昨日の夕方。
買物の用事で車を出して、最寄のバイパスに出る手前の信号待ちの時。
ふと、鳥のヒナが正面を横切った。(アヒルっぽかった)
慌てふためいて、羽根をバタつかせながら…
あまりにも作り物っぽくて、冗談かと思ったが、
瞬きを2~3度し、ウワッて思った。
迷って国道に出てしまったようです。
まだ歩道にいて、風に煽られたら、すぐにでも車道に流れて行ってしまいそうだった。
「どうしよう、どうしよう・・」
まだこっちで待ってる信号は赤。
車から降りて、国道に飛び出してって捕まえようか、このまま通り過ぎようか……
そうこうしているうちに、ヒナが向かった先に、車2台が通り過ぎた。
ああっ!まさか・まさか…
そして信号が青に。
私が曲がろうとしていた方向だったので、ドキドキしながらハンドルを切った。
そうしたら、目の前に座り込んでいた…
多分、おかぁちゃんに「危ないのが来たら身を低くしてかがむんだよ!」って、教わってたんだろうな。
私がしばらく停車していると、すぐさま右側へ走っていってしまった。
そっちは、反対車線。
『あっ!そっち行かないでぇ…』
車から降りてすぐ保護できればよかったんだけど、そのコがじっとしている保障もないし、すぐ進行方向の信号も青になってしまう。
そんなことを思いながら、去ってしまったヒナの方を見遣り、ゆるゆると、そのまま、またアクセルを踏みだしてしまった………
それから先、ずっと考えていた。
もし、助けていたら、その後は??
近くにあった古本屋さんの店員に相談する?
交番に届ける?
近くの畑に放す?
ずっと保護する?
………。
近くの畑に(もちろん国道からは離れた場所に)放すのが妥当だっただろう。
でも、親鳥と再会する確率は…どのくらいだろう。
そして、現実に、反対車線の方向に行ってしまったあのコは…
どうなっただろう…
無事に渡れることを、または元の歩道に戻れることを祈るしかなかった。
そして今日。
朝の電車の中でラジオを聞いていた。
その中で、投稿者の話をやっていて
落とした財布が、中身もまったく無事で交番に届けられ、手元に戻ってきた、というもの。
「現代の世の中で、落とした財布(や物)は、もう見つからないだろう、と思ってませんか?
そうとは限らないんですよ。
ちゃんと交番に届けてくれる人もいる。救う神はいるんですよ」
… … …
私は『救う』方になれなかった。諦めてしまった。見捨ててしまった。。。
多分、一人前になれるヒナなんて、ほんのひとにぎり。
淘汰されるうちの一部を見ただけなんだろう、私は。
でも、そのコは、まさに目の前で、命の危機に立たされて、鉄の凶器に追い立てられて、息を切らして、喉が焼け付いて…
そんなことを考えると、いたたまれない。
間接的に殺しちゃったんだな…私。
なんであの時、私の前を横切ったんだろう?
もうちょっと時間がズレていれば、見かけることはなかったのに…
何かを教えようとしていたんだ、と思うことにしている。
買物の用事で車を出して、最寄のバイパスに出る手前の信号待ちの時。
ふと、鳥のヒナが正面を横切った。(アヒルっぽかった)
慌てふためいて、羽根をバタつかせながら…
あまりにも作り物っぽくて、冗談かと思ったが、
瞬きを2~3度し、ウワッて思った。
迷って国道に出てしまったようです。
まだ歩道にいて、風に煽られたら、すぐにでも車道に流れて行ってしまいそうだった。
「どうしよう、どうしよう・・」
まだこっちで待ってる信号は赤。
車から降りて、国道に飛び出してって捕まえようか、このまま通り過ぎようか……
そうこうしているうちに、ヒナが向かった先に、車2台が通り過ぎた。
ああっ!まさか・まさか…
そして信号が青に。
私が曲がろうとしていた方向だったので、ドキドキしながらハンドルを切った。
そうしたら、目の前に座り込んでいた…
多分、おかぁちゃんに「危ないのが来たら身を低くしてかがむんだよ!」って、教わってたんだろうな。
私がしばらく停車していると、すぐさま右側へ走っていってしまった。
そっちは、反対車線。
『あっ!そっち行かないでぇ…』
車から降りてすぐ保護できればよかったんだけど、そのコがじっとしている保障もないし、すぐ進行方向の信号も青になってしまう。
そんなことを思いながら、去ってしまったヒナの方を見遣り、ゆるゆると、そのまま、またアクセルを踏みだしてしまった………
それから先、ずっと考えていた。
もし、助けていたら、その後は??
近くにあった古本屋さんの店員に相談する?
交番に届ける?
近くの畑に放す?
ずっと保護する?
………。
近くの畑に(もちろん国道からは離れた場所に)放すのが妥当だっただろう。
でも、親鳥と再会する確率は…どのくらいだろう。
そして、現実に、反対車線の方向に行ってしまったあのコは…
どうなっただろう…
無事に渡れることを、または元の歩道に戻れることを祈るしかなかった。
そして今日。
朝の電車の中でラジオを聞いていた。
その中で、投稿者の話をやっていて
落とした財布が、中身もまったく無事で交番に届けられ、手元に戻ってきた、というもの。
「現代の世の中で、落とした財布(や物)は、もう見つからないだろう、と思ってませんか?
そうとは限らないんですよ。
ちゃんと交番に届けてくれる人もいる。救う神はいるんですよ」
… … …
私は『救う』方になれなかった。諦めてしまった。見捨ててしまった。。。
多分、一人前になれるヒナなんて、ほんのひとにぎり。
淘汰されるうちの一部を見ただけなんだろう、私は。
でも、そのコは、まさに目の前で、命の危機に立たされて、鉄の凶器に追い立てられて、息を切らして、喉が焼け付いて…
そんなことを考えると、いたたまれない。
間接的に殺しちゃったんだな…私。
なんであの時、私の前を横切ったんだろう?
もうちょっと時間がズレていれば、見かけることはなかったのに…
何かを教えようとしていたんだ、と思うことにしている。
子猫ちゃんだったんだけど、ね。
私は助けなかったの。でも対向車
の人が保護したみたいで、すごく
いたたまれなかった。
うさぎと生活しててマンションだから
連れて行けないとか言い訳してる
自分に腹が立ったなぁ。</色>
おお、いつもコメントありがとねん(^o^)ノ
まだ交通量の少ないとこだったら、ここまで心が痛まなかったかもだけど、あの時は結構、クルマの量が多いとこだったからな…
ちょっとスピードが乗ってたら、絶対、気付かずに轢いちゃう…
後日、あの場所を通ったけど、それらしい形跡はなかったから、ひと安心…
無事に車道以外に行ってくれたのでしょう。。
☆まりたん
>>なかった多分
うを、結構、深い、言い方、してくれるね…
「if」を考えてしまう傾向があります。
気をつけなきゃなっ{涙}