オープン戦もいよいよ終わり、金曜日にはいよいよ公式戦が開幕です。
ファイターズの開幕戦は、札幌ドームでの東北楽天戦。十中八九、ダルビッシュ対岩隈の因縁の対決になりそうです。
札幌ドームはさまざまな応援グッズを持ったファイターズファンとイーグルスファンで埋まることでしょう。今から本当に楽しみです。
ただ、その応援グッズの中には厄介な問題を抱えたものもあるようです。札幌ドーム前某所で売られている、「非公認グッズ」のシリーズです。
関西で観戦していて、それらのグッズを目にすることはあまりありませんが、札幌ドームを中心に、道内ではかなり普及しているのは、まさに見ての通りです。
ですが、これらのグッズ、いろいろなところからの情報を総合すると、ファイターズを応援するためのものかどうか、どうにも疑問符をつけざるを得ません。
以下、私自身が取材できているわけではないので、正確で詳しい情報をお持ちの皆さんにぜひ補足をお願いしたいのですが、現時点で私が理解している点を書き大してみたいと思います。
まず、北海道日本ハムファイターズの承認を得ていない点です。
これに対しては、応援グッズすべてがファイターズ球団の承認を得たものでなければならないのか、という反論があり得ます。
実際、もしそんなことになったら、手製の応援グッズすら禁止できるという論理が成り立ってしまいますし。
ここで、第2の問題点が出てきます。それは球団の承認がないにもかかわらず、球団のイメージを利用して、不特定多数から利益を得ている疑いがあるという点です。
ここで「疑いがある」という書き方にとどめたのは、それらのグッズ自体に北海道日本ハムファイターズのロゴや選手名等がないことから、販売する側に言い逃れる余地があるためです。
球団が表立った対応ができずいるのも、そういう点があるためではないかと考えられます。
とはいえ、mixiのファイターズコミュニティでのやり取りを見ていると、それらグッズを○○選手グッズであると明言して販売しているという情報もあります。
もしそれが事実なら、球団・イメージの利用が成り立つわけですし、こういった情報(それも精度の高いもの)をどれだけ集められるかが、今後ポイントとなるでしょう。
さらに、第3の問題として、チャリティーを売り文句にしながら、その実態が不明瞭という点があります。
「売り上げの一部をチャリティーに」という宣伝文句はよくあります。ここで問題になっているグッズでも、同じような説明があったそうです(『はむすぽ。』さんより「開幕前に考えておきたい“非公認グッズ”のこと」)。
ところが、そのチャリティーの実態がどういうものか、私は寡聞にして知りません。関西に住んでる分情報が入りにくい点は差し引きますが、それにしても、会計報告があったという話すらないのです。
だいたい、チャリティーというのは非常に幅広い概念で、それだけでは良いものか悪いものかの判断がつきません。
「どういう理由で」「何を(いくらのおカネを)」「どこに」「どうやって」送ったのか、最低限これが示されなければ、まったくお話にならないのです。
もちろん、それらの情報が明示されたとして、そこから議論になる可能性もあるのですが、そもそも議論にすらならないような状態では、慈善に名を借りた詐欺と思われても仕方がありません。
(もしそういう寄付があったというのであれば、ぜひ第三者が検証可能な形で情報を開示していただければ幸いです)
ということを考えていくと、今問題にしているグッズが、真にファイターズを応援するのにふさわしいものとは、到底思えないのが現状です。
繰り返しになりますが、私は札幌からも東京からも離れたところにいますので、ここまで書いてきたことは二次的な情報に基づいています。
ですので、今後情報がさらに入ってくれば、考えが変わる部分はあるかも知れません。
とはいえ、ここで書いてきたような問題点が変わらない以上、件のグッズについての認識も変わることはありません。
では、どうしたらいいのか。書いてしまえば簡単な話で、買う人がいなければいいのです。
グッズを売る方は商売でやってるわけで(だからこそチャリティーだとかなんだとか理由を並べるのでしょう)、商売として成り立たなければ、自然となくなるだけの話です。
特に、今回は球団側が動きづらいという事情もあります。となれば、あとはファンがどう対応するかがカギを握ります。
このエントリをお読みの皆さん、あるいは皆さんの周りで、このようなグッズをお持ちの方、あるいは買おうかとお考えの方がいらっしゃったら……
悪いことは言いません。とにかく、もうやめましょうよ。
あと、世の中には自分のひいき球団以外のあら探しが楽しくて仕方がない人がいるもので、今回も早速湧いて出てきたのを目撃しています。
まぁ、気分の悪いことではあるのですが、エサを置かなければハイエナがたかることはないわけで、この点からも、何とかならんものかとは思います。
ファイターズの開幕戦は、札幌ドームでの東北楽天戦。十中八九、ダルビッシュ対岩隈の因縁の対決になりそうです。
札幌ドームはさまざまな応援グッズを持ったファイターズファンとイーグルスファンで埋まることでしょう。今から本当に楽しみです。
ただ、その応援グッズの中には厄介な問題を抱えたものもあるようです。札幌ドーム前某所で売られている、「非公認グッズ」のシリーズです。
