眼科スタッフのひとり語り

現役眼科スタッフが日々の気付きや役に立つことを書いています

眼科に転職する際に注意すべきこと

2021-04-22 09:51:24 | 眼科

眼科に務める看護師は病棟勤務と比べて、入院患者への看護やナースコールの緊急対応といった業務がないため、夜勤や残業はほとんどありません。ただ、同じ眼科でも入院施設がある場合は、夜勤を求められることもあります。もし、看護師として眼科への転職を考えている方は、自分の働き方の希望条件や今後のキャリアプランを考慮して、最適な職場を選ぶことが大切です。

また、眼科は一般的に残業はほぼ無いと言われていますが、都市部のクリニックや人気のクリニックなどは受診する患者さんが集中するため、残業を求められることもあります。そのため、残業のない眼科への転職を希望している場合は、面接の際に、勤務時間や仕事の忙しさなどを具体的に確認しておきましょう。

さらに眼科では、これまで眼科での経験のない看護師でも積極的に採用をしているケースが多いです。眼科は際立って特別な看護スキルを必要とする場所ではないため、看護師としての基本的な技術やコミュニケーション能力があれば人材として認められるでしょう。そのため、新たな科目で専門性を磨きたいという方にとって狙い目の職場だといえます。

ただし、採用時には技術や知識を求められなくても、実際に勤務する中で専門用語や医療機器の使い方、検査方法などあらゆる知識をしっかり習得しなければなりません。未経験から眼科に馴染むためには、積極的に勉強する姿勢をしっかり保つ必要があります。

そして眼科は主に地域密着型のクリニックが多いため、アットホームな雰囲気の職場で看護ケアを実践したい方におすすめです。夜勤なしの眼科を選べば、日勤のみの勤務が可能なため、家庭・育児と仕事を両立させたいママさんナースにも最適でしょう。そんな眼科に興味がある方は、こちらにも眼科勤務の詳細がまとめられていたので、ぜひアクセスしてみてください。