当時は ずっと 続ける つもりでしたが 諸事情により 止めて しまいました
作品は ほとんど 酒器ばかり だったので
周りから“酒呑み親父“と 呼ばれてました
私は“酒好き親父"と 呼んで 欲しいと 言ったのですが…
新しく 出来の良い ぐい呑みが 出来ると
居酒屋へ 持ち込み マイグラスで 冷酒を いただいてました
一緒に 行った 知り合いに 褒められると
また 造れば 良いやと 進呈してました
ある時 たまたま 隣り合わせた 人から 褒められ 気に入ったので 売ってくださいと
知らない人の 所へ 嫁がせるのは 嫌だったので 断ると 金額を 提示されました 7000円 そんな値段が 付いて 嬉しい反面 売る気は 無いものの その人に 売ってて 翌日に 酔いが 覚めて このグラスに 7000円も 払ったと 後悔されたら この子が 可哀想だと 思い 売りませんでした
その後 その子は 知り合いの 所へ 嫁いで 行きました
そんなこんなで 出来の良い子たちは 多くの 知り合いの元へ 嫁いで 行きましたが
それ程 出来は良く ありませんが 手元に 残った 子たちです

この子たちは 今でも 大切に 使わせて もらってます