いいところまでは行ったのですが、土壇場でひっくり返されてしまいました…
それでなくてもサヨナラ負けというのは辛いのに、まして1軍2軍ともシーズン最後の大一番で出てしまうとは(泣)
ただ正直に言えば、試合が始まるまではあまり勝てる気がしていませんでした。
中日は落合監督の方針もあり、1軍経験のある選手が多いですし、先発投手は1軍で2ケタ勝利の経験もある朝倉。
一方の日ハムは、先発はイースタンで10勝しているとはいえ、まだルーキーの須永。しかも今回は中日の持ちゲームのためDHが使えず、8番実松、9番須永というのが何とも辛いところです。
ところがフタを開けてみると、9回裏1死までは完全に日ハムペースでした。
打線は2回に小谷野のタイムリー、3回に阿久根のソロアーチ、追加点のほしい7回には藤島がタイムリーで3得点。
須永も完投経験がないはずが、球数を抑えてスイスイ投げていきます。守備でも特にサード林とショート飯山が再三ファインプレーを見せ、流れを中日に渡しません。
それだけに、9回裏1死からだけ固め打ちをされたというのが悔やまれます。この時には須永が勝ちを意識して硬くなったのか、3連打で1点を許し降板、代わった関根は全く球が走らず、四球で満塁としてからヒットで同点、そして土谷に右中間を破られ万事休す。何とも悔やまれる結果となってしまいました。
さて、この試合を通じて、ファイターズが来季さらに上を目指すための課題というのがより鮮明に見えてきたような気がします。もちろん今日の試合は2軍戦なのですが、見たところチームの持ち味も泣き所も1軍と共通するところが多そうですからね。
まず、以前にも書きましたが、リリーフ陣の強化や完投できる先発投手の育成は急務でしょう。今季はリードしていながら後ろの投手陣がもたずに逆転される試合が目立ちました。その象徴が6点差から逆転負けした8月22日のBu戦や、プレーオフ進出のかかった試合で5点差を追いつかれ、結局サヨナラ負けした9月23日のホークス戦です。
横山という頼りになるクローザーはいますが、そこまでつなぐパターンを確立しなければ、このような負けを減らすことはできないでしょう。それに、横山とて毎年今年並みの活躍ができるという保証はありません。連投の疲労が出てくるとシーズンを棒に振ることすらあるのです(クローザーではありませんが、今年の阪神吉野が好例です)。
ですので、リリーフ陣の整備や補強(助っ人の獲得も一案でしょう)は最重要課題でしょうし、またリリーフの酷使を避けるためには、今シーズンたった3回しかなかった完投試合をどれだけ増やせるかがポイントとなります。この点、須永には来季以降に向けて期待が掛かります。
攻撃陣に目を向ければ、今日は須永の2三振を除いてチーム三振が9個、1軍でもシーズン三振数が995とリーグ最悪になっているのをどうするかが、攻撃力アップのカギとなるでしょう。
もちろん三振を恐れて消極的になるのではいけませんが、今日の試合でも大振りが目立っていたのが気になります。自分が決めようとする意識を過度に持たないこと、シャープなスイングを心がけることが必要かも知れません。
今シーズンのファイターズの試合は今日で全て終了しましたが、来季は知らない間に目の前に迫ってきます。まずは十分に休養を取り、来季の栄光を目指してまた進んでもらいたいですね。
それでなくてもサヨナラ負けというのは辛いのに、まして1軍2軍ともシーズン最後の大一番で出てしまうとは(泣)
ただ正直に言えば、試合が始まるまではあまり勝てる気がしていませんでした。
中日は落合監督の方針もあり、1軍経験のある選手が多いですし、先発投手は1軍で2ケタ勝利の経験もある朝倉。
一方の日ハムは、先発はイースタンで10勝しているとはいえ、まだルーキーの須永。しかも今回は中日の持ちゲームのためDHが使えず、8番実松、9番須永というのが何とも辛いところです。
ところがフタを開けてみると、9回裏1死までは完全に日ハムペースでした。
打線は2回に小谷野のタイムリー、3回に阿久根のソロアーチ、追加点のほしい7回には藤島がタイムリーで3得点。
