キラサビタイムス☆彡

~錆猫責任編集~
instagram→キラサビストア☆彡(@kirasabi_store)

積読拾読(ない編)

2019-08-28 | 
野田さんと言えばわんこと一緒にカヌー!
『ナイル川を下ってみないか』と勧めてはいるが、その後に続く言葉に驚愕
チェックすべし!
多少の怖さは体験済みなので、これから私が川や海へ漕ぎ出すことは多分ない
しかし憧れはある…ゆったりとした川の流れに身を任せて読書なんて!
だからそんな場所に頻繁に行って楽しんでいる変な大人のエッセイは癒しである

この本が出た当時、セレクトショップのような本屋がこぞって押していた(と勝手に感じていただけ?)のが
読んだ今となっては何だか怖く感じる『かなわない
怖いと言うか、これを多くの人に読ませようとした意味が分からない
著者の植本さんもそのご主人も、何者なのか私は全く存じ上げなくて
震災の時にいろいろ取り上げられていただろうに気がつかなかった
多分ベクトルが違っていたのだろう
著者はとても激しい人で、芸術家だったらこうでなくっちゃ!と思う以上に自分を出す
自分家族親周囲の人間のプライバシーも関係ない
家のこともするが自分のやりたい全てのことにも全力で妥協がない
だからと言って決してプラス思考ではないから妙な人に相談してしまう
彼女がデモに参加した時に違和感を感じたのには共感したが、それだけだ
巻き込まれたくない

『似合わない服』でも着なければならない時がある
タイトルやほのぼの表紙から想像するにファッション関連のエッセイ?と思いきや全然違っていた
似合わない服=がん、であった
自分で拒んで着なくてもいいものだったらいいけど、それはいつの間にか着てしまっていた
自分にはちっとも似合わないのに…やっぱタイトルがいいね
著者の山口さんの単なる闘病記では終わらない前向きエッセイであった

『たんぽぽのお酒』は映画「マイ・ブックショップ」に登場した本
映画では主人公の女性が孤独な老人に推薦本として届けた一冊だった
『華氏451度』でおなじみのレイ・ブラッドベリが書いたファンタジーである
ファンタジーねぇ
内容はおおむね、アメリカのある小さな町のご近所付き合いとご近所トラブルの話であった

『神様2011』は川上さんのデビュー作「神様」と福島の原発事故を受けて書かれた「神様2011」が併録されている
あとがきに原発や放射性物質について分かりやすく書いてあって
自分で理解するのにも、人に説明するのにもとてもいいなと思った

ブラタモリを見たせいで『応仁の乱』かむばーっく!
ただし一部のみ
一応この本、手元に残しておこう

読んでるとお腹が空いちゃう『ファッションフード、あります。』
流行りの食べ物の年代記である
タイトルを見て私が思いついたのが「ティラミス」と「ナタデココ」と「タピオカ」だった
しかしファッションフードはそれだけではない!話は江戸時代から始まる
それにしても日本人、何でも食う
日本人の昔からの好奇心旺盛な気質のせいで
日本の主婦は毎日違う世界中の料理やおやつを作らなければいけない状況になっていて
しかも実際作っちゃってるのは何だかすごいことだなーと
そんな国、ここにしかない無いんじゃない?(みたいな話はテレビで土井善晴さんもしてた)
さて、私の中で「タピオカミルクティー」がブームだったのは約20年前であって
お、繰り返してるじゃん!と今体感しているのが非常に面白い
著者の畑中さんが名付けた「ファッションフード」、ぴったり!
ananなどの雑誌との関連付けも良かった

『本で床は抜けるのか』は雑誌連載ルポタージュをまとめたもの
ルポタージュとは、まさにこういうものだよね
必要であっても置き場所の強度以上に本を持つのは良くない
そして著者の西牟田さんに訪れた結末は…抜けたのは床ではなく…きゃー
これはもうホラーである!今一番おススメ本

『MIX 15』出た
試合して!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 処暑頃のキリ | トップ | 行ったつもりで青森県 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事