関西で観戦していて、それらのグッズを目にすることはあまりありませんが、札幌ドームを中心に、道内ではかなり普及しているのは、まさに見ての通りです。
ですが、これらのグッズ、いろいろなところからの情報を総合すると、ファイターズを応援するためのものかどうか、どうにも疑問符をつけざるを得ません。
以下、私自身が取材できているわけではないので、正確で詳しい情報をお持ちの皆さんにぜひ補足をお願いしたいのですが、現時点で私が理解している点を書き大してみたいと思います。
まず、北海道日本ハムファイターズの承認を得ていない点です。
これに対しては、応援グッズすべてがファイターズ球団の承認を得たものでなければならないのか、という反論があり得ます。
実際、もしそんなことになったら、手製の応援グッズすら禁止できるという論理が成り立ってしまいますし。
ここで、第2の問題点が出てきます。それは球団の承認がないにもかかわらず、球団のイメージを利用して、不特定多数から利益を得ている疑いがあるという点です。
ここで「疑いがある」という書き方にとどめたのは、それらのグッズ自体に北海道日本ハムファイターズのロゴや選手名等がないことから、販売する側に言い逃れる余地があるためです。
球団が表立った対応ができずいるのも、そういう点があるためではないかと考えられます。
とはいえ、mixiのファイターズコミュニティでのやり取りを見ていると、それらグッズを○○選手グッズであると明言して販売しているという情報もあります。
もしそれが事実なら、球団・イメージの利用が成り立つわけですし、こういった情報(それも精度の高いもの)をどれだけ集められるかが、今後ポイントとなるでしょう。
さらに、第3の問題として、チャリティーを売り文句にしながら、その実態が不明瞭という点があります。
「売り上げの一部をチャリティーに」という宣伝文句はよくあります。ここで問題になっているグッズでも、同じような説明があったそうです(『はむすぽ。』さんより「開幕前に考えておきたい“非公認グッズ”のこと」)。
ところが、そのチャリティーの実態がどういうものか、私は寡聞にして知りません。関西に住んでる分情報が入りにくい点は差し引きますが、それにしても、会計報告があったという話すらないのです。
だいたい、チャリティーというのは非常に幅広い概念で、それだけでは良いものか悪いものかの判断がつきません。
「どういう理由で」「何を(いくらのおカネを)」「どこに」「どうやって」送ったのか、最低限これが示されなければ、まったくお話にならないのです。
もちろん、それらの情報が明示されたとして、そこから議論になる可能性もあるのですが、そもそも議論にすらならないような状態では、慈善に名を借りた詐欺と思われても仕方がありません。
(もしそういう寄付があったというのであれば、ぜひ第三者が検証可能な形で情報を開示していただければ幸いです)
ということを考えていくと、今問題にしているグッズが、真にファイターズを応援するのにふさわしいものとは、到底思えないのが現状です。
繰り返しになりますが、私は札幌からも東京からも離れたところにいますので、ここまで書いてきたことは二次的な情報に基づいています。
ですので、今後情報がさらに入ってくれば、考えが変わる部分はあるかも知れません。
とはいえ、ここで書いてきたような問題点が変わらない以上、件のグッズについての認識も変わることはありません。
では、どうしたらいいのか。書いてしまえば簡単な話で、買う人がいなければいいのです。
グッズを売る方は商売でやってるわけで(だからこそチャリティーだとかなんだとか理由を並べるのでしょう)、商売として成り立たなければ、自然となくなるだけの話です。
特に、今回は球団側が動きづらいという事情もあります。となれば、あとはファンがどう対応するかがカギを握ります。
このエントリをお読みの皆さん、あるいは皆さんの周りで、このようなグッズをお持ちの方、あるいは買おうかとお考えの方がいらっしゃったら……
悪いことは言いません。とにかく、もうやめましょうよ。
あと、世の中には自分のひいき球団以外のあら探しが楽しくて仕方がない人がいるもので、今回も早速湧いて出てきたのを目撃しています。
まぁ、気分の悪いことではあるのですが、エサを置かなければハイエナがたかることはないわけで、この点からも、何とかならんものかとは思います。
少しやっかみを入れたいのが、宜野座の虎キャンプの近くに出てくる出店の弁当、「(ココ選手名)弁当」て名乗ってるけど、ご飯のところにフリカケで番号書いてるだけとか「鳥谷敬→『鳥』→唐揚げ弁当」だったり「新井→『あ~らい』いい男」やらと、ほとんどつまらんダジャレだったりするんで、だったら近くでたこ焼き売ってくれてる方がかわいいんでこちらも何とか手を打って欲しいなと思う所存です。
持ってる人を見て「あれカワイイ!私も欲しい!」となるもよう。
口コミもありますが、試合日にドームの近くを車で走ってると、わき道の店の前にあったりするそう。
「見かけたから買ってきたよ!!」
と人数分買ってきてくれます。
公認、非公認について言うと、タイトルのセリフを言われます。
セギのバナナは、最初はどこで売ってるかわかりませんでしたが、
ドーレと契約した時期に、あちこちのスーパーで食用バナナに付録のようについてました。もちろんドーレ名入り仕様。これはスポンサー仕様だから公認に入るのかしら?