須永も完投経験がないはずが、球数を抑えてスイスイ投げていきます。守備でも特にサード林とショート飯山が再三ファインプレーを見せ、流れを中日に渡しません。
それだけに、9回裏1死からだけ固め打ちをされたというのが悔やまれます。この時には須永が勝ちを意識して硬くなったのか、3連打で1点を許し降板、代わった関根は全く球が走らず、四球で満塁としてからヒットで同点、そして土谷に右中間を破られ万事休す。何とも悔やまれる結果となってしまいました。
さて、この試合を通じて、ファイターズが来季さらに上を目指すための課題というのがより鮮明に見えてきたような気がします。もちろん今日の試合は2軍戦なのですが、見たところチームの持ち味も泣き所も1軍と共通するところが多そうですからね。
まず、以前にも書きましたが、リリーフ陣の強化や完投できる先発投手の育成は急務でしょう。今季はリードしていながら後ろの投手陣がもたずに逆転される試合が目立ちました。その象徴が6点差から逆転負けした8月22日のBu戦や、プレーオフ進出のかかった試合で5点差を追いつかれ、結局サヨナラ負けした9月23日のホークス戦です。
横山という頼りになるクローザーはいますが、そこまでつなぐパターンを確立しなければ、このような負けを減らすことはできないでしょう。それに、横山とて毎年今年並みの活躍ができるという保証はありません。連投の疲労が出てくるとシーズンを棒に振ることすらあるのです(クローザーではありませんが、今年の阪神吉野が好例です)。
ですので、リリーフ陣の整備や補強(助っ人の獲得も一案でしょう)は最重要課題でしょうし、またリリーフの酷使を避けるためには、今シーズンたった3回しかなかった完投試合をどれだけ増やせるかがポイントとなります。この点、須永には来季以降に向けて期待が掛かります。
攻撃陣に目を向ければ、今日は須永の2三振を除いてチーム三振が9個、1軍でもシーズン三振数が995とリーグ最悪になっているのをどうするかが、攻撃力アップのカギとなるでしょう。
もちろん三振を恐れて消極的になるのではいけませんが、今日の試合でも大振りが目立っていたのが気になります。自分が決めようとする意識を過度に持たないこと、シャープなスイングを心がけることが必要かも知れません。
今シーズンのファイターズの試合は今日で全て終了しましたが、来季は知らない間に目の前に迫ってきます。まずは十分に休養を取り、来季の栄光を目指してまた進んでもらいたいですね。
ここを突き抜けると、素材がいいだけに伸びていくような気がします。
明らかに先発に左が不足しています。来期ローテーションはキミを待っています。
中日は二軍もパワーアップしているようですね。
しばらくは中日の天下は揺るがないかもしれませんね(トホホ)
ただこれを克服できれば、一軍でも勝ち星を稼げると思います。
おっしゃる通り貴重な左腕だけに、今後に期待したいですね。
この分ですと、阪神のウエスタン覇権奪回、あるいは日ハムの来季ファーム日本一はかなり難しいかも知れません…
一気に萎えました(笑)
こりゃ、ハムが勝たなきゃいかんよ…
ドラのお粗末な守備にキレつつ、スカパーは台風の影響で
ブチブチ切れつつ、うんうん須永は来年いけるねぇなどと
楽しんで、後を関根に託したところでハムのファーム
日本一を確信して安心してテレビの前を離れたんですが…
ドラの場合、正確には2軍じゃなくて“1軍予備軍”です。
よければいつでも上に呼んでもらえるというモチベーションが
今季のファームの好成績につながったと言われていますが、
大幅補強が噂されている来季はそのあたり難しいかも、と
思っています。
育成と調整というのも気になっているテーマではあるんですよ。
日ハムにとっては9回裏が残念でしたが、日本一になるには足りない部分があった、ということでしょう。
1軍の選手ともどもしっかり鍛え直して、来季は頑張ってもらいたいですね。
さて、「育成と調整」ですか…確かに難しいですね。
ファームは両方の役割を期待されるわけですが、「育成」のみだと故障上がりの1軍級選手が放ったらかしになりますし、さりとて「調整」だけならファームが若手飼い殺しの場所になるわけで…うーむ。