桜の腹黒日記

ヲタ日記。毒吐きまくり。嫌な方は回れ右!責任は持てません!
…更新不定期中。遡ってふいにアップしてたりします。

坂本真綾 LIVE TOUR 2011 "You can't catch me"

2011-06-15 | お出かけ

桜がどんだけハイテションだったかは、同じ趣味のO様とツイッターをご覧になった方はよくわかると思います(汗)
とにかく、ありえないテンションで潜入しました(笑)

本当は震災後、すぐだったんですが、延期になってました。
中止になるか振り替えになるか発表されるまで、本気で泣きそうになってました。
やっと、せっかく、いけるのに……
真綾ちゃんは、もともとライヴが怖いとか、MCが苦手ということで、曲数、アルバム数を考えるとおかしいくらいライヴをしないので、ファン歴15年近くな桜ですが、実は1度も真綾ちゃんのライヴ行ったことなかったです。
上京するのも簡単ではないので。はい。
その真綾ちゃんが、在住地に来るというのですから、もちろん、気合いを入れてチケットを取ったわけです。
ハラハラしましたが、なんとか振り替えという形でライヴが決行になって、本当によかったです。
まぁ、まさか、平日の17:30開場、18:30開演なんて思ってませんでしたけどね……
いや~、社会人にはかなり厳しい日程でしたよ、本当。
通常通りだと間に合わないので、早番の同僚にシフト替わってもらいましたよ。
仕事を時間ピンであがり、ダッシュ!!しまくって18時前には到着しましたが、すでに自分の番号より100番後まで入場してました(涙)
やっぱり、有給とればよかったと後悔。
中に入ってさらに後悔。
もう、ぎっしりだったよ。
くぉぉ、みんな気合いが違うな!負けたぁぁ。

開場はzeep。
1階は2/3が指定席で、1/3がスタンドでした。
2階は指定席。
私は、もちろん……スタンド(涙)
しかも、開場から30分もたってから入ったので、前になれるはずもなく、後ろのほうでした。でも中央寄りはキープ!
後ろはミキサーさん。
さらには、ラッキーなことに人の合間、合間をぬって、ステージの真綾ちゃんがばっちり見える位置!!
そして、私は割合に背が高い+5センチヒールのサンダルをチョイス!
おかげで170近い長身に(笑)
まぁ、見えるよね。

平日だし、時間も早めなので、埋まるかちょっぴり、心配してましたが、そんな心配は全くなかったです。すみません。ファンの熱意を侮っておりました私。
あと、ファン層がすごかった!
なにがって、男女の比率が半々なの!見事なほど。
個人的にはこんなにも偏りのないライヴは初めてでした。
大体、絶対、どちらかの比率が高くなるんですが、私から見える限りでは、どちらが多いということではなく、本当、半々って感じでした。
年齢層も下は10代、上は50代位の人まで様々。
改めて真綾ちゃんの人気というか、真綾ちゃんの歌う歌の不変性みたいなのを感ました。
どの年代の誰が聞いてもわかる”良さ”ってすごくないですか?

なんてことに感動してるうちについに時間が……

ステージに薄布が垂れ下がっていて、スクリーン代わりになってるところに、今回のキービジュアルになってるバスの映像が。
(このOPは色々な事情から初めの2公演以外ではやってなかったそうですが、復活!いえ~い。)
影絵みたいになってる映像が可愛かったです。
そして、布が落ちて…

『etermal return』

うわ~~~!!!
そこから3曲くらい続けて歌ってくれました。(たぶん、アルバムの順番だったと思います。)

……が、すみません、曲順が全く頭に入ってません(涙)
自分でも愕然としたのですが、いつもエンドレスでミニアルバム含めた12枚分を垂れ流し(苦笑)で聞いてるもので、歌は歌えるんですが、曲名を全く覚えてない私がいました。
ということで、その辺の詳細説明は諦めて下さい。

記憶力を振り絞りますと……
 
アルバム『You can't ca ch me』は、全局歌ってくれた…はず、たぶん。
あとは
ピース・ボクらの歴史・約束はいらない・孤独・風待ちジェット・Remedy・Get No Satisfaction!・カザミドリ・マジックナンバー・everywhere・ユニバース・光あれ・ポケットを空にして・やさしさに包まれたなら

これ以外に2曲ほど、かなりうろ覚えの曲があったので、私が唯一所持してないアルバム「夕凪ループ」(どうにも好きになれなかった。)からだと思います。
他にももう何曲かあったはずなのに、思い出せないぜ(涙)

真綾ちゃんがMC苦手とか、MCなしのライヴにしたいとか、以前インタビュー映像で見たことがあったんですが、今回、しみじみ実感。
だって、最初の3曲歌って普通ならそこで
一息つくためにも、短いMC入るじゃないですか。
ところが、「こんばんは~。坂本真綾です。」だけで、はい、次の曲…ですよ(苦笑)
ええ~~~!続けちゃうんだ!とびっくりでしたわ(笑)
そんな感じで、どんどん、歌っていっちゃうの。
マクロスビートだったわよ。
正直、最初に3曲くらいまで若干高音でかすれるところがあって、調子悪い?と心配してまいたが、一息(本当、名前言うくらいの一息)とった後からはエンジンがかかってきたのか、その後は問題なく、それどころか、後半になればなるほど、伸びやかでした。

