緑のお気楽な一日(茉莉と龍、そしてgreenも一緒に♪)

ボーダーコリーの茉莉(ジャスミン)と息子の龍(ロン)そして孫のgreenが加わりました(緑は虹の橋を渡りました)

遺伝病について

2009年09月09日 | 緑ママのひとりごと
茉莉の実家のば~ばであるラルフママがボーダーの遺伝子病について
ブログに載せてたのを読んですっごく勉強になったし
みんなにも知ってもらいたいと思いました。
で、ラルフママに了承いただき転写しています。

ボーダーの遺伝病のこと、もっと知ってください。
そして、まだ愛犬が若ければぜひ、検査を受けてください。


ー・-・-・-・-・-・以下転写-・-・-・-・-・ー・-・-・-・-・-・-

『遺伝病について思うこと。。
ワタシの個人的な考えです。

どんな犬種にも遺伝病はあると思います。
純血種である限り、どんなに血統をよく勉強し計画的に繁殖しても
絶対に遺伝病が出ないという保証はないそうです。
何故なら、遺伝病は何十、何百、何千?あるか分からないからです。

ボーダーで分かっている遺伝病の数もまだまだ少なく
検査方法が確立していて検査できるのは、分かっている病気の中でもさらに僅かです。

って、ことは珍しい病気で、そんなに誰もかれもがかかるって訳じゃないのね
と、思ってる方もいるでしょう。。

                         
JBCHNのHPをご覧になった人はお分かりでしょうが
CL病についてだけ言えば
検査を受けたワンコの7%が、キャリア(変異遺伝子を受け継いでいるが発症はしない)だったそうです。

7%って言ったら、100頭のうちの7頭ですよ(1000頭だったら70頭…)
もちろんこれは、検査を受けたワンコだけの話で、
世の中受けてないワンコの方が多い訳で・・・

ワタシは、すべてのワンコが検査を受けるべきだなんて言いません。
でも、ブリーダーやこれから繁殖を考えている人は受けなければいけません

可愛いパピーを迎え入れた。
すくすくと育ち、主従関係も出来てきた。
人の言葉もかなり理解でき、家族としてしっかり絆が出来た頃、なんだか様子がおかしい。。
病院に行ってもよく分からない。(*1)
そうこうしているうちに、どんどん状態は悪くなって…
最期は苦しみながら逝ってしまう。。

飼い主もワンコも何も悪くないのに、そんなお別れは辛すぎますよね
せっかく、縁あってボーダーと暮らし始めたのだから、
みんな最後まで幸せなボーダーライフを送ってもらいたい。

じゃあ、どうしたらいいの?
私達がボーダーを迎える時、ブリーダー、ペットショップ、友人・知人等の繁殖した人に聞いて下さい。

『この子(又はこの子の両親)はCL病の検査は済んでいますか?』 

ボーダーを求める人すべてが、こう聞いてくれる事で繁殖者は自分のワンコに
検査を入れるようになります。
そうしないと、ワンコが譲れなくなりますからね。

日記の内容は、あくまで私個人の考えです。

(*1: 獣医さんは動物全般を診るので、特定の犬種の遺伝病には詳しくない場合が多いです。
実際にボーダーコリーのCL病を知らない獣医さんはたくさんいらっしゃいます。)


そして・・・・・

JBCHN(Japan BorderCollie Health Network)のHPをご存じでしょうか

ボーダーコリーの遺伝病について詳しく書かれたサイトです。

ボーダーの遺伝病と言えば、CL病(セロイドリポフスチン症)が一般的によく知られていますが
JBCHNでは検査の受付や結果の公開等も行っています。

CL病は愛犬が2歳前後に発病し、最後は必ず死に至る病気です。
毎年、何頭かCL病で亡くなるボーダーが出ていますが、
今年の8月にもまた1頭愛するボーダーが虹の橋を渡りました。

以下はJBCHNに寄せられた愛犬を失った飼い主さんからのお手紙です。
↓↓↓
http://bordercollie-healthnetwork.hp.infoseek.co.jp/cl_report2009.htm

ぜひ一度読んでみてください