自作とか「私作れないからアナタが作って。これ材料費」くらいなら、いいような感じですが。
非公認グッズで多額の利益を得る人がいて、球団や選手にキャッシュバックされないのがオカシイ。
そういや、イルカもバナナもピンクの指も、近くの人には邪魔なんですよね…。
持ってる方達は、膨らましたり、萎ませたり、片付けたり、次の用意をしたりして忙しそう。試合、見てないでしょ。
何しにいっとんじゃい!!というと、
「応援するのが楽しいのー」
(札幌ドームの年間パスポートを持ってる女性の話)
気になるのは勝ち負けだけで、内容はあんまり気にならないようです。
いろんな楽しみ方があるもんだ。
俺もあの非公認グッズが大嫌いな人間の一人です!
そこで俺の判る範囲で札幌ドームでの応援グッズの経緯についてあれこれ書きたいと思います。ご参考までに。
間違いや漏れがあったらどなたか追記お願いします。
・'06年頃に小笠原を応援するイルカ風船が広まり出す。これは某100円ショップ等で売っていたものをファンが使い出したもの。HBCラジオ「でも「ここで売っているよ」等のメッセージが頻繁に取り上げられる。
・続いてセギノールのバナナが広まる。これは当時Doleのバナナを買うとオマケで付いてきたもの。
上記2つは本来応援目的に売られた物では無く、ファンが見つけてきたものが自然発生的に広まったもの。
ところが以下からは初めから応援目的で作られ売られたもの。
・'07開幕頃にひちょりのマイク風船が登場。「収益をひちょりと同じように難病で苦しむ人達の為に寄付する」というふれこみだった。
・HBCラジオにマイク風船製作者が出演。「儲けは殆ど無い」というようなことを発言。ウソやろ~。
・その後、賢介の指(意味が判らん)、稲田のタペストリー(なまら最高じゃけんのうと書かれている)、鶴岡の鶴(安易)等が登場。すべて売っているのはマイク風船の人。
・先日のオープン戦で見た時は新作の「ありがとう41」と書かれたバナーも売っていた。別に稲葉引退しませんから!
・スレッジを応援する時にハンマー型風船を持つ人も多いが、これはヤツが売っているものでは無さそう。ただ、あまりにも馬鹿でかいハンマーを持ち込む馬鹿もいて、しかもそれを試合中にグラウンドに落とすという馬鹿の中の馬鹿を見たことはある。
こんな感じです。
多分ね、あの売っている人全然寄付して無いと思うよ。
仮に寄付しているのならとこういう売り上げがあってそれをこういう団体にいくら寄付しました、という収支報告をきちんと公表すべき。
じゃないとひちょりの名を借りた“詐欺”行為だよね。
どのグッズも選手名は入れずに(入れたら球団にライセンス発生するからね)背番号とかしか入れずに売っているあたり狡猾だよね。
買ったファンの選手を、球団を応援するつもりで買っているのに、収益は選手にも球団にも入らずに、一個人の利益になっている、ということをもっとみんな知るべき。
俺、そいつの顔知ってるしどこの席に座っているかも知ってます。
去年も今年もレフト外野最前列のパッケージシート(年間シート)にいます。10万円の席ですよ、10万円。あのグッズの儲けで買ってるんですよ!多分。
HBCの某ラジオ番組も悪いと思う。そういう非公認グッズを無責任に取り上げたり張本人を出演させたり、あげく新たな応援グッズネタのメッセージを紹介したり。「賢介応援は剣先スコップとかどうですか?」とかホントに放送されたメッセージです。どうかしてます。
ちなみにその販売場所となっている某ラーメン屋前では阪神との交流戦時には阪神グッズも販売するという節操の無さで本当にどうしよもないです。売れれば何でもいいのかよ!!
