キラサビタイムス☆彡

~錆猫責任編集~
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積読拾読(今月の新刊漫画編)

2022-07-19 | 
『空挺ドラゴンズ⑬』出た!
どんどん面白くなっている
ジブリ好きさんにもおすすめ

『髪を切りに来ました。⑤』出た!
いい☆
次巻から電子書籍のみになってしまうのは悲しいが

オールカラーの『風街のふたり①』
静かな静かなおとなの漫画
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積読拾読(おばきゅぶ編)

2022-06-29 | 
4月の長距離移動のお供だった『短編集 こばなしけんたろう 改訂版』
嘘がいっぱい
こばけんさんには舞台やテレビにしれっと帰ってきてほしい
確かにオバQに見える→尚

『かるく一杯』は食べ物系のエッセイかしらと思ったら違った
かるく一杯飲むような気軽な居酒屋でオトナのオンナがしゃべるようなこと
だということだが、田辺さんの考察や思いはかなり深い
文学賞とは言え、読むのはほとんどが普通の人々なのだからーとの意見も嬉しいし
某ミステリー作品の探偵のカン良すぎるとの批評に
探偵のカンが悪ければ小説として成立しないだろ!と一蹴するところも気持ちいい
違和感を覚えた投稿記事のチョイスも、それに対する突っ込みも最高だ
田辺さんの源氏物語、絶対面白いだろうなー

名著と言われる『銃・病原菌・鉄 上・下』
タイトルからは気づかないが、これは人類史を辿るだけではなく
人種問題に対する先入観を事実をもとにした巧みな裏付けで解いている
どんぐりの遺伝子の話、考古学での加速器の利用、シマウマが家畜化できなかった理由、
「実体の模倣」なのか「アイデアの模倣」なのか、日本に銃火器が普及しなかったわけ、
秦の始皇帝の焚書…また更に調べたら面白いと思う

栞子さんの娘の扉子さんのシリーズ『ビブリア古書堂の事件手帖 Ⅱ・Ⅲ』
以前と変わらず栞子さんのお母さん(扉子さんの祖母)がとにかく怖い!怖すぎる!

何故か家に⑪巻目だけあった『櫻子さんの足下には死体が埋まっている⑪』
読み切りみたいなのでとりあえず読んでみたら旭川の知っている場所がめちゃくちゃ出てきた
しかし登場人物の人間関係と性格が良く分からないので最初に戻って『櫻子さんの~ ①・②』を読んでみる
初っ端から興味を惹かれる場所が出てきて(旭川の永山あたり)
地図を引っ張り出したりいろいろ調べたりして全然読書が進まない
気が付いたら事件やミステリそっちのけで
北海道あるあるや旭川近郊の細かいところを中心に楽しんで読んでいた
次はどこが出てくるのか気になるので引き続き読んでみることにする

いろいろ詰まっている『思い出袋』
独特の感性と言い回しで、どういうこと?あ、そういうことかーと頭が忙しかった
まだまだ知らない言葉やらいっぱい

『コクと旨味の秘密』を知りたい!
結局、人間のエネルギーになるものに私たちはコクを感じるようだ
「味の信号は脳の記憶に数時間とどまり、食物が胃や腸の中で違和感を起こさないか、
消化吸収されてエネルギーが得られているか、などを慎重に見極めていると考えられる」
なるほど、カロリーゼロの飲み物を飲んで数時間後にお腹を下したことがある私の体は
エネルギーにならんのでカロリーゼロの飲み物を排除したのだろう
しかしその飲み物にはコクがあったのかもしれないし
その飲み物が原因でお腹を下したと私が思い込んでいるだけで
もしかしたらお腹を下した原因は別にあったのかも知れない
そして実験用のマウスと違って人間はいろんなものを食べ過ぎている
ある食べ物の味の記憶と、その食べ物の数時間後のエネルギー獲得の信号を
脳で結びつけるのは至難の業なんじゃないだろうか
もう何食べたか常に覚えておくしかない
話がズレたな

『日本の米』について知りたい!
お米の種類や栽培について知りたかったのだが、この本の内容は田んぼや土壌改良中心だった
埼玉県の子供たちが必ず学習するという噂の見沼代用水や
客土や小麦栽培(うどんの普及)についてはかなり興味深く
伏越、掛渡井、通船堀なんかは是非現地に見に行きたいので機会があったらよろしくー

児童書版で『海底二万マイル』を読む
完全にダイジェスト版といった感じ
挿絵がいい
アトランティスが出てきたところで子どもの頃に読んだような読んでないような気がしてきた

「図書 2022.4・5」
ハパックス
…次のこと考えてて言葉を混ぜて発してしまったということがよくあるがそれは含まれる?

