やってしまいましたなぁ
これは大変なことやと思うよ(どんでん風に
いや、本当に大変なことが起きてしまいました。ご存知の方も多いかと思いますが、十中八九、ってか九・九九ぐらい巨人の単独指名が濃厚だった東海大の菅野の交渉権、獲っちゃいました(笑)
正直なところまだ笑衝撃醒めやらぬ中ではありますが、何とか冷静に考えてみると、去年のドラフトで斎藤佑を指名した時と同じ戦術なんですよね。少なくとも結果としては。
つまり、有望な選手がいたとして、早くから1位指名を明言しているチームがあるせいで他チームが手を引いたところをあえて名乗り出るというものです。
他チームが手を引くということは、つまり抽選で当たる確率が上がるということですから、ある意味ではチャンスなわけです。当然リスクはありますが、今のドラフト制度からすれば当然ありうべき戦術です。
とはいえ、獲れたのはあくまでも入団交渉権。むしろこれからが本当の勝負です。まずは相手が交渉についてくれるようにしなければ話になりません。
ただ、個人的にはその辺は楽観的に見ています。というのも、ニュースで菅野のドラフト後の記者会見を見た限り、十分大人の対応ができていたと思いますし、だとすれば、こちらの話は聞いてくれるだろうと。
その上で、本人が入団する意思を持てば理想的ですし、ダメならダメで仕方なし。お互い納得のいくような交渉はできるのではないか、という気はしています。
さて、今年のドラフトは菅野も含めてうちがおいしいところをあらかた持って行った気すらします。もちろんネタ的な意味で(笑)
ともあれ、非常に興味深い逸材が揃ったことは確か。ここでファイターズが指名権を獲得した7選手を簡単に見ていきましょう。
1位:菅野智之(東海大・投手・右右)
球速・コントロール共に評価の高い右腕。国際大会経験があり、大舞台での実績も十分。巨人原監督の甥ということから、巨人の単独指名、当確でございます!のはずが……
2位:松本剛(帝京高・内野手・右右)
パワーある打撃に強肩、俊足と三拍子そろった内野手。森本・杉谷に続く帝京の遊撃手なだけに、そのキャラにも期待せずにはいられない。
3位:石川慎吾(東大阪大柏原高・外野手・右右)
主将として強打で甲子園初出場を叩き出したスラッガー。豪快なホームランが期待されるところだが、気がついた頃にはつなぐ打撃が売りの中長距離ヒッターになっていることであろう。
4位:近藤健介(横浜高・捕手・右左)
横浜高校のみならず国際大会で日本代表を支えた実績が光る捕手。高卒なので焦ることはなし、時間をかけてしっかりと育ててほしい。多少年数がかかっても心配無用、その間は中嶋さんが(ry
5位:森内壽春(JR東日本東北・投手・右右)
今年の都市対抗で完全試合を達成し、俄然注目を浴びた26歳。ミーハーな球団が獲りに行くだろうと思ってたら案の定。ただ、主要大会での完全試合は高い能力の何よりの証し。先発を含め即戦力となってくれれば。
6位:上沢直之(専大松戸高・投手・右右)
激戦区千葉で甲子園出場こそならなかったものの、潜在能力を示した投手。まずは今の鎌ヶ谷の先発ローテを守り、糸数辺りに危機感を抱かせてもらいたい。
7位:大嶋匠(早稲田大ソフトボール部・捕手・右左)
ある意味菅野よりも衝撃を与えたこの指名。陸上選手ならまだしも、ソフトボール選手の指名はプロ初では。ソフト界のスラッガー捕手がプロ野球でどの程度通用するか、そして尾崎の捕手転向ってなんだったのか。
以上、駆け足で交渉権獲得が決まった7人の選手について見てみました。今後の交渉は予断を許さない部分も間違いなくありますが、まずはこの7人が無事入団してくれればと。
これは大変なことやと思うよ(どんでん風に
いや、本当に大変なことが起きてしまいました。ご存知の方も多いかと思いますが、十中八九、ってか九・九九ぐらい巨人の単独指名が濃厚だった東海大の菅野の交渉権、獲っちゃいました(笑)
正直なところまだ
つまり、有望な選手がいたとして、早くから1位指名を明言しているチームがあるせいで他チームが手を引いたところをあえて名乗り出るというものです。
他チームが手を引くということは、つまり抽選で当たる確率が上がるということですから、ある意味ではチャンスなわけです。当然リスクはありますが、今のドラフト制度からすれば当然ありうべき戦術です。
とはいえ、獲れたのはあくまでも入団交渉権。むしろこれからが本当の勝負です。まずは相手が交渉についてくれるようにしなければ話になりません。
ただ、個人的にはその辺は楽観的に見ています。というのも、ニュースで菅野のドラフト後の記者会見を見た限り、十分大人の対応ができていたと思いますし、だとすれば、こちらの話は聞いてくれるだろうと。
その上で、本人が入団する意思を持てば理想的ですし、ダメならダメで仕方なし。お互い納得のいくような交渉はできるのではないか、という気はしています。
さて、今年のドラフトは菅野も含めてうちがおいしいところをあらかた持って行った気すらします。もちろんネタ的な意味で(笑)
