B☆B、年俸4倍増で一発更改！

　契約更改シーズンも終盤に差し掛かる中、一昨日選手に混じってB☆Bの契約更改も行われました。当ブログでは契約更改情報はスルーの方針でしたが、B☆Bとなれば話は別です（笑）
　各紙報道によれば、注目の交渉はあっという間に終了したもよう。契約内容などについては北海道日刊スポーツの記事を頼りに見ていきましょう。

　「日本ハムの人気マスコット、ブリスキー・ザ・ベアー（愛称Ｂ・Ｂ）が２４日、来季の契約交渉に臨み、大好物の「新巻きサケ１匹」（４０００円相当）で一発更改した。昨年は総額１０００円相当の特大ホッケ２匹だっただけに事実上、４倍増。年俸８０００万円から３億円（推定）になった新庄の３・７５倍を抜き去り、アップ率はチーム最高に躍り出た。オフを利用し、幼稚園を積極的に訪問するなどの課外活動を高く評価され大幅増をゲットした。」（北海道日刊スポーツ2005年12月25日記事より・以下特に指示のないものを除き引用元は同じ）

　確かに4倍といったところで元の金額が金額ですし、そのうえ現物支給なわけですが、それでもホッケ2個から新巻鮭ではかなりの出世といっていいでしょう。いいのか？
　ただ問題はここからです。

　「代理人交渉で決裂するなど世間を騒がせている、楽天の「Ｍｒ・カラスコ」と正反対の“優等マスコット”ぶりが評価された。」

　やはりか（笑）

　以前の「B・Bダイアリー」でもMr.カラスコを意識したようなことを書いていましたし、スポニチの記事では「親しい関係者によれば『誰かと違ってゴネるつもりはなかったようです』と交渉が決裂した楽天のＭｒ・カラスコに対抗意識を燃やしていた」とのこと。
　B☆Bにしてみれば、今年の話題をかっさらったMr.カラスコを意識しないわけにはいかないんでしょう。こうなった原因のかなりの部分はこちらの方にあると思われますが、私もあまり人のことは言えないような気も（＾＾;;）

「午後４時から札幌市内の球団事務所で臨んだ交渉は、わずか１分。クマの習性につけ込まれてしまった。今村球団社長に大ぶりのサケを目の前に出され、思わず手形を押してしまったという。Ｂ・Ｂに近い関係者によると『釣られちゃった』と少し後悔しているようだ。

　今村社長、してやったりですね！ただこれに気をよくして他の選手にも「シャケあげるからサインして（はぁと」とか言い出しそうな気がするのは私だけでしょうか？

　「Ｂ・Ｂは球団公式ＨＰ内のコラムでマスコットの人権に対して問題提起するなど、人格者？として知られる。休日を利用して道内の幼稚園訪問を昨年１２月から始め、現在７０カ所を制覇。」

　B☆B相手に「人格者？」とはてなマーク付きはかわいそうな……
　確かに人間ではないんですが、だったら「人？格者」が正確な気がします。

「今回の交渉でも前メッツ石井一久投手（３２）どりに名乗りを上げている球団の財政面を考慮。「お金の話はしなかった。必要でしょうから」（同関係者）とサケ１匹で妥協した。球団も来季の活躍次第では、最大でサケの「切り身５パック」の出来高をつけた。」

　いや、心配しなくても多分獲れないと思うし。

　「契約後、山ごもりのため小雪が舞う中、サケを豪快にかついで事務所を後にした。クリスマスイブは例年通り、ケーキではなく『クリスマス・サーモン』で祝えることになった。」

　多少の後悔もあったようですが、最終的にはB☆B本人が納得できたようで何よりです。
　
　あと関係ないんですが、先ほどご紹介したスポニチの記事で≪金村　越年を覚悟≫とあるのは金村へのあてつけでしょうか？金村よりも適当な相手がいると思うのですが