とよ田先生の絵が気に入りすぎて『FLIP FLAP』を
装丁もキラキラでかわいい

ここから岩手土産
「てくり30号」出た!
盛岡のお店、もー分からないので今度友達にガイドツアーしてもらおう

一面トップは佐々木朗希完全試合「岩手日報 2022.4.12」
関連記事さらに4面あり
試合(4.10)の翌日が新聞休刊日だったので日報さんの気合の入れ方がすごい
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積読拾読(漫画家漫画編)

2022-06-23 | 
漫画の道は一日にして成らず!
テイストの違う「漫画家漫画」2冊!

『ルックバック』は美容室で半分読んで気になって結局購入
重い

『これ描いて死ね』はとにかく絵が好き
手島先生が非常にキュート
カラーページが好きすぎて部屋に飾りたいくらいだ
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積読拾読(将棋漫画編)

2022-06-21 | 
『ひらけ駒!』は途中で終わっている
続き読みたい続き気になるー
子どもたちの成長も楽しみで気になるところだが
お母ちゃんや他のアマチュアの女性たちの将棋スタイルがすごく共感出来た
勢いで指したり、詰んだかどうかお互い分からないところなんてもぉねー

『将棋めし』で主人公はカレーを食べがちだ
タイトル戦での将棋めし(おやつも)が話題になっている昨今
女流棋士の将棋めしにも是非注目してみたい!
藤井さんのような恐ろしい棋士が出てくるくらいだから
「女流じゃない」棋士の女性が現れるのも
そう遠くないんじゃないかと思わせてくれる漫画だった
戦ってもいなのに胃腸が弱っている私は
この漫画に出てきたレバー煮込みを参考にしてみようと思う
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積読拾読(ウメ子の時代編)

2022-04-27 | 
阿川さんの小説『ウメ子』は、元アイドリング!!!のうめ子さんのあだ名の由来だという
文才のあるうめ子さんも、うめ子さんにうめ子と名付けた子も本読みだったと思われる
で『ウメ子』がうめ子さんに似ているか、というとよく分からない
ただ、読んでいるうちに私にとっての『ウメ子』の時代に
理不尽な事で先生に注意されたことを思い出して、あらためて腹が立った
基本的にのん気に幼少時代を過ごしてきたが、そういうことは覚えている

Tさんから借りっぱなしだった『わたしを離さないで』をやっと読んだので
Tさんに感想を述べたらもう内容を忘れたみたいで全然話が盛り上がらなかった
静かに進行する話で、じわじわ来る…あぁそういう運命なのか!
ネタバレしちゃうので、非常に面白かったとしか言えない

作家が軽井沢で『土を喰う日々』を送っている
土を喰う=精進料理 であり、畑や山と相談して決まるもの
私は全く筍(たけのこ)に思い入れが無いので、著者の筍への執着ぶりは若干驚いた
京風のお雑煮、くわいの丸ごと焼き、梅のかりかり漬け、落花生豆腐は参考にしたい
浅間石や義経が漬けた?梅干しのことはもうちょっと調べる

『アイヌの世界に生きる』は
アイヌの母に育てられた日本人のトキさんから聞き書きした時の体験記
「文字の無いアイヌ語で育った人にとっては、
 話すことが記録と同じ重さを持っているのだろうと考える」と著者は言う
著者・茅辺かのうという人物も気になる
あと本別町の義経山も(また義経!)

『子どもとまなぶアイヌ語』には是非索引を付けてほしい!

室井さんのエッセイ『ヤットコスットコ女旅』
旅というよりは、仕事やロケ先への移動中の出来事多し
1人で乗り物に乗るとお隣はどんな人が来るか分からないからねー
なんて不安がりつつ、先日飛行機に1人で乗ったところ
行きも帰りもお隣は居なかったのだった

『恋する少年十字軍』は中・短編集
カバーのフォントが妙で、それが妙に引っかかって
ほぼジャケ買いしたと言っても過言ではない
作品は…どうしてこんな妙な話ばかり書けるのか、と言いたくなるようなものばかりで
何だか妙に納得してしまった