ともあれ、非常に興味深い逸材が揃ったことは確か。ここでファイターズが指名権を獲得した7選手を簡単に見ていきましょう。
1位:菅野智之(東海大・投手・右右)
球速・コントロール共に評価の高い右腕。国際大会経験があり、大舞台での実績も十分。巨人原監督の甥ということから、巨人の単独指名、当確でございます!のはずが……
2位:松本剛(帝京高・内野手・右右)
パワーある打撃に強肩、俊足と三拍子そろった内野手。森本・杉谷に続く帝京の遊撃手なだけに、そのキャラにも期待せずにはいられない。
3位:石川慎吾(東大阪大柏原高・外野手・右右)
主将として強打で甲子園初出場を叩き出したスラッガー。豪快なホームランが期待されるところだが、気がついた頃にはつなぐ打撃が売りの中長距離ヒッターになっていることであろう。
4位:近藤健介(横浜高・捕手・右左)
横浜高校のみならず国際大会で日本代表を支えた実績が光る捕手。高卒なので焦ることはなし、時間をかけてしっかりと育ててほしい。多少年数がかかっても心配無用、その間は中嶋さんが(ry
5位:森内壽春(JR東日本東北・投手・右右)
今年の都市対抗で完全試合を達成し、俄然注目を浴びた26歳。ミーハーな球団が獲りに行くだろうと思ってたら案の定。ただ、主要大会での完全試合は高い能力の何よりの証し。先発を含め即戦力となってくれれば。
6位:上沢直之(専大松戸高・投手・右右)
激戦区千葉で甲子園出場こそならなかったものの、潜在能力を示した投手。まずは今の鎌ヶ谷の先発ローテを守り、糸数辺りに危機感を抱かせてもらいたい。
7位:大嶋匠(早稲田大ソフトボール部・捕手・右左)
ある意味菅野よりも衝撃を与えたこの指名。陸上選手ならまだしも、ソフトボール選手の指名はプロ初では。ソフト界のスラッガー捕手がプロ野球でどの程度通用するか、そして尾崎の捕手転向ってなんだったのか。
以上、駆け足で交渉権獲得が決まった7人の選手について見てみました。今後の交渉は予断を許さない部分も間違いなくありますが、まずはこの7人が無事入団してくれればと。
ファイターズの菅野獲得には驚きました。
球団社長が春には菅野指名を決めていたとか言っていたけど、実際には、これまで指名の挨拶に訪れていなかったらしく、そこが交渉にネックになるかと思います。
それにしても最後のソフトボール選手の指名も別な意味でのサプライズでしたね。
球団社長の言ってることは間違いではないと思うんですが、
最終的に1位指名を決めたのがいつなのかというと、ちょっとねぇ。
もっとも、菅野サイドも、これまでは巨人以外の球団との接触を避けてた節はあるので、
この辺はどっちもどっちかなぁと思ってます。
大嶋の指名も予想外どころの騒ぎじゃありませんが、
実は彼は入団テストを受けてたらしいです。
本人と監督が入団の意識を持っても、原貢がNOと言えばそれまででしょうから。
で、くだんの大嶋選手ですが、スカウトってここまで見ているんだなあと。
まずは硬球に慣れるところからスタートですかね。
というのも彼はソフトではかなりの逸材です。
正直、10年に一人の逸材と言っても言い過ぎではないくらいです。
ソフトも硬式も守備に関しては、大雑把ではありますがほとんど変わりません。
球は違いますが打撃は申し分無しですし(正直、ソフトの球は色んな意味で硬式より打つのは大変です)、球団テストも受かってますし、今後のハムの正捕手候補とみればもの凄く期待が持てますよ!!
ただ今のご時世、下手なことを言えばメディアも社会も黙っていないので、
横槍を入れるにも、一つ間違うと大変なことになるでしょうね。
いろんな人が来るんだろうとは思いましたが、まさかソフトボールの選手とは。
ボールの違いですが、おそらく打撃面ではそう問題にはならないでしょう。
ソフトボールの方が体感速度が速い場合も結構あるようですからね。
むしろ、捕手として捕球・リード面が大変かも知れませんが、
それもおいおい慣れていってくれればと。
ソフトボール界で評価が高いのも頷ける話です。
入団はほぼ確実でしょうし、ぜひ早いうちに実際に見てみたいものです。
冗談はともかく、色んな意味でハムらしいドラフトだったと思います。個人的には大学・社会人で野手(特に左打ち)を取りに行くかと思ったのですが、魅力ある人材がいなかったのでしょう。
菅野ついては大伯父様が早速「人権蹂躙」とか曰っているらしいですが、こういう発言を見るにつれプロアマ間の雪解けを阻害しているのはアマ側の「大物指導者」なんでしょうね。
捕手か、内野としても一塁ぐらいが無難じゃないかと。
ともあれ、今回は結果としては良いドラフトではなかったかと。
私自身は、あと左投手が獲れれば完璧だと思ってたのですが、
そうそう何でもうまくはいきませんよね。
菅野の祖父氏の話は私も読みました。
数年前に長野を指名した時も、監督がなんか言ってたなぁとふと思い出しました。
アマの一部からすれば、プロ関係者の進出は、既得権益の侵害になるんでしょうね。