〔観戦記〕どこへ行った、中村勝広：ウミウシ対ライオンズ22回戦＠京セラD大阪(9/7)

　ここへきて苦戦続きのライオンズに、俄然勢いが出てきたウミウシ。
　首位対2位、注目の対決ということで、



　レフトスタンドはこんなにいっぱい。

　いや、実際問題、大阪でこれだけのライオンズファンを見るのは初めてのことなんです、ハイ。



　檻のベンチでは、清原がローズと談笑中。



　本日のスタメン。
　このところのライオンズ不調の原因は、やはりケガ人の多さ。この日のスタメンも、いかにも苦しいものです。



　しかも、相手先発はエース格の金子千尋。



　対する先発はキニー。やはりライオンズの旗色は悪そうです。



　はたして、3回にはカブレラのタイムリーで檻側が先制。



　4回にはチャラ夫2塁打、



　小瀬のヒットで2点が加わります。



　キニーは結局5回3失点で降板。二番手には三井が上がりますが、こちらもピリッとしません。



　1アウトから四球、死球、ヒットで満塁として、坂口の犠牲フライでさらに1点を失います。
　続くバッターは左の村松ですが、ここで代打下山が登場。するとライオンズも動きました。三番手として出てきたのは、そう、




谷ちゅんキタ━━━━ヽ［０Ｊ０］ノ━━━━!!



　まずは入念に打ち合わせ。



　入念に投球練習。



　いよいよ試合再開。ビハインドの場面こそ真価が問われます。



　時には1塁に睨みを利かせつつ。
　ところが、この後1塁の小瀬が盗塁を試みます。なんとか挟殺することには成功したものの、その間に3塁走者が生還。



　自分の意志とは違うところで1点を献上したものの、自分の出した走者ではないので防御率には関係なし。
　そのうえ、自分とは関係ないところでアウトが取れてこの回終了。わけのわからないままにベンチに退きます。



　これで交代だとつまんないと思ってたら、投球練習に出てきました。どうやら次の回も投げるようです。それでこそ、高いお金を払って観に来た甲斐があるというもの。
　ちなみに、以前なら1,000円ちょっと出せば回数券のバラ売りが手に入ったのが、この日はようやっと手に入れた券が1,700円。
　それでも定価よりは安いんですが、どうにもぼられてる感じが……ぶつぶつ。

　閑話休題。7回のマウンドに上がった谷中ですが、先頭の下山に四球を与えてしまいます。



　続くカブレラにもヒットを打たれ、無死1,2塁。



　こうなったところで投手交代。星野が後を引き受けます。
　ってか、この日の谷中って一体なんだったんでしょう。
　これで星野が抑えてたら、とりあえず防御率を下げにきたってことになるんでしょうが、



　チャラ夫のタイムリーで、それもならず。ホント、なんなんでしょう。



　そして、続く8回は大沼が登板。3点以上ビハインドの総帥に怖いものなどありません。
　きっちり抑えて、試合は案の定の展開で終わりましたとさ。