ランス・アームストロングが語る『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』
ランスはガン闘病から復活し、ツール・ド・フランスで偉業を成し遂げた人物
自転車レースに関する知識はとても勉強になった
ガンになった時の心構えや過酷な体外受精の事だけでも読む価値はある
で、トップアスリートの宿命か?…その後ランスはドーピング疑惑の対象になり
最終的にツールのタイトルを剥奪されてしまう
…という自転車レースのドーピング問題を書いた本『シークレット・レース』を続けて読むと
面白いらしいと聞いたのだけどー
ツール・ド・フランスを楽しめなくなりそうなのでとりあえず読まないことにする

今更だけど『独ソ戦』からロシアのウクライナ侵攻を考える
うーん、難しい

『失われたドーナツの穴を求めて』はまた後日

「土のがっこう」で土の勉強
先日うちのベランダーのチューリップ(の球根)が成長途中で溶けた
この本を読んでピンとキタ!
「汚れているのは土なんです。このプランターの土ですが汚れているんです」
GWはプランターの土を総取換えだ!

和山やま先生の読み切り『カラオケ行こ!』
ぷぷぷぷぷー。

法獣医学漫画『ラストカルテ①』
ケダマぁぁぁ~( ノД`)
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積読拾読(名人編)

2022-04-25 | 
『将棋の渡辺くん⑥』と、うちのぬいたち

藤井聡太の観察が冴えてる!ほんとに恐ろしい若者だよ
怖いもの見たさ、みたいなところもあるな
これからも良く分かっていないけど見る将します
渡辺くんもがんばれ!
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積読拾読(記録する意思編)

2022-03-25 | 
喫茶店好きの会社員が北海道内を行脚して集めた『喫茶とインテリアⅡ』の記録
訪ねた喫茶店関係者にちゃんとお話を聞き出してまとめているし、写真も上手いが
ここに行ったらこれを飲め!(食え!)的なことは無いので決して喫茶店のガイドブックではない
東日本大震災の時は釧路にも2mを超える津波が来たこと、
十勝の景気は農家に左右されること、
すすきのの「喫茶・軽食サンローゼ」が閉店していたこと、
常連でもないのに閉店する(営業をやめる)店に閉店間際に行ってはいけないこと、などを知った

一方『戦後と喫茶店』は喫茶店好きの女性が全国を行脚して集めた喫茶店の記録
お店の取材は話を聞きたい人がいなかったりしてあんまり上手くいってなかったが
よく言えば無理をしていないし、コーヒー代を払えば店内が見られると割り切っている(と思う)
しかし昔はどんな店構えだったのか気になるなどすると、建築雑誌などで徹底的に裏取りをしている
マッチラベル、店の看板、喫茶店模型、閉店のお知らせ、などのコレクションと記録も膨大な量だが
とにかく集めるだけで終わらず調査もしているだけあって参考文献数が多い
渡辺寛という人が昭和34年に東北を旅した日記「みちのく珈琲」のなかに
盛岡の洋食店「うしお」が出てきて、ポタージュで口の中を火傷したのを思い出した

元編集者のおじさんが東京をぶらぶらして作り上げた『ぼくの東京地図』
彼はぶらぶら途中で絶対に何か食べる
彼の地図の中には寄りたい店候補が何軒かあって、あそこ通ってあれ飲んであれ食べよ
いや今はお腹いっぱいになっちゃうからからあれは持ち帰りにして
ランチはあっちであれ見た後あの辺でビールかなーとかなり「食」情報多めである
さらに他の人の東京地図はどうなっているのかと案内を何人かにお願いしてみる
自分との共通点、相違点を見つけては一喜一憂するが最終的にお互いに気を使い過ぎて疲れた感
1人ぶらぶらがいいようだ
感化されてしまって私も一駅歩いてみたりするわけだが
パン屋も喫茶店も休みだし野鳥がたまにいるだけで
花のあまり咲いていない2月はなーんも面白く無いのであった(いい運動にはなった)
ここは東京ではない

『野呂邦暢 古本屋写真集』の文庫化ありがとう!
結局野呂がなんでこんなに古本屋の写真を撮っていたのかは我々の想像の域を出ない
今となっては1970年代の貴重な記録であるかな

『地球が燃えている』のだよ、残された時間はあと…
この本はジャーナリストのナオミ・クラインが10年にわたって書いた気候変動(崩壊)にまつわる
長編ルポタージュ、思索的論考、一般向けの講演原稿、などを発表順にまとめたもの
グレタさんの危機感、グリーン・ニューディールのこと、気候変動対策を妨げる「障壁」とは何か
多くを知ってしまった今、「気候変動を招いた責任は誰にあるのか」ともし問われたら
私は「自分」と答えるべきなのかどうなのか…