とにかく「球団や選手の名を使って金儲けをしている不届きモノ」からは一切グッズを買わないように啓蒙していかねば、とは思います。
ちょっと怒りにまかせて長文になってしまいました。大変失礼しました。
また何か情報があればお伝えしたいと思います。
素朴に「あれスポッと抜けて前に飛んでいかないのかな??」と疑問(苦笑)。
イルカは100円均一で売ってて、あっという間に売り切れたとか。
知人も買ったけど、結局邪魔になって、数回持ってきてお蔵入りになってました。
「誠」旗は私も持っていますが、出したりしまったりが非常に面倒でしたし、
出したりしまったりするのに気をとられてしまうという結果だったので一度っきりです。
イルカとバナナによる席取りも問題になりましたね。
だからあの「非公式グッズ」は席の前に収まるサイズにしたとかしないとか・・・。
マイクは減りましたが、ピンクは依然として増殖していますよ(汗)。
私もあれらが「球団公式グッズ」ならこんな不快な思いはしないです。
球団にお金が落ちずしてどこに落ちる?
売るものがいるから買うものがいる。
買うものがいるから更に売る。
どっかで断ち切って欲しいというのが私の考えです。
福八の前で販売しているグッズ私も大嫌いです。
多分本業のラーメンより儲かっている事かと・・・
あそこのグッズを全て装備した人間の打席が変わるたびの
グッズの入れ替えの早いこと(笑)
ある意味感心です。
まぁ一個人が球団を食い物にして営利目的にこういったことをする事自体問題ですね。
あのケンスケの指を沖縄の練習試合で映ったときは
恥ずかしさすら覚えましたよ。
イルカは……話し出すと長いです。というか、私自身理解していない[;;0J0]
>宜野座
まぁ、弁当はヘンなグッズと違って、まだ実害がないですからマシですよ。
食材の品質や原産地表示に問題があれば、話は全く変わってきますが……
ってのは、子どものいいわけでもよくありますよね。
嘉門達夫の歌で、「ほな○○君が死んだらお前も死ぬんか」
というツッコミが入ってましたが。
>セギのバナナ
公認ではないものの、非公認だからという理由で排除する対象ではないようです。
バナナの風船をファイターズファン相手に売って儲けてるわけではないですし。
(もっとも、振り回すと周囲の邪魔なり迷惑になるんで、
その点では好ましくないんですが、これはまた別の問題です)
>「応援するのが楽しいのー」
アチャー[ノJ0]
一度「応援する」ってことについて、じっくり話し合ってみるのが良さそうですよ。
主観的に応援したい気持ちがあるのは間違いなさそうなんで、
ちゃんとした理解さえ伴えば、おのずから行動が変わると期待してます。
うーん、頂いた話からすると、かなり厄介なことになってますね……
以前中国の石景山遊楽園が大問題になりましたが、
やってることはまったく一緒なんですよね。
しかも、実態の怪しいチャリティー話まで出ている点からすれば、
より悪質ではないかとすら思います。
メディアもメディアで煽ってるんですから、始末に負えません。
球団も対応に困ってると聞きますし、そうである以上、
本来ならその辺を検証したうえで報道すべきなんですけどね。
あるいは、球団側がメディアに要望を出してもいいかも知れません。
自分たちが利用されてることに気づいてないんですかね?
球団の公認グッズなら、代金の使途はある程度自明ですし、
手製のものなら何の問題もないわけですが。
2003年のことになりますが、阪神がリーグ優勝しかかっていたときに、
「阪神優勝」という商標を個人が登録していて、大問題になったことがありました。
で、その商標に基づくグッズも売り出されてましたし。
結局は球団の申し立てによって商標が無効となったんですが、
当時ファンサイトを中心に、不買運動のような動きがあったのを記憶しています。
そこから比べると、現状は恥ずかしいですし、情けないですよ。
球団が動きづらい(球団名等が出されていないため)のは仕方ないにせよ、
ファンの間で、これだけ広まってしまったのがね……
そうできない事情でもあるんですかね?
マトモなラーメン屋なら、それだけで商売として成り立ちそうなんですが……
>一個人が球団を食い物にして営利目的にこういったことをする事自体
問題の根幹は、そこなんですね。
加えて、そこに気づいていないファンがあまりに多過ぎることも。
球団が動きづらいなら、関係者が動くのが理想なんですが、
果たして動いてくれる人がいるのやら……