「半沢直樹」を初めて見た

今日（8/25）、兄のススメで初めて「半沢直樹」を見てみた。
久しぶりにのめり込んでしまった。

半沢直樹演じる堺雅人さんのような甘いマスクを持った人が、啖呵きって怒鳴るのは見てて気持ちがいい。

仕事の上で面と向かって人との衝突を避ける傾向が強くなってきた最近の日本。本当はぶつかったり、半ば喧嘩越しの意見の交わし合いでもしないと、大事な物が見えて来ない事だってあるのに、いつの間にか元気がなくなってしまった。

自分なりの意見があるように、相手にもその人なりの意見があるのは当然であり、時には互いの意見が合わない事だってある。どちらかと言うと合わない事の方が多いかもしれない。

そこを我慢するか、無理矢理自分の意見を通すか、あるいはとりあえずその場をなんとかやり過ごすかは人それぞれだったり、時と場合にもよる。

堺雅人さんがインタビューの中で、「半沢の真似はあまりしない方がいいかもしれない。半沢の場合は極端だから、そのままやるとクビになっちゃうかもしれない」と語っている。確かにそうかもしれない。

でも、もし半沢直樹ほどの信念があって自分のやるべき事から逃げず、何の為に仕事をしているのかを自覚しているのであれば、そういう人をクビにするような会社はあまり見込みがない。

たとえクビになっても、運命がその人の進むべき道を修正しようとしているのである。

でも男っていいな。一度ガツんとやりあえは、後腐れなくスッキリすることもあるんだろうな。男に生まれればよかったよ～