みたいな話が「図書 2022.3」にあった
知りませんでしたと言えない歳になると大きな罪悪感を抱えることになる

保険を見直そうかなーと思ったら『生命保険とのつきあい方』は絶対読んだ方がいい
いや、この内容は高校生か大学生のうちに全て知っておくべきことだと思う
(2022年度から高校で金融の授業があるらしい)
生命保険料の計算の仕方を知れたのが嬉しい

東日本大震災から11年目の3月11日『三陸海岸大津波』(初版は昭和45年)を読んでいた
昭和8年の大津波後、「津波の高さ」の定義をどうすべきか気象台の技師が悩んでいた様子が伺える
また当時も高台移転という考え方があって一時進んだが
記憶が薄れるにつれて特に漁業者が逆戻りしてしまった経緯があったようだ
昭和53年に完成した田老町の防潮堤建設の様子を長年観察していた著者は
「明治29年や昭和8年のような10m以上の津波が来た場合
 海水はこの防潮堤を越すことは間違いない
 しかし、その場合でも防潮堤は津波の力を損耗させることは確かだ
 それだけでも被害はかなり軽減されるにちがいない」と書いている
さらに大津波を4回経験している田野畑村の某氏談
「津波は時世が変わっても無くならない。必ず今後も襲ってくる
 しかし今の人たちは色々な方法で十分警戒しているから
 死ぬ人はめったにいないと思う」
過去の発言から2011年の津波の規模の大きさを思い知った次第

暇なときにパラパラと『天才たちの日課』を見てみよう
全体的に見て朝型の人多し
自己中な人、献身的に尽くしてくれる人が常にそばにいる人、記憶力がいい人、なんかは全然参考にならない
カフカやアシモフ(いずれも作家)のように創作活動以外の生活のためにやる仕事に時間を取られる人は
「うまく誤魔化す技を駆使してなんとか切り抜ける」そうなので参考になりそうだなと思ったが
その肝心のところが良く分からないので困った
そもそも『天才たちの日課』なわけで、凡人には参考になるわけないっか
小沢健二の真似して1日1枚チョコを摂取をしたからって東大に入れるわけじゃないもんね

以前『図書館戦争』シリーズにはまっていたことを思い出した『倒れるときは前のめり』
有川さんは結構物言う人だった
「嫌い」よりも「好き」を躊躇なく主張する、そういうものに私もなりたい

東日本大震災の予言的エッセイと言われている『水の透視画法』であるが、それだけではない
リーマンショック、感染症、ロシアのウクライナ侵攻…
心のざわざわした感じや社会の空気感を的確に文章化してくれている
「猛犬注意」の話はほっこりした

積読で紹介した『鳥と雲と~』に出てきた「安曇族」について調べていたら
『甲州街道、長州路ほか 街道をゆく1』に少し載っていたので積読拾読
「街道をゆく」シリーズの第1回目が琵琶湖の湖西で、安曇川(あどがわ)を通っているのだ
(安曇族の説明については省略)
他に、三井寺内の新羅(しんら)善神社が「新羅(しらぎ)」と、
大津の北にある小松が、もし高麗津(こまつ)と書くのだったら「高句麗(こうくり)」と関係があるのかも!
と司馬さんが言うので、じゃじゃじゃじゃじゃぁ埼玉県の日高市の高麗川(こまがわ)は?
と思って調べたら、日高市のHPにばっちり説明があり
嬉しくなって『らくかるマップル埼玉&東京』にもぐりぐり印を付けて
ついでに地図の同じページにあった日光街道を辿って行く旅に出てしまったのだった
司馬さん張りに脱線している!

『ぐりとぐらのたまご』を参考にカステラを作りたいのだ
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積読拾読(そうゆうとこだぞ編)

2022-03-18 | 
『十勝ひとりぼっち農園⑩』出た!

