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積読拾読(巻き込まれ編)

2021-05-25 | 
『日本沈没(下)』しました
「科学者にとっていちばん大切なことは?」
「カンです」
これは上巻にあった田所博士の台詞ですが、いいですなぁ
いいタイミングで映画(1973年の)もテレビでやっていて、日本また沈没
キャストもばっちり!左京さんもちゃっかり出演されていました
特撮がとても贅沢な映画でした

『家で食べるごはんが一番 アルネのかんたん料理』の豆ごはんレシピ、完璧です

電話で数学の問題を出す人がいて(ちょっと迷惑(^^;)『数学する身体』を
コンピュータは二進法なのに普段我々は何で十進法を使っているのか、
虚数はなんなんだ、数や図形は単なる道具だぞ、などなど
そういうことかーがいっぱいの文系にもおすすめの数学の読み物です
後半は岡潔愛が炸裂でした

『数学する身体』にユクスキュルの「環世界(Umwelt)」の話が出てきたので
日高先生訳の『生物から見た世界』を出してきました
あらゆる動物はそれぞれの周りに閉じたシャボン玉のような環世界を持っていて
そのシャボン玉と一緒に常に動き回っていると想像すると分かりやすい
環世界を知ることは環境問題を考えること、なのかもしれないです

弱いものなりに快適に生きる術を『苦労の節約』からちょっとだけ学ぼう
ヨガのことや、嫌いな人を一度頭に取り込んで光が…みたいな部分は全然理解できないけど
仕事の正しいサボり方の中の「自発的にテーマを持つ」だとか
病苦の予防のための正しい運動として「日常の用を自力で精いっぱいやる」だとか
あの世の人があなたに直接話したいことがあるなら、直接言うか気づかせるだろ!
(だから霊媒師とかに金使うんじゃないよ)だとかは
ちょっと偏屈感があって好きでした

とにかく巻き込まれて『へろへろ』の著者です
巷で話題の宅老所「よりあい」を作っていくノンフィクションですが
人との信頼、より良い社会環境やまちづくりの話でもある気がしました
いろんな段階でのお金集めは目からうろこが落ちます
ケセラセラ~ボケても普通に暮らせる社会に!
装画は著者が唯一巻き込んだ近所の少年(現在高校生)モンドくんです

『ダンス・イン・ザ・ファーム』@周防大島
著者は元銀杏boyzのギタリストです
よそ者だから見えてきたあれやこれや、島に移住してからの8年の記録です
この著者も割と巻き込まれている人ですが、自然に島に馴染んでいて巻き込まれ上手と言えます
これからの時代、ペットはヤギだよね

装丁がかっこいい新☆ハヤカワ・SF・シリーズ『人之彼岸』でまたAIの勉強です
前半はAIについてのエッセイ(後半は短編集)
AIの弱点から今後の課題を導き出していました
そしてAIと付き合っていく我々に必須なのは
AIを理解する能力の他に「AIを超える能力」を身につけなければならない、とのことですよ
あと大事なのは、人と付き合う能力!結局はこれなのだよねー

巻き込まれて『浮遊霊ブラジル』へ…は短編集でした(またエッセイだと思っていた)
コルネさんがキレた話、店主の言い分も聞いてみたいわー何にも考えてなかったりして
装画は横浜フランセのパッケージ等でおなじみの北澤平祐でかわいらしい

巻き込まれていない『ぼくにはこれしかなかった。』
盛岡で小さな本屋さんを営んでいる店主の静かで熱い自伝です
面倒なのかもしれないけど、この人はもっと周囲の人を巻き込んでいい人だと思います
お店が長く続くこと、願っています

『公認 野球規則』はテレビの前に一冊!

ここからは雑誌

下の2冊は「DEAN & DELUCA マガジン」です
真面目に活字部分を全部読もうとすると非常に読みずらい雑誌です
レシピも参考にならないし…ライフスタイルが合わないんだろうなー

ジュンク堂「書標 2021.4月号」
最後のページの書店員さんのうらばなし、ほっこりしました

「図書 2021 4」
世の中には天秤にかけてはならないものがあります
政府が人の命と経済を天秤にかけて、経済の方を選んでから数カ月…
なんとなーくそのまんまになっていて何も良くなっていない各地に緊急事態宣言発令中のコロナ第4波

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