが訪れました。2009年6月16日、LAドジャーズはジョーンズとメジャー契約を締結したのです。
実は、ジョーンズのメジャー登録は初めてではありません。2006年には一度ヤンキースで登録された経験があるにはあるのです。
ですが、その時はたった1日で降格。試合に出ることすらかなわないまま、メジャーを去ることになったのです。
それ以来、マイナーリーグでの日々が続いたジョーンズ。さらには海を越え、札幌、鎌ケ谷と、流転の日々が続いたのはご存じの通りです。
帰国後はドジャーズ傘下のマイナーリーグに所属し、今シーズンは招待選手としてドジャーズの春季キャンプに参加。
メジャーまであと一歩に迫りながら、FAのマニー・ラミレスがドジャーズと再契約した煽りを受け、またもマイナーへ。
しかし、苦闘を続けていたジョーンズにやっとチャンスが来たのです。
そして、6月16日(現地)、彼のメジャーでの初打席がやってきました。ジョーンズにとって、おそらく夢にまで見たであろうメジャーでの打席です。
オークランド・アスレチックスとの試合、ジョーンズは7回に代打で登場します。その打席は、MLB.comのニュースにまで取り上げられました!
■ Jones gets big league shot with Dodgers: Journeyman slugger recalled, strikes out in first at-bat(MLB.com・米東部時間2009年6月17日)
えーと、「流浪のスラッガー呼び戻さる、三振……最初の打席で……」
やっぱり_| ̄|○
■ 2009年6月16日・対オークランド戦スコア(MLB.com)
お約束と言えばその通りですが、そんな場合じゃないでしょうに……
前回はたった1日でマイナーに落とされたジョーンズ。しかし、今回は違いました! 翌日の試合にも代打で打席に立つことができたのです。
そして、ついにメジャーで初安打! あのジョーンズが、あのジョーンズが、メジャーで打ったのです。
■ 2009年6月17日・対オークランド戦スコア(MLB.com)
かつてジョーンズがシーズン途中でファイターズをさることになった時、私はこんなエントリを書きました。
■ ミッチ・ジョーンズとはなんだったのか
その時以来の考えなのですが、ファイターズファンは、二通りに分かれます。
すなわち、ジョーンズを愛するファン、ジョーンズを愛せないファン。
そして思うに、ジョーンズが去ったせいなのか、最近は後者のタイプのファンが増えたように思えてなりません。
野球という、ままならないスポーツ。10回打席に立って、7回失敗しても仕方がないスポーツ。
(もっとも、スポーツというのは大なり小なりままならないものなのでしょうが)
そんなスポーツ、そして、そんなスポーツに生きる人々を楽しむには、ままならなさを、すべては無理でしょうが、できる限りは一度あるがままに受け入れ、愛しんでみることが大事だと思います。
しかし、このところは、ままならぬこと、思うに任せぬことを受け入れようとせず、理解不能で排除すべきだとしか考えられない人が、どうにも目立つようです。
人間ですから、どうしても受け入れられないものはあるでしょう。私が、そのような人たちを受け入れられないのと同じように。
ただ、気に入らない気に入らないってブーブー言ってるのって楽しいかい? とは思います。
楽しくないのに、野球を、ファイターズを見る意味ってなんなのかい? とも。
打席に立てば三振、守れば危なっかしくて見ていられないジョーンズ。そんな彼を単純に否定することは簡単です。
でも、ジョーンズだって失敗したくてしてるわけじゃない。いつかやってやろうと思って、奮闘を続けてきたはずです。その姿は、特に鎌ケ谷のファンならご存知のはずです。
それさえ分かろうとすれば、ただのダメ外人にも見えるジョーンズが、言葉にはできない、人の心を惹きつける何かを持っていることを、きっと理解できるでしょう。
そして、それを理解して、彼を応援してきた人こそが、海の向こうの大舞台に立った彼の姿を、心から喜ぶことができるのです。
思うに、ジョーンズとは野球のままならなさ、思うに任せないことの象徴のような存在なのかも知れません。
でも、そのジョーンズだって、いつか花を咲かせることがある。ままならない存在を受け入れられれば、その存在が開花するときの喜びを分かち合う資格が与えられるのです。
ジョーンズを愛せないファイターズファン。ジョーンズを愛するファイターズファン。
ままならないものを毛嫌いするだけのファン、ままならなさを受け入れ、愛することで、楽しみを得ようとするファン。
あなたは、どっちをお望みですか?
さらに感激なのはスポーツ新聞のちょいニュースで扱われていることです!
てか日ハムファン以外にジョーンズと言ってわかる人が何人いることやら・・・
>ジョーンズを愛せないファン。
プロ選手なんだから打てなかったら叩かれて当然、という理屈はまだわかるんですが、期待すらせず人格さえ否定してしまう人たちには、なんだか悲しくなってきます。
しかしまぁ、ハム時代のジョーンズはままならなさ過ぎたともいえるんですけどね(^^;
あ、ご無沙汰でございます。
仰る通りで、見るのが楽しみな一人でした。
いつか這い上がってくるのでは…と。
…いつかが今までかかりましたが(爆
ともあれミッチ、おめでとう!
観衆のスタンディングオベーションが温かいですね。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20090618089.html
タイトルを見たときは誰?と思ったらジョーンズでした! メジャー初ヒットと聞いて、ミッチの応援歌が頭の中で鳴り響きました。心からおめでとう、といいたいです。
昨日はヤクルトに行ったハギーが勝利投手になったのもうれしかったです。
エントリを書き終えた後に、やっと気づきましたよ。
しかし、ジョーンズや木元の時もそうだったのですが、
結果が出ない相手だからって、何を言ってもいいと思ってる人を見ると、
私も哀れに見えて仕方ありませんね。
なんというか、その人の品性が知れるといいますか。
最近は気に入らない相手が結果を出すのが気に食わない人すらいて、
もうなにがなんなんだかと(苦)
さておき、さんざ言われたジョーンズもメジャーで打てるわけですし、
世の中捨てたもんじゃないな、とは思いましたよ。
ま、確かにハム時代のジョーンズの成績って、あんまりですよね[;;0J0]
とはいえ、いつかやってくれれば……という淡い期待を抱いてはいました。
そのいつかが、ようやっと訪れそうなわけですが、
だったら札幌でもちょっと打っとけと(笑)
で、ジョーンズの初安打なんですが……
ま、執念のヒットで間違いないですよ、うん。
しかし、アメリカでも苦労人というのは受けがいいんですね。
とはいえ、これはメジャーでの第一歩。
ホームランを含め、さらなる活躍を願ってやみません。
さておき、メジャーデビューまでの道のりが長かっただけに、
ようやっと足跡を残すことができて、私も本当に嬉しいです。
BSで中継がある時まで、ぜひメジャーにしがみついてほしいです。
>ミッチの応援歌
ええと、一軍ですか、二軍ですか? (笑)
あのジョーンズ退団の時のエントリを見てそれまで彼の文句を言い続けた自分を恥じました。
しかし今年ヒメネスに文句を言ってしまい、そんな自分に心底腹が立っています。
ジョーンズのヒット見ましたが、バットを真っ二つに折られながらも執念で落としたって感じでした。
本当に日本では報われなかったけど、アメリカの水が合い、そこで
本当の意味で報われてくれたら嬉しいです。
http://losangeles.dodgers.mlb.com/media/video.jsp?content_id=5106227&c_id=la
ところでTVでは黒田の先発試合の放送があったときに見れば見られるのでしょうかねw