今回はあんまり農作業のことは無かったけど
園長のすっとこどっこいのおかげでいろいろな教訓が詰まっていた
目指せ100巻!目指せ十勝!(いつ行けるのか)
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積読拾読(地図を傍らに編)

2022-02-14 | 
『北海道の旅』というより、北海道を隈なく”ブラげんちゃん”(著者は源蔵さん)している本
各地、たった2、3ページでの紀行文の中に
地理歴史地学気象文学語学音楽美術生物宗教伝説産業などなど、多岐にわたる情報がぎっちり
面白いのが北海道の各地に義経や弁慶に纏わるもの(神社や岩など)が多くあるということ
義経が北海道から大陸に渡ってチンギスハンになったみたいな伝説の出所は
少しの荷物と開拓精神と一緒に義経の伝説までも持って行ってしまった
内地から北海道に移り住んだ人たちではないかと私はにらんでいるのよ
この本が出版されたのは昭和50年代
現在のロードマップでも十分照らし合わせて楽しめた
鉄道網の衰退は悲しいが、これも最新のJR北海道車内誌の路線図と本の地図と比べると感慨深い

『鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布』は地名をめぐるコラム集である
こちらには血なまぐさい蹴上近郊の義経伝説が…ま京都だからね
滋賀に関係することでは、東近江、塩津、矢橋、頓宮、生野、浮気、が面白かった
全国各地に地名を残している(と思われる)福岡県の志賀島辺りを拠点としていた
「安曇族」という海神(人)族が何だかすごそうだ!後で調べる
それから共謀罪のことも

『料理と利他』は政治学者が土井さんをよいしょしている対談再現本
「料理は残らないし、無くなるものを作ることが辛い」っていうのはすごく良く分かる
でも、美味しかったなーまた作ろかなー喜んでたなーというのは残る
演劇と似ているな

嘗て町田家に住まったサビ猫ココアさんも登場!5つの猫物語『猫のエルは』
猫のこと、すごく良く分かってる

『ナナメの夕暮れ』で若林君がしゃべりまくる
時に彼がゾーンに入るとスピードが速すぎて私は置いてけぼりを食うが
これだけ思ったことを巧みな言葉選びでわーっと書けるのは羨ましい
共感できるか否かは置いといても
なるほどそういう風に考えたらいいんだ!という発見がたくさんあった
「悩むって体力なんだな」っていうのは共感してしまった
テレビでの発言も目(耳)が離せない

「IN/SECTS vol.14」の特集は「言葉は楽しい」
「手話という言語」のところで
「この世にあるほとんどの本が、耳が聞こえていることが前提として文章が書かれている」
とあって、はっとさせられた
回文、フリマアプリの定型文、外国人が戸惑う日本人の本音と建前と「お疲れ様です」、
世界の「大丈夫です」、翻訳しにくいダジャレ、頼まれなくても翻訳したいという想い、
言葉は楽しい

「Coyote No.75」の特集は「山行 宮沢賢治の旅」
賢治の足跡を辿って岩手山登山したり
「銀河鉄道の夜」の考察から映画「スターウォーズ」を想像してしまったり
もしも賢治とアインシュタインが出会っていたらと思いを巡らせたり
賢治の戒名と『歎異抄』の一節を重ねてみたり
詩「小岩井農場」の冒頭部分をラップで歌ってみたり(かせきさいだぁ「じゃっ夏なんで」)
みんな賢治が好きだよなー
後ろの方の連載の桂(カツラ)の木の話
旭川の神楽岡公園の川縁あたりの植生を思い出してみると想像しやすかった

最後の『風の又三郎』で風の可視化を確認
池澤夏樹曰く
「「風の谷のナウシカ」も「風立ちぬ」も既にここにあるではないか」
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積読拾読(生きる場所漫画編)

2022-02-09 | 
北海道のテレビ局を舞台にしたドラマが面白過ぎたので
その原作漫画『チャンネルはそのまま!①~⑥』を
そもそも原作は北海道のテレビ局・HTBを取材して描かれたもの
満を持してのHTBでのドラマ化だったようだ
冬季オリンピック真っ只中であるから⑥巻の「K点を越えろ!」がおすすめ
ドラマと合わせては、同じく⑥巻の「街の灯」でわけの分からない感動を体感せよ!

地方大会準決勝が熱い『MIX⑱』
今気が付いたのだが⑰巻を読んでいなかったみたいだ

大学生活はいろいろ大変であるが『数字であそぼ。⑦』
騙されたとしても(←騙される時点でアウトだが)数学が解決してくれるわ!

『空挺ドラゴンズ⑫』へお帰りヴァニーちゃん!
こちらも理系女子が活躍中

名作の復刊ありがとう『ハルコロ①②』でアイヌの世界へ
Peach Aviationの機内誌でも紹介されていた

以前➂巻を読んだ『ニューヨークで考え中①②』を
ガイドブックに絶対載らないニューヨークでの著者の日々が面白い
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