近頃やたら唇が乾き、市販のリップクリームを塗っても、またしばらくするとすぐに乾いてしまう
これはもう危険信号・・・
スキンケアでクリームを塗っても塗っても乾燥してしまうときって、実はお肌の細胞が委縮してバリアが薄くなってしまった証拠。
唇も皮膚の一部でとってもデリケート。きっとうるおい成分を保つ保湿機能が失われてしまったのかもしれません
そこで、市販のリップクリームを使うのは止めて、みつろうでリップクリームを作ることにしました
準備するもの(1本分+α)
みつろう 3g
植物油 大さじ×1(15ml)
精油 1~2滴 ※精油は柑橘系やペパーミントがおすすめです。
リップケース×1本 ※リップケース: 5g用 カリス成城 (定価157円)
遮光瓶タイプのクリームケース×1個
耐熱ガラスの容器(ビーカーなど)
カラス棒
お鍋(小)×1
みうろうリップクリームの作り方
1 容器に植物油大さじ×1を注ぎ、みつろうを入れます。
2 みつろうを入れた植物油を湯せんにかけ、みつろうが完全に溶けるまでかき混ぜます。
3 みつろうが溶けたら鍋からおろし、素熱がとれるまでかき混ぜます。
4 精油を1~2滴入れます。
唇はデリケートなので精油の量は少なめに。1滴でも十分だと思います。
5 容器の植物油との境目が白っぽくなってきたら、リップケースに流し込みます。
リップケースの表面が少し盛り上がるまで注ぎます。
6 リップケースに入りきらない分は、クリームケースに注ぎます。
7 熱が冷めてきたら、リップクリームは1時間ほど冷蔵庫で冷やします。
これで出来あがり ♪
ポイント
● クリームケースに入れた残りのリップクリームは、指にとって唇につけてもいいし、ハンドクリームとしても使えます。
● みつろうが溶けたように見えても、しっかりとかき混ぜておくことがクリームを上手に作るコツです。
● 作業中にみつろうを入れた植物油が固まってしまったら、再び湯せんにかけて加熱すると液体に戻ります。
みつろうの代わりにワックスで作る場合
みつろうの代わりにキャンデリラワックスで作ることもできます。
キャンデリラワックスはみつろうよりも溶けやすいので、初めてでも作りやすいリップクリームです。
作り方は「みつろうリップクリームの作り方」とほぼ同じで、材料だけ異なります。
材料(2本分)
キャスター油 小さじ×1(5ml)
ホホバ油 小さじ×1(5ml)
シアバター 小さじ×1
キャンデリラワックス 小さじ×1
精油 1~2滴
作り方
1 耐熱容器(ビーカーなど)に精油以外の材料を全部入れて湯せんにかけます。
2 バターとワックスが完全に溶けたら、湯せんからおろしてよくかき混ぜます。
3 精油を1~2滴落として、よくかき混ぜます。
4 リップケースに流し込みます。
リップクリームや口紅は、口の中から直接からだの中へ入るものだから、材料(特に精油)は100%ナチュラル成分のものをおすすめします。
市販のリップクリームは石油由来の合成成分がほとんどで、バラペンなどの防腐剤も含まれ、アレルギーなどを引き起こす原因にもなります。
ハンドメイドのみつろうリップクリームなら、自然素材100%のオリジナルクリームが作れるので、体にとっても安心です