衣装は最初が、赤のわさっとしたやつ(笑)。すみなせん、ちょっと変わったデザインで上手く伝えられません。でもライヴツアーのレポにその衣装の載ってます。
アルバム『You can't ca ch me』含めた数曲を歌い上げたあと、衣装チェンジ。
今度は茶の全体にプリーツあのある長袖ワンピ。
ハイウエストで幅広の大きな黒いリボン。
この衣装に替えてからはバラードが続きました。
最後は水色がメインになってるサテン系のてかっとしたノースリブなミニワンピ。
ここからはポップで元気な励ましソング的ナ曲が続き、真綾ちゃんが跳ねる跳ねる(笑)
アンコールはライヴTシャツの白と黒を半分ずつを縫い合わせたオリジナルTシャツに黒白ストライプ(だったはず)の膝うえちょっとくらいのふんわりスカート。
アンコールのラストは『ポケット空にして』を皆で大合唱しました。

everywhere・ユニバース・光あれ
この3曲は号泣ソング。
もう、聞いてるだけで涙が…。
私だけか?と思ったら、ところところで鼻をすするような音が。
どうやら私だけでなく、この曲で涙ぐむ人は多かったみたいです。
本当、みんなが聞き入っていた。

ライヴで印象の変わった曲→eternal return ・ 秘密 ・ キミノセイ ・ 風待ちジェット
正直、今回のアルバムは何回聞いても、いまいちまとまりがなくて、なんとな~く、曲もそれほど好きになれなかった感があったのですが、生で歌うのを聞いて、いきなり好きに変わりました。
そんくらい、なんかパワーが真綾ちゃんから。
真綾ちゃんが何かを伝えようとしてるのだけは、すごく感じてたのですが、それは途中途中で語られるMCを聞いてすごく納得しました。
特に「秘密」はリード曲だったのに、どの辺が?とかなり思っていたのですが、せっかく柴田淳さんの曲なのに…とか、まぁ、結構不満の多い曲だったのですが、すみません、生は違いました。
生になるとメッセージ性というか、言葉の一つ一つが鋭くて、どきっとしました。
『キミノセイ』も生だと爽そうな感じでありながら、とても力強い曲でした。
なんか、こう、背中を押されるような。
『風待ちジェット』は胸が熱くなりました。
この曲の前にMCがあって、ツアー最終地となった、そして震災で大変な状況になてしまった東北に全国の皆から沢山沢山”想い”を預かってきたよ。だからそれを置いていくね…という話しを真綾ちゃんがされてて、風待ち~のサビで「手を、手を繋いで♪」と歌詞にあわせて沢山の”手”が真綾ちゃんに向かって伸ばされました。
その手に平をあわせるように、真綾ちゃんも手を客席に向けて伸ばしていて、もちろん本当に触れられるわけではないけれど、その手の平から、たくさんの思いや励ましが注がれているみたいで、客席から伸ばした沢山の手がソレをしっかり受け止めているように見えました。
感動しました。
思い出すとまだ不思議な気持ちになります。

曲もですが、MCにも何度も涙しました。
このツアーを続けるにあたって、真綾ちゃんが、すごくすごく悩んだことや葛藤…正直に話してくれました。
宮城のファンから貰ったメッセージのこと、震災で感じたこと……
個人的にはどれも共感し、胸を打つものでした。
一人で大きなことはできないけど、隣りの人の手をとることはできる、そしたらその隣りの人は、さらに隣りの人の手をとればいい、そうやって繋いでいくけば、いつか、遠くまで届く…みたいな事を話されてて。
あとは、震災を知った後では自分たちが普通に食べたり、何かを楽しんだりすることに罪悪感や後ろめたさを覚えるけど、だからといって全て自粛するのは違うと思う、人を、誰かを支えるということは支えられる側よりもっとパワーが必要なんだから、そのパワーをためるために楽しいことを楽しいと感じることは必要だと思う…といったことを話されてました。
これは一部ですが、本当に素敵な言葉の数々でした。
もちろん、重い言葉だけでなく、旅の思い出とか、美味しいすし屋さんの話しとか(笑)
しゃべりだすと止まらないと自分で笑ってましたが、中盤からは本当、いろんな話をしてくれました。

あとは何処よりも早くファースト&ラスト写真集の告知がありました(笑)。
苦手だから、もう出さないって、そのタイトルはどうですか!(笑)
本来は今回のツアーは記録に残す予定ではなかったので、まぁ、びっくりな展開。
本人も驚きの展開。
それだけ、震災で色々と思うところがあったようです。

充実の3時間でした。
てか3時間って、ジャニ並(笑)

私の周辺は、どうも年季の入ったファンばかりで(←お前もな/苦笑)、もうみんな踊る踊る。
私も力の限り歌って踊ったわ(笑)
申し訳なかったのは、うちの前にいた娘さん。
なんだか、途中から後ろにドンドン下がって来られて、後ろがない私に何度か叩かれました。
叩く気はなかったのですが、こちらが腕をブンブン振り上げたりしてるところに下がってこられるともうどうしようもない。
一緒にノリノリだったら、きっとぶつからなかったんでしょうが……
すまんなぁ、ライヴはのらないと損だと思ってるんだ俺。

楽しいライヴでした。



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