ひろさんのバイクいじり

主にバイクの修理やツーリングについて語ります。
修理の確認事項も書いとこ。

新しいチェンソー!

2014年01月17日 | 機械修理
またまたオクで仕入れました。

年末に新品で買おうと思ってた機種がジャンクで出てたので、ちゃっとゲットしました^^
見た目はきれいだけどジャンク。
リコイルのスプリングが曲がって、エンジンが掛けれないっちゅうこと。

この現象、前にも見たことあるんだな^^


リコイルの中のこのスプリングが曲がってしまって、リコイルを引いても空回りしてエンジンが掛けれません。
また、無理やりこの曲がったスプリングを組み込むと、リコイルの引きが重くなり、戻らなくなります。

この装置はスチールではエルゴスタート、共立ではiスタートって言います。
スプリングの形は違えどやってることは一緒。
リコイルを引っ張ると、このバネが力を蓄えて少ない力でエンジンが掛けれる仕組みです。

まず、何でこのスプリングがこんなになってしまったかというと、単純に引っ張りすぎです^^;
前に共立のチェンソーでも同じことがあったので覚えてました(^^)v

とりあえず部品を頼む前に無理やりスプリングをもとの形に戻して組み付けてリコイルを引っ張ってみます。
するとガシャガシャっと嫌な音が・・・。
焼き付きかと思ったらリコイルの中のカバーがずれてただけだった^^;

改めてリコイル引っ張ってみると、バスッっと爆発が^^
こりゃ直りそうです^^

じゃあ一度バラします。


タンク内を掃除して。


マフラーを焼いて

排気口から覗いたピストンはきれいでした。

クラッチ、オイルポンプ周りを掃除


クラッチはクラッチカバーが油と木屑でいっぱいだったんで、案の定ベタベタ。
掃除して、エンジンの始動を確認。
あっさりかかりました。

オイルの吐出も確認できました。


ここまでくればもう終わったようなもんです。

しかしガイドバーとソーチェンは、いまいちっす。
ちゅうのは、軽量のガイドバーがついてたんだけど、切れない刃を無理やり押し付けたのか、中の樹脂が溶けだしてる^^;
オイルも切れ気味だったのか、使用頻度(本体の状態)の割にはバリが目立つなー。

ソーチェンもオイル切れのためか焼けて焦げ付いたようになってました^^;
刃先もボロボロで、目立ての角度は左右違うし、刃の大きさもバラバラ。
よくこんなので使ってたな~。
カバーの中も細かい切粉でいっぱいだったんで、切れない刃で力いっぱい押し付けて切ったんでしょう。

何とか手入れしてガイドバーもソーチェンも使えそうになりました。
刃が1個曲がってるけど^^;

試しに木を切ってみたら、まずまずです^^
ちょっと食い込みが悪い気がしたのでデプスゲージを調整したら、バッチシになりました。

っと、ここでリコイルのばねがダメになった原因のロープの交換をします。
長さを測ってみると、20cmほどろーぷが短くなってました^^;
ロープを交換しようとリコイルをばらしてみると、あれっ、動きがおかしい?
またまたバネが変形してました^^;

また無理やり直して、ロープも長くして、バッチシ直りました。

ちゃんと部品は頼んどいたから、入荷したら直さないとね。




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